唯一の自慢とたいそうなものでもないが、割りと早起きである。 最近は4時前後には起きるようにしている。出勤まではまだ3時間近くある「ひとりの時間」の至福さは何にも替えがたい。 朝4時前というのは深夜と朝の間の微妙な時間である。昔、歌うヘッドライトで「今起きた人と昨日から起きている人のクロスオーバーする時間」と言ってたっけ。言い得て妙。 そんなわけで。 今日、走れ歌謡曲で「デンセンマンの電線音頭」がかかった。 何年ぶりかに聴いた「人の迷惑かえりみず…」というベンジャミン伊東の素晴らしきMCが実にグルーヴィだ。顔を洗ってる蛇口を止めて思わず聴き入ってしまった。 しかも、驚くなかれ、この時のラインナップは双頭とも言うべきサムクック、いや違った、小松政夫を擁していたのである。当時何かちょっと抵抗があった小松政夫も今思えば相当な天才、いや親分さんだったと今更のように思う。 早朝にまったく場違い的な狂乱