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ブックマーク / peacemedia.jp (4)

  • 『詩の生まれる場所』 竹村正人 第9回 就活

    〈人間〉はつねに加害者のなかから生まれる。被害者のなかからは生まれない。人間が自己を最終的に加害者として承認する場所は、人間が自己を人間として、ひとつの危機として認識しはじめる場所である。 ―――石原吉郎 経済不況、歓迎だ。だが貧困のもたらす受動的な紐帯が自由を保証するわけではない。被害者意識から抜け出すためには貧乏人として生きること、いわば紐を結び直す能動的な契機が必要だ。 貧乏人とは、あくせく働いて消費することの虚しさに気づいた者であり、収入の高低は関係ない。われらはともすれば他人を出し抜く競争に励んでしまうが、反貧困も外国人排除になっては意味がない。被害と加害は流動的だ。 逆に金持ちも貧乏人になりうるし、敵の土俵もお祭り広場にできる。それには六木ヒルズを鍋会場にするようなまぬけさが必要だ。「高学歴ワーキングプア」だって連呼すれば「高学歴ワーキングパワ」になる。君も加害者になる就活な

    『詩の生まれる場所』 竹村正人 第9回 就活
    gnarly
    gnarly 2009/07/20
    "反貧困も外国人排除になっては意味がない.被害と加害は流動的だ./君も加害者になる就活なんてさっさとやめて履歴書を便所にしてしまおう."
  • 外国人排斥を許さない6・13緊急行動への参加・賛同の呼びかけ 2009年6月13日(土)京都

    Join a 6.13 Emergency Action No to ForeignerOstracism and ZaiTokuKai 6月13日にデモを企画しています 【関連サイト】 外国人排斥を許さない6・13緊急行動 http://613action.blog85.fc2.com/ 音楽あり踊りありシュプレヒコールありのデモです。 在特会の主張に違和感を持つ方は、その気持ちを表現するために是非!是非!ご参加下さい。一人でも多くの方の参加が当に必要です! 当日の参加が無理な方は、匿名でも構いませんので賛同をお願いいたします!(↓当日のスケジュール、賛同の送り先は下の方にあります↓) 2009年4月11日埼玉県蕨市で、不法滞在を理由として両親が強制送還され、日政府により家族と別れて暮らすことを強いられた中学生のカルデロン・ノリコさんの自宅・学校に押しかけるという卑劣なデモがありまし

    外国人排斥を許さない6・13緊急行動への参加・賛同の呼びかけ 2009年6月13日(土)京都
  • 「遊んでないで真面目に仕事を探せ」 Union Extasy リレーエッセイ 第6回

    K: ストライキ(京大時計台前のクスノキの下で座り込み)をはじめて、ちょうど3ヵ月ですね。 M: 風呂入りたい。昨日「沖縄カフェ」という企画で、辺野古の座り込みの映像見てたんだけど、やっぱり「風呂入りたい」言うてた。 K: 座り込むこと、カフェをすること(オープンであること)、これは何が大変かってうまくいえないけれど、 M: とにかく「ずっといる」ことが大変。ひとつ所にいて動くな、というのはなかなかの修行ですよ。なんだか人格が高まってきたような気がする。 K: 人格? M: いえ、なんでもないっす。あと、一日中ずっと人に見られてるのが……。 K: 見られるように、目立つようにつくったんだけどね、そういや、石垣カフェもそうだったんですよね、まさやさん。いや、あんたは座り込みの天才です。それはこの3ヵ月でよくわかった……いま私はキョートット出版の新刊の準備で忙しくて……。 M: できあがるのが

    「遊んでないで真面目に仕事を探せ」 Union Extasy リレーエッセイ 第6回
  • 金子監督のお父さんのこと、そしてストのこと Union Extasy リレーエッセイ 第5回

    私の好きな映画に、金子修介監督「宇能鴻一郎の濡れて打つ」というのがあるのだが(これは傑作!)、この金子監督の父親というのが変わった人で、いつもスーツの上に「アメリカはベトナムから手を引け」と大書したゼッケンをつけて、毎日、電車通勤していたそうだ。私がなんらかの政治的(?)アクションを起こそうとするとき、なぜかいつもこの人のことが思い浮かぶ。 それはたぶん、「ひとりであること」を決しておそれないということ、たとえ人から白い眼で見られようとも自分なりのスジを通すことであって、それは大衆の支持を得るとか得られないとか、政治的実効性を持つとか持たないとかいうこととは関係がない。 私はいまこの原稿を、朝5時、京大時計台前のクスノキの下に張ったテントで書いている。私たち2名の始めた泊まりこみの無期限ストライキ(首切り職員村)は今日で13日目に突入し、今後の見通しも立っていない。 私たちの主張は、京大が

    金子監督のお父さんのこと、そしてストのこと Union Extasy リレーエッセイ 第5回
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