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ブックマーク / www1.odn.ne.jp/~cex38710 (3)

  • 近況9

    めったに更新しない(だろう)近況 (文中で、野宿者問題の授業に関して「いす取りゲーム」と「カフカの階段」の譬えがどうだ、とよく書いていますが、それについては「いす取りゲームとカフカの階段の比喩について」を参照してください。) ■2006/8/24■  第37回部落解放・人権夏期講座 この講座に「野宿者問題をどう教えるか」というタイトルの講演をやってきました。 関西に住んでいるけど、高野山はまったくの初めて(ちくま学芸文庫の「空海セレクション」を読んで驚嘆したこともあって、一度は行ってみたかった)。 南海線で1時間半かけて極楽橋駅に行き、こういうケーブルカーに乗る。 こういう景色の場所に出て、 こういう講堂で話をする(講演者のうしろは空海の像)。 用事をすませて電車に乗って2時に着いて、3時から話をして、明日早朝から用事があるので5時半に帰った。高野山に来ても、観光はゼロ!

    gnarly
    gnarly 2006/09/05
    =>"2006/8/10 解消すべきは、「野宿」ではなく「構造的貧困」(経済的・関係的な)である(「現代思想」の「ホームレス」特集を読む)"
  • 文書Ⅰ─1990年10月2日「暴動」

    この日夕方、7時からの予定の越冬実行委員会会議を前に西成署の横を通ると、20人弱ぐらいの人がワイワイ言っていた。なんだこれとは思ったが、そのまま釜ヶ崎キリスト教協友会の施設の一つにコピーかなんかの用事があって行ってしまった。だが、その30分後くらいの帰り道では、その西成署横の人の数が100近くになっていて、もはや「騒然」という雰囲気になっていた。あとで知ったのだが、釜ヶ崎では顔なじみの(「わんがうまりあ沖縄」で知られる)富村順一さんの飼っていた犬が西成署員に噛み付いたとかで、騒ぎになっていたわけだ。 そもそもその日の朝刊には、西成署防犯課の刑事が暴力団からの賄賂を受けていたことが発覚して逮捕されたという記事が載っていた。要するに、暴力団対策の刑事が賭博捜査の情報の見返りに金をもらっていたということである。これはもちろんとんでもない話だが(でもこれは多分全国でいわゆる氷山の一角なのだろうが)

  • 野宿者問題の授業 : 野宿者がよく言われるセリフ

    この設問は、もともと野宿問題の授業前に、生徒に対して使うアンケートとして考え出した。 野宿者について生徒がどのような考え方をしているかを探ることを目的の一つにしている。 実際の狙いは、こうした「野宿者が(一般の市民から)よく言われるセリフ」を通して、近代の市民生活を成立させる3つの枠組みを浮かび上がらせることにある。この3つの枠組みが、野宿者に対する偏見・差別の多くを生み出している。 ■野宿者がよく言われるセリフ(あなたはどう考える?) 1・ 公園や路上などの、みんなで使う場所にいるのは迷惑だ。 2・ 仕事をしようともしない。働けばよい。 3・ 努力が足りなかったのではないか。がんばって仕事して貯金していればこんなことにはならなかったのではないか。 4・ 福祉とか、困った人が行くとこがあるのではないか。 5・ 家(実家など)に帰ればいいんじゃないか。 ■以上の「野宿者がよく言われるセリフ」

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