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ブックマーク / x51.org (5)

  • X51.ORG : 四肢切断を望む人々 ― 身体完全同一性障害とは(2)

    【ABCNews/etc】カールには両脚がない。しかしそれは、事故や病気による切断でも、先天的な欠損によるものでもない。彼は自ら望んで、両脚を失ったのである。 ― 今から6年前、カールは駐車場に止めた車の中で、ひとりドライアイスを見つめていた。「最初におが屑と粒状にしたドライアイスを混ぜて、バケツに入れました。バケツは炭酸ガスで満たされて、零下79度まで低下しました。」それから凡そ45分間、カールは両脚を冷え切ったバケツの中に浸し、更にバケツが一杯になるまでドライアイスを注いだ。「それから更に6時間、上からドライアイスを注ぎながら足を冷やし続けたんです。」大学で化学を専攻していたカールにとって、これら手順を調べることは簡単なことだった。 「どのくらいの温度でどれくらいの時間冷やせば、足を凍らせることが出来るか、はじめに念入りに調査しました。6時間も冷やせば、完全に足を凍らせることが出来ると

    gnarly
    gnarly 2006/05/05
  • X51.ORG : すべてが過去になる ― クロニック・デジャヴとは

    【TheReporter】デジャヴ ― 新たな経験であるにも関わらず、既にそれを経験したという感覚 ― これは誰しも一度は体験したことがあるのではないだろうか。しかし多くの場合、デジャヴはそれが余りにも一瞬の出来事であることから、心理学者達はその研究を行うことをほぼ不可能であると考えてきた。しかし近年、このデジャヴを瞬間的なものとしてでなく、慢性的に感じ続けている人々が存在することが明らかになったという。そうした人々にとっては、日々の生活における、あたかも全ての体験が、デジャヴ ― 既知/既視感と共にあるというのだ。そしてこの度、このクロニック・デジャヴ(慢性デジャヴ)を持つ人々を対象に、科学者らは新たなアプローチでデジャヴの研究を開始したという。 研究を行うクリス・モーリン博士が、このクロニック・デジャヴを持つ人にはじめて出会ったのは、記憶障害のクリニックであるという。「ある男性がクリニ

    gnarly
    gnarly 2006/02/03
  • X51.ORG : 九千冊の本を暗記する男 ― サヴァン症候群とは

    【Guardian/MSNBC/etc】サヴァン ― 賢者、知識人、或いは天才といった知的な意味を持つこの言葉が、奇妙な症候群の名として、初めて報告されたのは1887年のことである。命名者のJ.ランドン・ダウン博士は、その報告の中で、かの膨大な「ローマ帝国衰亡史(エドワード・ギボン)」を一字一句違わずに諳んじ、更には全く逆から読んで見せる常軌を逸した記憶力を持つ男の話を、驚きと共に記している。そしてダウン博士は、これらの人々 ― 特に子供に多い事を博士は指摘している ― が、ある部分において常人には及びがたい才能を発揮しながら、一方で、共通して何らかの精神的、知的障害を抱えていたことから、こうした特徴を持つ希有な人々を、「イディオ・サヴァン(=白痴の天才)」と呼んだのである。そして現在でも、一般に「サヴァン※」と呼ばれる人々は、自閉症や、発達遅延といった何らかの障害を抱えているにも関わらず

  • X51.ORG : 四肢切断を熱望する人々 - 身体完全同一性障害とは

    【NYTIMES/etc】数年前のある日、米ニューヨーク、コロンビア大学の精神医マイケル・ファースト氏のもとに、片足の男が自分で車を運転してやってきた。当初ファースト医師は、男の行動を大したものだと感心したという。"自らのハンディを克服して、片足で自立的に生活しているのだろう"、そう考えたのである。しかしそんな博士の思惑は直後に翻されることになる。男は、その足を事故などで失ったのではなく、自ら望んで切り落としたと医師に告白したのである。そして男は続けた。"もう片方の足も全く健康で問題はないんですが、どうしても切り落としたくて・・・"。 その後、ファースト医師はこの男性の心理状況について調べはじめ、やがてある障害に行き当たった。それは現在、身体完全同一性障害 - B.I.I.D(Body Integrity Identity Disorder)と呼ばれる、健康な人間が四肢切断を望むという全く

  • X51.ORG : 世界初のサイボーグ人間が誕生 米

    【Local6】このほど、米シカゴにて、世界初となるリアル・サイボーグ(バイオニクス・マン)が誕生したとのこと。サイボーグとなったジース・サリヴァン氏(54・写真)は以前、作業中に電線に触れて大やけどを負い、両腕を失った。しかしシカゴの医師トッド・クイケン氏は今回、人体の四肢と同じように思考するだけで動かすことが出来る義手を開発、それをサリヴァン氏の胸部の神経と接続し、サリヴァン氏は世界初のサイボーグとして腕を取り戻したのである。 「例えばジース氏が腕を曲げようと思考するとします。すると発せられたパルスはトランスミッターに拾われ、彼の腕へと信号が送られます。そして彼が考えた通りに、腕は動くわけです。」 報告によれば、サリヴァン氏の腕は360度回転させることが出来るという。また思考してから腕を動かすまでには数秒を要し、更には義手の指の中には小さなチップが埋め込まれ、それを通じて温度や触覚を感

    gnarly
    gnarly 2005/06/28
    もう少しだけ長生きしてみるか
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