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ブックマーク / yukuri.exblog.jp (8)

  • 帰ってくる人 | ホームレス文化

    東京都が行った施策で、ホームレス地域生活移行事業というものがある。都内の大きな都立公園(新宿中央、戸山、上野、代々木、隅田)を皮切りに、中小の区立公園(宮下、紅葉山、隅田川沿い)などに小屋を建てているホームレスを対象に、都が借り上げた民間アパートに月3千円で入ることができるという施策。公園のテント小屋が激減したのは、この施策のためである。ただし、いつまでも月3千円ではなく、原則2年間。それで、経済的にやっていける人が少ないと分かって、1年延長した。(しかし、中小公園は、延長なし、の条件だという話だった。どうなっているのだろう。)。そして、ぼくの公園から事業にのってアパートに入った人たちも、そろそろ全員が3年になろうとしている。 ぼくが、知っている範囲で、アパートを出て路上に暮らしている人は8人になる。もちろん、ぼくの知らないところでアパートを出た人はもっといるだろう。そして、これからも増え

    帰ってくる人 | ホームレス文化
    gnarly
    gnarly 2009/01/26
    ホームレス地域生活移行事業その後 "なぜ、路上なのかといえば、アパートに入る時に、もう公園にテントを張りません、という誓約書を書かされているし、"
  • 大坂 長居公園滞在記 | ホームレス文化

    僕は、1月21日のプチ大輪祭りから、2月5日まで、数日を除いて、長居公園のテントの一つに泊めてもらっていた。だから、行政代執行当日のことと共に、それに至るまでの数日の思い出を書きたいと思う。 まず、初日のプチ大輪祭りに驚いた。アンプやドラムセットで、けっこうなデカイ音を出してライブをしていた。それも、テントの横の小さな広場で。ぼくらもテント村演芸会などをやってはいるが、こんなテントのそばではやらないし、村内ではそれなりに音を出さないように気を使っている。村の一体感がないと出来ないことである。プロパンガスも、公然と使うのは難しい。でも、長居では管理側もとりあえずは、見ぬふりをしている。もうすぐテント村がなくなってしまうからかなぁ、と思うと、逆にさびしい気もした。そして、着物の女の子が狂言まわしのように、声をかけて、芝居が始まった。待ってました、とばかり、ぼくはかぶりつきに座った。いやぁ、 面

    大坂 長居公園滞在記 | ホームレス文化
  • 新しい村 | ホームレス文化

    移転が終わり、みなが新しい生活をはじめました。あちこちで新たな隣人と話している姿が見え、アパートに移っている人たちも、友人がどこに移ったかを探しに訪れています。日記を書いていて分かったけど、一日に起こる出来事が、前に集住していたときと同じように多いから、書くのに時間がかかる。いまのところ、村はいい感じです。そして、この移転に際して、これまでの住人の知恵と知識をたくさん知る事ができた。なにげなく見えるこのテント村の有様、レイアウト、細部には、培われたテント村の暮らしのエッセンスが詰まっているのである。 ・ケヤキの木の下は、枝が落下するから危ない。落葉が多く、掃除が大変。しかし、冬日当たりがよく、夏木陰になるということでは、いい木である。 ・土台に土を盛る場合は、しばらくおいておかないと沈んでくる。雨が降ると固まる。 ・(キャンプ用の)テントを張る時は、ゆるめに張る。止め具を一部外しても良い。

    新しい村 | ホームレス文化
  • 仰天!テレビ、そして、仰天!北野大、他 | ホームレス文化

    4月20日テレビ朝日「ワイドスクランブル」(昼の番組)でエノアールと私のことが放映された。コメンテーターの話を入れると20分くらい。それについての見解を書きます。 まず、取材は、17,18,19日に行われ、制作会社ではなく、番組のディレクターがおこなった。最後の日の数時間がレポーターをまじえての取材になった。 エノアールの部分のタイトルは「仰天!ホームレス画伯の珍生活」。これは、新聞の番組欄にのっていたもの。これは聞かされていなかった。仰天したのは、こっちである。 VTRの内容で、おかしい、と思ったのは以下の点。 1、エノアールを一緒に運営している女の人の取り扱い方。 彼女は、まず、なにより、主体的に公園での生活を行っている。経済的にも、ぼくに依存しているわけではない。そして、絵をかく会や、女の人のためのティーパーティなど、を主催している。VTR上の取り扱いは、そのような紹介ではなく、「彼

    仰天!テレビ、そして、仰天!北野大、他 | ホームレス文化
    gnarly
    gnarly 2006/05/02
    [] 影響力を承知で他者の生活のありようを矮小化して伝えるメディア だからテレビを観なくなる
  • 森の中の生活 | ホームレス文化

    森というのはおおげさか、でも林よりは緑は濃い。ここの生活で、出会う虫や動物たちのことを書いてみたい。野生たちは、大量発生しがちである。おそらくは、ここの生態系が人工的だから。 なめくじ いきなり、なめくじ、はきつい人もいるかもしれないが、梅雨の時期を中心に、こいつらには、悩まされる。後述する、ネズミ、とかは、見ようによってはかわいい。しかし、なめくじ、をかわいいと見るにはかなり修練が必要だ。とにかく、大量である。例えば、炒め物をしてべる段になって見てみると、フライパンの中にナメクジが2匹縮んでいる。これは、いつのまにか頭に付着したナメが、落下したものに思われる。油断できない。洗った器の裏にナメクジがいる。履こうとしたサンダルにいる。(踏むと悲惨だ)。どこからともなくテントに入ってくる。人によっては、小屋のまわりに塩をまいている。しかし、切りがないのだ。 カエル この子らも、大量発生する

    森の中の生活 | ホームレス文化
    gnarly
    gnarly 2005/12/11
    てつヲさんのお誕生パーティー行きそびれちゃった ごめん 残念
  • ホームレス文化 - なぜ、だれもホームレス生活の豊かさを語らないのか?

    ぼくは、ここのブログで、今あるホームレス生活の豊かさや可能性をかいているが、今まで、そのような言葉が公の場で語られるのを聞いたことがない。何かので、吉隆明が上野のホームレスの暮らしぶりを良い印象で述べているのを読んだことがある、くらいだ。「こじきは3日やったらやめられない」というのは微妙なところだが、人間のだらしなさへの揶揄として使われることが多い。(ただ、誰もいないというのは、ぼくが知らなかったり、または、言おうとしている人は知っているので、言いすぎです)。ホームレスを巡っては、1、当事者2、支援団体3、行政4、一般市民5、マスコミが、語っている。ぼくが、思うに、これらの人たちは、ホームレス生活の豊かさを語ると困ってしまうから、語らないのである。それは、あまり求められていない話なのである。 1、当事者 一般の生活が出来なくなり仕方ないという理由で、公共地を占拠するのを大目に見られてい

    ホームレス文化 - なぜ、だれもホームレス生活の豊かさを語らないのか?
  • よくないことも、ある | ホームレス文化

    ここには、ホームレス文化の可能性を、なるべく大きな射程で、自分なりに翼を大き く広げるように、書いていこうと思っている。だから、ここに暮らして感じるマイナスの 面は、あまり言及してこなかったけど、可能性をせばめているものも、可能性を語るにあたって、避けて通れない。 1、しきる 現在、ぼくが住む公園は、大きく4つの居住場所に別れ、その中でもグループにゆるく分かれているが、いわゆる仕切っている人というのは、いないのではないかと思う。特権的人物はいないようだ。皆、まぁまぁ、対等に付き合いをしていると言っていい。ぼくが、暮らし始めた3年ほど前には、仕切っていると自称している人もいた。といっても、それほど干渉してくるということもなく、それなりに人望がある人で、問題がないかを気を配っていた。後から、その人のことを悪くいう人もあったが、損得ぬきで人のためなこともする時もあっただろう。テント村内の政治的な

    よくないことも、ある | ホームレス文化
  • http://yukuri.exblog.jp/1216290/

    gnarly
    gnarly 2005/07/09
    "エノアール・カフェ@代々木ブルーテント村"に行くなら今のうち、毎火曜午後やってる
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