1月12日の深夜、「NNNドキュメント’14」で放送した番組は視聴者に衝撃を与えた。 モノクロながら、画面に大映しにされたのは、 手や足がなく、金属状の義手や義足をつけた人、両目がない人の目のアップ、ただれた口元などなどだ。 50年あまり前の1963年8月16日に放送された日本テレビの「ノンフィクション劇場」というドキュメンタリー番組枠で放送された作品の再放送。制作したのは昨年1月に死去した映画監督・大島渚だった。 その作品そのものをくるんだ形で、 「NNNドキュメント’14 反骨のドキュメンタリスト 〜大島渚 『忘れられた皇軍』という衝撃」として番組で放送したのだ。 『忘れられた皇軍』は、フィルム時代の伝説的なドキュメンタリーとして知られ、私も名前を聞いたことはあっても実際に見るのはこれが初めてだった。 大島渚といえば、テレビのスタジオで怒っている姿が印象的な人物だったが、このドキュメン
スタバ図書館で有名な佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長が、市の職員がウイルスに感染していると忠告してくれたユーザーに対して、『Facebook』上で「ひまじんうんこ」と侮辱していることが分かりました。 話の流れとしては、今年9月に市職員の森一也氏が『Gumblar』ウイルスに感染する、もしくはアカウントを乗っ取られるなどして『Twitter』のフォロワーに対してウイルスに感染するページへ誘導するダイレクトメッセージ(DM)を送りつけました。 ICT先進自治体 武雄市の職員からDMでマルウェアのリンクが届いたよ - Togetterまとめ 市職員はウイルス感染を否定するも証拠キャプチャありその後、DMを送られたユーザーが「ウイルスに感染しているのではないか」と連絡を取ったところ、森氏はこのことを今月28日になってFacebook内にて「からまれた」とオープン愚痴。 森 一也 - 小職も今年Twitt
医療法人徳洲会を巡る選挙違反事件で、東京拘置所に勾留中だった被告人の弁護人が、担当検事の取調べにクレームを付けた。 その内容は、夜半、取調べを拒否する被告人との間で取調べの機会を得るべく、担当検事が「弁護人との接見」を装い、拘置所職員をして被告人を独居房から連行させ、だまし討ち的に取調べを強行したなどというものだ。 東京地検特捜部は「指摘のような違法な取り調べ等を行ったことはないと承知している」と述べている。 問題の所在 確かに、起訴した後、新たな証拠が出てきたなどの理由により、なお被告人の取調べが必要となる場合もある。しかし、既に起訴を終えている以上、勾留中であるからといって被告人には取調べに応じる義務などないから、取調べはあくまで被告人の任意の意思・承諾に基づかなければならず、事前に弁護人にも告げてその了承を得ておくべきだろう。 取調べの内容も、基本的には起訴された事件以外の余罪などに
PC遠隔操作事件で起訴後も勾留が続いている片山祐輔氏は、今もなお、弁護人以外とは誰とも面会できない「接見禁止」の状態が続いている。家族とも会えず、手紙のやりとりもできない。これに対し、弁護団は接見禁止決定の取り消しを求めたが、東京地裁刑事14部(藤原靖士裁判官)は、「現行法に被告人や弁護人が接見禁止決定の取り消しを請求できる規定がない」として、請求を棄却。これに対し、弁護側は「法律家の悪しき形式論だ」(木谷明弁護士)として、近く異議申し立ての準抗告を行う。最終的には最高裁の判断を求めることが予想され、事件そのものとは別に、被告人の面会の権利を巡る司法判断が注目される。 異議を申し立てることすらできないのか木谷弁護士は、後輩である東京地裁裁判官の判断を「情けない」片山氏は、今年2月10日に逮捕されてから、捜査の間、ずっと身柄の勾留と接見禁止が続いた。捜査は6月28日に終結。だが、その後も勾留
猪瀬直樹都知事が徳州会から5000万円を受け取った問題で、辞任に追い込まれた。猪瀬氏と徳州会の徳田虎雄氏をつなぎ、現金の返済場面にも立ち会うなど、この問題のキーパーソンである一水会代表木村三浩氏に話を聞いた。 ーー猪瀬直樹氏と知り合ったのはいつ? 木村「20年くらい前だったか…猪瀬さんが週刊文春で『ニュースの考古学』という連載をやっていた頃。猪瀬さんはペンクラブの言論表現委員会の委員長をやり、私も委員になったり、『朝まで生テレビ』の番組で会ったりするうちに、なんとなく親近感を抱きました。『ミカドの肖像』『天皇の影法師』や三島由紀夫を描いた『ペルソナ』などの作品にも敬意を払っていました」 木村三浩氏ーー徳田虎雄氏は? 木村「山口敏夫さんの勉強会で会って、名刺交換をしたのが最初だと思う。私の名刺を見て、和紙でも毛筆書きでもないので右翼らしくないと思ったらしく、「普通の名刺だね」と言っていました
12月1日は世界エイズデーです。街角で赤いリボンを見つけたら、それは「レッドリボン」と言って、「エイズに関して偏見をもたない、エイズと共に生きる人々を差別しない」というメッセージです。 [写真]HIVと共に生まれる‐ウガンダのエイズ孤児たち‐ 世界では3530万人を超えるHIV/AIDSの患者がいると言われています。日本の状況はどうでしょうか? 厚生労働省のまとめによると、2012年に報告された HIV感染者数は1002件、AIDS患者数は447件。両者をあわせると1449件で、9年連続して1000件を超えています。 HIVとAIDSはどう違うのかって? HIVというのは、「ヒト免疫不全ウイルス」というウイルスの名前です。英語の頭文字をとってHIVです。一方のAIDSは、HIVによって引き起こされる症状のことを指します。 AIDSは、日本語で「後天性免疫不全症候群」と言いますが、病気と戦う
JASRACなど85の著作権団体で構成された『Culture First』が、パソコンやHDDレコーダーなど音楽や映像の複製に使える製品から、幅広く私的複製補償金を上乗せして徴収できる仕組みを作るべきだと国に提言したそうです。 私的複製補償金で著作権団体が提言 NHKニュース(2013/11/14) ようするに、ボクらが今使っているパソコンやスマートフォンなどに搭載されているフラッシュメモリ・ハードディスクのすべてから補償金を取りたいと主張しているのです。 一体、何を言っているのでしょうか。 録音や録画ができるとは言え、すべてのフラッシュメモリ、ハードディスクがそれに使われるわけではありません。会社で業務に使用しているパソコンのどこに音楽・映像コンテンツを保存する人がいるんでしょうか(もちろんそういう業務の人は除きますよ。一般的な話です)。 法を破らずにコピーできるコンテンツなんて存在しな
タレント・加藤浩次さん(44)が、約12年ぶりとなるコントライブ「イルネス共和国」を行います。お笑いコンビ「極楽とんぼ」として89年にデビューするも、相方・山本圭一さん(45)のトラブルで、06年からはピンとして活動。ライブは01年にコンビで開催して以来となりますが「(山本のトラブルから)7年ほど経って、自分の中でも傷が癒えた部分があったのか、ポンと『やってみようか』となったんです。山本がいれば、もっと早くやっていたでしょうし、やっていて当然だったんでしょうけど」と心境を吐露しました。ある種、“山あり谷あり”の加藤さんの芸能人生ですが、今日まで乗り越えてこられたのは、ある親友への思いがあったからだと言います。 ■恩人は小学校からの幼なじみ 僕の恩人は東藤正憲(とうどう・まさのり)です。いったい誰なのか、分かんないですよね。地元・北海道の友人で「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)なんか
この10年間で3度引き上げられたたばこ税たばこ代金の多分を占めるたばこ税だが、過去10年間に限っても2003年7月・2006年7月・2010年10月の3回に渡って引上げが行われている。特に直近の2010年に行われた引上げは過去に類を見ないほどの大規模なもので、それに伴い生じたたばこ代金の大幅値上げによる販売量への直接的影響は数年にも渡った。さらにこれを受けて、自販機や販売店の減少という間接的影響も小さからぬものが生じている。 次(以降)に示すのは、たばこ販売大手のJTによる1985年4月以降のたばこ税の推移。横の時間軸が時間的等間隔では無く、関連しうる税率変更毎となっていることに注意してほしい。また現時点では2010年10月のたばこ税引き上げが最後の税率変更なので、直近もそれとなっている。 ↑ たばこ税推移(円)(1本当たり)(従量税)(消費税含まず)上記期間のうち1989年4月は消費税3
「いつかはゆかし」のキャッチフレーズで知られている投資助言会社アブラハム・プライベートバンクについて、金融庁は10月11日、金融商品取引法に違反しているとして業務停止命令を出しました。証券取引等監視委員会の勧告を受けたものです。金融商品の取り扱いをめぐって行政処分が行われることはめずらしくありません。しかしアブラハム社については、以前から著名ブロガーが問題を指摘しており、ブログでの言論がリードして行政処分に至ったという点で非常に興味深いケースとなっています。 ブログに公開質問状 同社の問題を指摘していたのは著名ブロガーの山本一郎氏。同氏はハンドルネーム「切込隊長」として知られたブロガーで、掲示板サイト「2ちゃんねる」にも大きく関わった人物です。山本氏は2013年3月7日、アブラハム社に対する質問状を自身のブログに公開しました。 山本氏は、アブラハム社は海外のヘッジファンドを直接購入できると
コミュニケーションツールでしかないサブカル 渋谷直角のマンガ『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』(扶桑社/以下『ボサノヴァ女』)は、とても身も蓋もない内容だ。収録されている5つの短編には、音楽、お笑い、写真、雑誌(同人誌)など、“サブカル的なもの”を愛好する若い男女の悲喜こもごもが辛辣かつ直截に描かれている。 表題作のボサノヴァ女は、枕営業してまでも有名になろうとし、お笑いマニアの小太りの青年はファミレスでバイトをしながら周囲にお笑い的コミュニケーションを吹っかけ、ブロガー男子はおセンチな感傷を日々ブログにアップしつつ小太りの女と付き合い、ライター青年は文学フリマで売ってそうなミニコミの企画を有名ライターに持っていかれ、『TV Bros.』ファンの女性はこれまでの男性遍歴(2人)について語る。 この5編に共通するのは、必ず恋愛や性愛について言及されているこ
8月22日、テレビ各社は昼ニュースから夕方ニュース、夜のニュースまで、歌手の藤圭子さんの転落死を伝えるニュースをトップ扱いで報道した。 こうしたテレビ報道の多くが、実は自殺に関する「国際的な報道のルール」ともいうべきガイドラインに違反している。ところが、このガイドライン、一般的にほとんど知られていないばかりか、肝心のメディア報道に携わる記者やデスクらもほとんど理解していない。このため、有名人が自殺するというニュースのたび、同じようなルール無視の報道が繰り返されている。 ■自殺に関する国際的なルールは・・・ 「国際ルール」というのは、国連の専門機関であるWHO・世界保健機関が定めた報道のガイドラインのことだ。 少し長くなるが、辛抱強くお付き合いいただきたい。 WHOの報道ガイドラインについては内閣府もホームページで日本語に翻訳した文章を掲示している。 報道ガイドライン「WHO 自殺予防 メデ
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