昨年末、2015年設立のコーヒーブランド「Manner Coffee」が10億ドル(約1100億円)を調達し、さらにそのわずか2カ月後に同社の評価額は約13億ドル(約1400億円)になった。株主は「今日資本(Capital Today)」、ヘッジ・ファンド「Coatue Management(コーチュー ・マネジメント)」およびシンガポール政府系基金「テマセク・ホールディングス(Temasek Holdings)」だ。 驚くべきことに、昨年末Mannerの店舗は中国全土に108店しかなかった。ということは、投資側の評価額は1店舗あたり1200万ドル(約13億円)になる。 一方で、世界に3万店以上を擁するスターバックスの場合、最近の株価の終値で計算すると1店舗あたり417万ドル(約4億5000万円)でMannerの3分の1にとどまる。ラッキンコーヒーは時価総額が21億ドル(約2300億円)で