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ブックマーク / xtech.nikkei.com (7)

  • Web開発者のための大規模サービス技術入門

    大規模ネットサービスの構築では何が難しく、どういう考え方に基づいて開発したり運用したりするとうまくいくのか。書にはそうしたことが書かれている。著者らは、ネットサービスを提供する株式会社はてな技術者。同社は毎年夏にインターンシップを行い、参加する学生は実際にはてなのサービス開発に取り組むそうだ。その際、学生向けに講義をしており、その講義が書のベースになっている。 書で取り上げているのは、ツールの使い方やアルゴリズムなどではなく、基的な考え方やコツといったものである。例えば、「どのようにスケールさせるかを考えるとき、まず何を調べるか」といったことを経験則に基づいて解説している。読んでいると、優秀な先輩から技術伝承してもらっているような感じがする。ネットサービスを支えるシステムに興味のある人にとって、貴重なである。

    Web開発者のための大規模サービス技術入門
  • ITエンジニアが育つには“ゆとり”が必要

    ITエンジニアが現場で育つためには、ある程度の時間的なゆとりが必要なのではないか---。日経SYSTEMS 2010年10月号(9月26日発行)の特集記事「プロジェクトで人は育つ」の取材・執筆を担当していくなかで、こうした思いを強く抱いた。 システム開発プロジェクトこそ、開発に携わるITエンジニアのスキルを飛躍的に伸ばす場である。特集記事は、このようなスタンスで取材・執筆した。開発言語の使い方やプロジェクトマネジメントの手法は、書籍や研修を通して勉強できる。しかし実際にプロジェクトという現場で適用してみないと、実践的なスキルとして身に付かない。特集記事では、プロジェクトメンバーが現場でスキルアップを図るのに有効な取り組みや工夫を紹介している。 ただし、プロジェクトという現場でITエンジニアが急成長を遂げるためには、いくつかの条件がある。記者は特集の取材を通して、「ある程度の時間的なゆとりを

    ITエンジニアが育つには“ゆとり”が必要
  • HTML5の可能性

    HTMLが十数年ぶりに改訂される。現行のHTML4.01が策定されたのが1998年。次世代のHTML5は目下、W3C(World Wide Web Consortium)において標準化作業が進行中で、2012年に標準が勧告される予定となっている。 まだ規格が固まっていない段階ではあるが、Internet Explorer(IE)、Firefox、Chrome、Safari、Operaなど主要ブラウザのすべてが、既に対応に取りかかっている。今のところブラウザごとに対応状況に差があり、米国のWebデザイン会社Deep Blue SkyによればSafariと、レンダリングエンジンに同じWebKitを採用しているChromeが一歩抜けている印象だ。だが、IEやFirefox、Operaも次期版の目玉としてHTML5対応をうたっており、その差は早晩、縮小していくはずだ(関連記事1、関連記事2、関連記

    HTML5の可能性
  • 8月の米国検索市場、MicrosoftがYahoo!を抜いて2位に---Nielsenの調査

    米Nielsenは米国時間2010年9月14日、米国のオンライン検索市場に関する調査結果を発表した。それによると、米Microsoftが8月に初めて米Yahoo!を抜いて2位になった。 8月は、検索エンジン首位の米Googleが検索件数の65.1%を占めた。Googleの市場シェアは前月および前年同月からほぼ同じ水準で推移している。Microsoftのシェアは13.9%で前月と比べ0.25ポイント増加した。Yahoo!のシェアは13.1%で同1.2ポイント縮小した。 2009年8月と比べると、Microsoftのシェアは3.2ポイント増加し、Yahoo!は2.9ポイント減少した。なお、Microsoftの調査データはMSN/Windows Live/Bingサイトを対象にしている。 MicrosoftYahoo!は検索事業の提携に基づいた、米国とカナダの検索プラットフォーム移行を今年8月

    8月の米国検索市場、MicrosoftがYahoo!を抜いて2位に---Nielsenの調査
  • [ITトレンド]著作権や法規制に関する社会派問題作3つが特にお薦め

    ITトレンド」サイトで、特にお薦めの記事は3つある。公取委・JASRAC対決、改正薬事法のネット通販規制、B-CAS廃止論について、それぞれ取り上げた問題作だ。 技術動向解説では、モバイル端末を中心とした次世代ユーザー・インタフェースの米国取材記事がお薦め。取材ビデオ10を使い、字幕付きで具体的に解説した力作だ。このほか、Twitter体験談やUstream社訪問記、そして係争中に単独取材に応じた「沈黙を破ったホリエモンITを語る」がお薦めである。 「いったい、どうなってるんだこの国は」 いったい、どうなってるんだこの国は---。こうした疑問を抱くことは、IT分野でもたびたびある。なかでも著作権や法規制にかかわる事柄で、首をかしげることが多い。そこで、とっておきの社会派問題作3を紹介しよう。 ●JASRAC排除命令の深層(全5回) 他の著作権管理事業者との競争を阻害しているとして

    [ITトレンド]著作権や法規制に関する社会派問題作3つが特にお薦め
  • 「特区を活用してコンテンツ産業の振興を」、津村内閣府大臣政務官が構想

    内閣府大臣政務官の津村啓介氏は、2010年3月12日の知的財産戦略部コンテンツ強化専門調査会において、「科学技術分野における『スーパー特区』のような仕組みを、コンテンツ業界でも応用できるのではないか」と述べた。特定のエリア内において色々な法律を緩和して、コンテンツ産業の振興を促すという考えである。 「一定の範囲内において法律面での相当の例外を認めてコンテンツ制作を促したり、あるいは民間の施設について著作権を含めて色々なルールの緩和を施設内において認めて民間の創意工夫を後押ししたりするなど、地域限定の特区という構想も面白いのではないか」とした。コンテンツ強化専門調査会は2010年2月19日から、新たな「知的財産推進計画(仮称)」の策定に向けた議論を進めている。

    「特区を活用してコンテンツ産業の振興を」、津村内閣府大臣政務官が構想
  • あえて“圏外”を作る「NHKホールの携帯電話抑止装置」

    「ピリリ,ピリリ,ピリリ」。演劇やコンサートの最中に,突然誰かの携帯電話の着信音が鳴り響いて劇場内の空気が凍り付く---。以前は時々あったこういうアクシデントが,最近はめっきり減った。開演前に「携帯電話の電源をお切りください」というアナウンスが入るようになったからだと思っている人が多いだろう。もちろんそれは大きな要因。でも,もしかしたら劇場に「携帯電話抑止装置」が設置されたせいかもしれない。 携帯電話抑止装置とは,エリア内の携帯電話の電波をあえて“圏外”にさせる装置だ。この数年,帝国劇場,国立劇場,東京宝塚劇場,NHKホールなどの劇場やコンサート・ホールが相次いで携帯電話抑止装置を導入しているという。携帯電話事業者を始め,携帯電話の電波を受信できるようにする取り組みはよく聞くが,圏外にさせる装置というのはあまり聞かない。果たしてどんな装置なのか,劇場のどこに設置しているのか。12月上旬に携

    あえて“圏外”を作る「NHKホールの携帯電話抑止装置」
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