タグ

ブックマーク / reki.hatenablog.com (12)

  • 【中国史】戦闘力が異常に高かった宦官列伝 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    中国史にその名を遺す武闘派宦官たち 宦官と言えば、宮廷に侍り皇帝や宮家一門の生活の世話をしたり、宮廷の各種運営をするのが仕事でしたが、中には武力を買われて仕える者もいました。 生殖能力は奪われているので女性のように華奢な体というイメージが強いですが、筋骨隆々なガチムチ宦官もいたようです。 今回は非常に名の知れた武闘派宦官をピックアップいたします。 1. 張蚝(ちょう こう) 張蚝は五胡十六国の前秦に仕えた宦官・武将。若いころから身体能力に優れ、牛と綱引きして勝つほどのパワーと、どんな高い城壁も難なく乗り越えられるほどの敏捷性を兼ね備えていたそうです。なんかバキに出てくるキャラみたいです。 北魏の歴史家である崔鴻(さい こう)は、前秦の猛将・鄧羌(とう きゅう)と共に「万人の敵(万人敌)」と評しました。 張蚝はもともと弓という姓でしたが、并州の軍閥の頭目・張平に気に入られ養子となり、張姓を授

    【中国史】戦闘力が異常に高かった宦官列伝 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    go_kuma
    go_kuma 2020/07/28
    八卦掌の人めっちゃつよそう
  • この世のどこかにあると考えられたユートピア伝説 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    冒険者たちが夢見たどこかにある理想郷 かつて、この世のどこかには「金銀宝石がザクザクあるお宝の町」や「辺境にあるキリスト者や仏教徒の理想郷」があると信じられていました。 冒険野郎たちはそのような夢のようなお話を信じて船に乗って世界中に繰り出し、大航海時代へ繋がっていきました。 こういった冒険野郎たちのおかげで世界は繋がって今や意志さえあればどこでも行けるようになったのですが、こういう夢のような土地がないことを彼ら自身が証明してしまったのは皮肉なことです。 今回はかつて存在が信じられていた伝説の都市をピックアップします。 1. エル・ドラド(南米のどこか) 南米のどこかにあるとされた黄金郷 16世紀、南米大陸にたどり着いたスペインのコンキスタドール(征服者)たちは、あるインディオの部族が「黄金や宝石を身につけ、黄金の粉をかぶって聖なる湖に浸かる儀式」を行うという噂を耳にします。 スペイン人た

    この世のどこかにあると考えられたユートピア伝説 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    go_kuma
    go_kuma 2019/04/02
    ピエール瀧はシャングリラを見たのかな。
  • トレビゾンド帝国の歴史 - 黒海にあったビザンツの亡命帝国 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    家崩壊後も生き延びたビザンツ帝国の亡命政権 トレビゾンド帝国は現在のトルコ共和国の一都市トラブゾンに13世紀から15世紀にあった国。 ビザンツ帝国を追われたコムノネス王家が流れ着き、同じキリスト教国のジョージア(グルジア)の支援を受けて成立し、イスラム教国を含む周辺国と協調しながら約250年間も生きながらえました。家ビザンツ帝国はオスマントルコに1453年に滅ぼされますが、トレビゾンド帝国はその後も数年生きながらえました。 今回はかなりマイナーなビザンツ帝国の亡命政権トレビゾンド帝国の歴史のまとめです。 お話は同じキリスト教徒がビザンツ帝国を攻めた第4回十字軍から始まります。 1.  第4回十字軍によるビザンツ帝国の中断 グダグダな第4回十字軍 1187年、エルサレム王国はアイユーブ朝のサラディンに敗れ、エルサレムの街は約200年ぶりにイスラム教徒の手に奪還されました。 これを取り戻さ

    トレビゾンド帝国の歴史 - 黒海にあったビザンツの亡命帝国 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    go_kuma
    go_kuma 2018/12/11
    トレンドゾンビって何だろう?って思っちゃった。
  • イエス・キリストの「空白の18年間」の謎 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    イエスは若い頃世界各地を放浪していた? 「ルカによる福音書」によると、イエスは12歳の時に両親に連れられてエルサレムの神殿に赴いて教師たちの教えを乞うた出来事の後、賢くたくましく成長し、洗礼者ヨハネによる洗礼を受け30歳の時から宣教を始めたそうです。 この間の18年についての記述は第2章52節の一行だけで、その間にイエスが何をやっていたのか一切不明です。イエスが死亡したのは33歳なので、彼の生涯の大半がよく分からないということになります。 わずか3年で世界を変えた活躍をした人なので、10代後半から20代の活発で多感な時代に何か特別な経験をしたに違いないと考える人は大勢いて、中にはこの空白の18年間の間にイエスは世界を放浪し見聞を深めていたに違いない、と主張する人もいます。 1.  12歳から30歳までの空白の約18年 ルカによる福音書第2章42節から51節は、イエスがエルサレムの神殿で両親

    イエス・キリストの「空白の18年間」の謎 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    go_kuma
    go_kuma 2018/11/23
    インドでヒッピーやってた。
  • 深夜にじっくり見たい、世界史の「戦闘経過」の動画20本 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    じっくり歴代将軍の大戦術を楽しもう 動画サイトには数多くの歴史関連のコンテンツが上がっていますが、みんな見たいに違いないのが、戦闘経過の解説動画です。 ニコ動にはそれなりにあるんですけど、今回はYouTubeから英語圏の動画を20ピックアップしました。ぜひ帰宅後、寝る前の落ち着いた時間などにドリンク片手にじっくりお楽しみください。 できれば音声付きでご覧いただきたいんですが、状況によって音声を再生できないかもしれないし、再生しても英語なので、日語の簡単な解説も記載します。 1. 古代 実は戦闘経過動画で一番充実しているのが古代の戦闘動画なのです。 アレクサンドロス大王、ハンニバル、スキピオ、カエサルなど、偉大な将軍たちの戦いぶりはやっぱり興味ありますもんね。 1-1. イッソスの戦い(紀元前333年) www.youtube.com イッソスの戦いは、アレクサンドロス大王がペルシア帝国の

    深夜にじっくり見たい、世界史の「戦闘経過」の動画20本 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • 幽霊が出る噂のある世界史の古戦場跡 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    成仏できない兵士の魂が今も彷徨う噂のある古戦場跡 壇ノ浦、桶狭間、長久手、関ヶ原、城山といった日歴史に名を刻む古戦場跡は、心霊スポットとしても名が高いそうです。 戦で死んだ人の魂が今も彷徨う、というのがお話として面白いというのもあるかもしれませんが、かつて激戦が起こった古戦場には「人の思い」が強くあり、それが幽霊を見たという伝聞に繋がっているのではないかと思います。 ということで、今回は世界史の戦史に名を刻む古戦場で、今や心霊スポットとしても名高い地をピックアップします。 1. ウィリアム・ヘンリー砦(アメリカ) インディアンに虐殺されたイギリス兵の怨念が残るという噂 ウィリアム・ヘンリー砦は、ニューヨーク植民地ジョージ湖南端にあったイギリス軍の砦。1757年、イギリスとフランスが北米の覇権を争ったフレンチ・インディアン戦争の最中に、フランス・インディアン連合軍の攻撃の前に砦は陥落。

    幽霊が出る噂のある世界史の古戦場跡 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    go_kuma
    go_kuma 2018/07/19
  • イスラム教の伝説に登場する幻獣・怪獣・悪魔たち - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    あまり馴染みのないイスラム教の空想上の生き物たちの世界 イスラム教の開祖ムハンマドは一神教をアラビア半島に導入するために、ユダヤ教やキリスト教をかなり熱心に勉強していました。 そのため、コーランにはユダヤ教やキリスト教に登場する人物や生き物が多く登場するのですが、アラビア半島や周辺地域にもともとあった伝承や神話なども取り入れていったと思われ、独特のキャラクターも様々に登場します。 今回はあまり日人には馴染みのない、イスラム教の空想上の生き物たちをピックアップしてみます。 1. ダッバート・アルドゥ(地球の獣) 最後の審判の日に地上に現れる獣 キリスト教の聖書「ヨハネの黙示録」では、最後の審判の日に「10の角と7つの頭を持った獣」がサタンの代理人として地上を42ヶ月に渡って支配するとあります。 同じように、イスラム教の聖典コーランでも最後の審判の日にアラーが地上に「一獣」を遣わせ、神の教

    イスラム教の伝説に登場する幻獣・怪獣・悪魔たち - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    go_kuma
    go_kuma 2018/04/09
  • 多分あなたも知らない?ギリシア神話の怪物たち - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    あまり聞き馴染みがないギリシア神話の怪物を学ぼう 実はギリシア神話は我々の生活のごく身近なところに息づいています。 前記事「実はふさわしくない?神話をモチーフにした企業名・ロゴ」の記事でも紹介したように企業のロゴや名称になっているケースも多いですし、ゲーム漫画小説にもたくさんギリシア神話がモチーフの物語やキャラクターが登場します。 若い人だったらソーシャルゲームのキャラクターでお馴染みかもしれませんね。 ミノタウロス、ペガサス、ケンタウロス、サイクロプス、ケルベロスなどはお馴染みの顔ぶれでしょう。 今回はあえて皆が知っている有名な怪物は外し、たぶんあまり知られていない怪物たちをピックアップしてみます。 1. ピュートーン 生まれてすぐのアポロンに射殺された大蛇 「Python(パイソン)」と描くとSEの人は反応しそうですね。 ラテン語でピュートーンと読む怪物は、ビジュアルはドラゴンや蛇

    多分あなたも知らない?ギリシア神話の怪物たち - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    go_kuma
    go_kuma 2016/06/09
    こういうの好き。
  • 有名な画家が描いた怖すぎる絵20枚【閲覧注意】 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    作者の精神状態が心配になるほど「怖すぎる絵」の画像と解説 子どもの頃、 祖母の家にあった仮面や絵が怖くて、それが置いてある部屋は近づきたくもなかったものです。 芸術は能的に訴えかけるものがあります。人間は成長するにつれて様々な知識を身につけていき社会に定着していくのですが、そのような知識を一切合切取り払った後に残るものは、喜びや恐怖といった極めて能的なものです。 小手先では動かない原始的な感情を突き動かすのが芸術のパワーなんですが、 今回は子どもでなくても「心がモヤモヤと動く」に違いない、パンチが効きすぎた怖い絵を紹介したいと思います。 結構グロい絵も出てくるので、そういうのが無理な方は閲覧をお止めください。 1. ウィリアム・ブレイク「巨大な赤い龍と太陽の衣をまとった女」 18世紀イギリスに生きたウィリアム・ブレイクは現在では詩人・画家として有名ですが当時はまったくの無名。独自のレリ

    有名な画家が描いた怖すぎる絵20枚【閲覧注意】 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    go_kuma
    go_kuma 2016/02/18
  • 包茎手術の歴史 - 男はなぜ皮を切るのか? - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    切るべきか、むくべきか 女性には理解できないでしょうが、年頃の男子にとって「皮」は非常にセンシティブな問題です。どこの皮かというと、あの部分の皮です。 だいたい中学生くらいになると世の男の子たちは、どういうわけか「これはむくものだ」と理解して、試しにお風呂場とかでむいてみるのです。 ただし最初はひっじょーに痛い。傷口に針を差し込むぐらい痛い。 漫画「稲中卓球部」でも、"ビッグシティ"の竹田を講師に、前野、井沢、木下がおフロで皮をむく「むきむき講習会」なるものが開催されて、痛さのあまり悶絶する様が描かれていました。 この痛みは言わば男子の「通過儀礼」のようなものですが、世界には物理的に皮を刃物で切ってしまう「割礼」という習慣を持つ民族・部族が多くあります。 ある年齢になると、大人たちが暴れる子どもたちを取り押さえてチョキンとやってしまう。 非人道的だという批判もあるようですが、イスラム圏など

    包茎手術の歴史 - 男はなぜ皮を切るのか? - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    go_kuma
    go_kuma 2015/11/06
    読んでるだけで痛い気がしてくる。
  • テムズ川最凶伝説・1858年の大悪臭 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    テムズ川が臭すぎる!何とかしろ! ぼくは数年前まで荒川の河口近くに住んでいたのですが、特に夏場に異様に川が臭いときがありました。 何と形容したらいいか、ドブと海藻と死んだ魚が混ざったような、ツンとするニオイ。 海辺の近くに住むことに憧れていたのですが、あのニオイはたまらく臭く、以来海辺は避けるようになりました。 しかし今回取り上げる事件に比べれば、荒川のニオイなぞ屁みたいなもんに違いありません。 1858年にロンドンを襲ったテムズ川の「大悪臭」は、市民生活に支障をきたすばかりか、政治・経済にまで深刻なダメージをもたらすほど酷く、これを契機にロンドンのインフラの大規模な見直しが即座に進められたほどでした。 どれほど臭かったのか知るよしもありませんが、歴史資料を読みながら想像してみましょう。 1. 排水を全て飲み込むテムズ川 19世紀に入るまで、ロンドンでは生活排水は路上に流されていました。

    テムズ川最凶伝説・1858年の大悪臭 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    go_kuma
    go_kuma 2015/11/03
  • 【仏教】アジア各国の仏教美術の特徴まとめ - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    Photo by Bernard Gagnon インドで廃れた仏教はアジア諸地域へ 前回の記事「仏像の姿形はどう変わっていったか」では、仏教発祥の地インドで、いかに仏教が広がり併せて仏像が発達・衰退していったかを書きました。 インドで消滅した仏教は、アジア諸地域に渡り当地で独自の仏教美術を開化させていきます。 今回は特に、南アジアと東南アジアでの仏教と仏教美術の特徴をまとめていきます。 1. 釈尊の死後の仏教 教団の分裂 釈尊が亡くなって約100年の間は、直弟子や直弟子に学んだ者たちが教団をまとめたため、釈尊の教えは変わらずに生き続けていました。この期間を初期仏教とか原始仏教とか言います。 ところが、100年ちょっと経ったころに教理や戒律の異説が生まれ、革新派のマハーサンギカと保守派のテーラヴァーダに分裂。前者は後の大乗仏教、後者は上座部仏教です。 この2派はどんどん分裂していき、前1世紀

    【仏教】アジア各国の仏教美術の特徴まとめ - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    go_kuma
    go_kuma 2015/09/04
  • 1