成仏できない兵士の魂が今も彷徨う噂のある古戦場跡 壇ノ浦、桶狭間、長久手、関ヶ原、城山といった日本の歴史に名を刻む古戦場跡は、心霊スポットとしても名が高いそうです。 戦で死んだ人の魂が今も彷徨う、というのがお話として面白いというのもあるかもしれませんが、かつて激戦が起こった古戦場には「人の思い」が強くあり、それが幽霊を見たという伝聞に繋がっているのではないかと思います。 ということで、今回は世界史の戦史に名を刻む古戦場で、今や心霊スポットとしても名高い地をピックアップします。 1. ウィリアム・ヘンリー砦(アメリカ) インディアンに虐殺されたイギリス兵の怨念が残るという噂 ウィリアム・ヘンリー砦は、ニューヨーク植民地ジョージ湖南端にあったイギリス軍の砦。1757年、イギリスとフランスが北米の覇権を争ったフレンチ・インディアン戦争の最中に、フランス・インディアン連合軍の攻撃の前に砦は陥落。