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ブックマーク / courrier.jp (10)

  • 「退屈だから撃った」 元兵士が証言するガザのイスラエル軍の驚きの行動 | 発砲規則は事実上存在せず 

    This article was originally published in +972 Magazine, in partnership with שיחה מקומית (Local Call). Read the original article. 2024年6月上旬、中東メディア「アルジャジーラ」によって、「簡易処刑」と呼ばれるものの実態を暴露する痛ましい映像シリーズが放送された。そこには、イスラエル兵がガザ地区の海岸沿いを歩くパレスチナ人を射殺する場面が3つ含まれていた。そのいずれにおいてもパレスチナ人側は丸腰で、兵士に危害を加えようとしている様子もなかった。 ジャーナリストによるこうした映像が世に出ることはまれである。しかし、こうした安全上の合理性がいっさいない「処刑」は、「+972マガジン」と「ローカル・コール」の取材に応じた、ガザでの従軍をこの数ヵ月中に終えたばかりの6人

    「退屈だから撃った」 元兵士が証言するガザのイスラエル軍の驚きの行動 | 発砲規則は事実上存在せず 
    goahead822
    goahead822 2024/08/21
    仲間も撃つのか
  • 『三体』原作者の劉慈欣「人類が直面している最大の不確実性を知ってほしい」 | ネトフリの実写版が世界的ヒット

    2008年に中国で出版され、2014年に英語版が出たのを機に世界的ベストセラーとなった長編SF小説『三体』。3月には『ゲーム・オブ・スローンズ』の制作陣による実写ドラマ版が配信され、いまなお新たなファンを獲得している。英紙「ガーディアン」が、作のヒットの理由やSFとの出会い、実写化、そして物議を醸した過去の政治的発言について、著者の劉慈欣に聞いた。 「中国にもSFはあるの?」 中国人作家・劉慈欣によるSF小説『三体』は世界中で数千万部を売り上げており、2015年のヒューゴー賞をはじめ、数々の賞を受賞している。作はいま、『ゲーム・オブ・スローンズ』の制作陣が手がけた実写版が公開されたのを受け、英語版がふたたびアマゾンのベストセラーチャートにランクインしている。 しかし、10年前の英国で、劉や『三体』の名を聞いたことがある人はほとんどいなかった。この小説は、現代の科学者たちの怪死事件を発端

    『三体』原作者の劉慈欣「人類が直面している最大の不確実性を知ってほしい」 | ネトフリの実写版が世界的ヒット
  • ジョセフ・ナイ「米国はトランプ2期目を乗り越えられるだろう」 | 「いまよりもひどい時代はあった」

    クリントン政権で国防次官補として東アジア政策をリードした知日派であり、ハーバード大ケネディスクールでは学長も務めた国際政治学者のジョセフ・ナイ。11月に大統領選を控える米国の現状を、彼はどう評価しているのか。英紙「フィナンシャル・タイムズ」が聞いた。 ジョセフ・ナイは、国際関係学において影響力のある思想家の一人として、数十年にわたって活躍してきた。彼は「ソフトパワー」という用語の生みの親でもあり、国際政治学者のロバート・コヘインとともに、「国々が経済的な相互依存を強めることで、もはや軍事力は国家間の最も決定的な要因ではなくなる」と主張した。 だが、1月に出版された自身の回顧録『米国の世紀を生きて』(未邦訳)のなかで、ナイはこの国の不安定な現状を、「政治は周期的なものである」というごく単純な考え方で解説している。 「いま人々から『これほどひどい時代を見たことがあるか』と問われれば、私の答えは

    ジョセフ・ナイ「米国はトランプ2期目を乗り越えられるだろう」 | 「いまよりもひどい時代はあった」
  • 公園はどんどん細長くなって空中へ… 増殖を続ける「リニアパーク」とは | 老朽化したインフラを緑の道に

    「緑をいかに増やすか」は、世界の多くの大都市が抱える喫緊の課題だろう。そんななか、限られたスペースの有効活用のため、使われなくなった鉄道や道路の「高架橋」が注目を集めている。だが、単に高架廃線を公園に変えれば良いだけではないらしい。高架利用の成功例と失敗例を、英ランカスター大学の都市デザイン学教授、ニック・ダンが解説する。 2022年夏、英国マンチェスターで高架橋廃線跡を緑化した公園「キャッスルフィールド・ヴィアダクト・スカイパーク」がオープンした。これを機に再び関心を集めているのが、鉄道や高速道路といった帯状インフラを「リニアパーク」として公園に生まれ変わらせる取り組みだ。その数はどんどん増えている。 リニアパークの先駆けは、パリの「プロムナード・プランテ(クーレ・ヴェルテ)」だろう。1993年にオープンした当時、鉄道の高架橋跡を再利用した世界初の公園だと話題になった。美しい緑の遊歩道は

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  • ビル・ブラウダーが確信「西側諸国が“これ”を断行すれば戦争は終わる」  | “プーチンの敵の筆頭”が語る「プーチンの弱点」

    経済制裁のダメージ、当のところは… ──ロシア連邦国家統計局が先日、公表した数字を見ると、ロシア経済は制裁の打撃を受けたものの、持ちこたえていることが示されています。経済制裁の効果はもうなくなったと見るべきですか。 まず言っておくべきなのは、ロシアの統計がどれもこれも捏造されているので、現実を反映していないことです。 ロシア国内の自動車販売台数は、おそらく75%くらい減っているはずです。ロシアから撤退した西側の企業の数は3000社を超えます。ロシアは欧州向けの天然ガスの販売も大幅に減らしました。 いま、ロシアの金融機関はどこも資市場にアクセスできない状態です。ロシア中央銀行が西側諸国に持っていた3500億ドルの資産も凍結されました。44人のオリガルヒの資産も同様に凍結されています。 それから、エンジニアプログラマーなどの高度な技能を持つ生産性の高い人材が100万人以上、ロシア国外に流

    ビル・ブラウダーが確信「西側諸国が“これ”を断行すれば戦争は終わる」  | “プーチンの敵の筆頭”が語る「プーチンの弱点」
  • 殺虫剤で無惨に殺される昆虫たちの「痛み」を法的に認めるべきだ | 最新研究から判明した証拠

    Text by Matilda Gibbons, Andrew Crump and Lars Chittka 彼らに痛みはあるのか──やむを得ず虫を殺したとき、ふとそんなことを考えたことがある人もいるだろう。言葉を交わすことができない昆虫たちだが、彼らにも「痛みがある」ことを示す証拠があるという。専門家が「カンバセーション」に寄稿した。 昆虫は激しい苦痛を感じているかもしれない 用や飼料用に、少なくとも年間1兆匹以上の昆虫が殺されている。よく使われる処理方法は凄まじい熱や冷たさを伴うが、そもそもそれ以前に餓死させられていることも多い。一方で哺乳類と鳥類の家畜は、年間約790億匹しか処理されていない。 昆虫を除く多くの動物に関しては、それらの生き物が痛みを感じていることを、学者たちも認識してきた。そんななか、300以上の科学的研究結果を調査したところ、研究対象となった一部の昆虫が「痛みを感

    殺虫剤で無惨に殺される昆虫たちの「痛み」を法的に認めるべきだ | 最新研究から判明した証拠
  • 日本の「もったいない」精神のルーツは妖怪にあった!? 米研究者が解説 | 宮崎駿アニメから「こんまり」まで…

    語の「もったいない」精神は英語でしばしば「Waste Not, Want Not」と翻訳される。この精神の由来や背景に関する記事を、米国のメンフィス大学でアジアの哲学や宗教を教える研究者ケビン・C・テイラーが「カンバセーション」に寄稿している。 年末大掃除のシーズンで不要になった物を処分する機会もあるだろうが、その前に「もったいない」精神について海外の視点から学び直してみてはどうだろう? 「無駄」に関する神、精霊、妖怪… 「無駄」という言葉は、しばしば恐ろしいものだ。仕事でも余暇でも、時間を有効に使えず、人生を充分に満喫できないことを人々は恐れている。 特に日文化には、無駄に対する深い警告が根付いている。多くのアメリカ人は、片付け技術の第一人者で『人生がときめく片づけの魔法』の著者の近藤麻理恵を知っている。日を訪れた人々は、「もったいない」という古典的な表現を耳にすることもあるだ

    日本の「もったいない」精神のルーツは妖怪にあった!? 米研究者が解説 | 宮崎駿アニメから「こんまり」まで…
  • 米経済誌の指摘「メタから退いたピーター・ティールは極右の政治活動に専念できる」 | 冷え切ったマーク・ザッカーバーグとの関係

    トランプ主義の復権を目指す? 大物投資家のピーター・ティールが、2005年から務めていたメタ(旧フェイスブック)の取締役を退任すると発表した。米誌「ブルームバーグ・ビジネスウィーク」は、「ティールがかねてから望んでいた極右政治に全面的に取り組めるようになるだろう」と報じる。 決済サービス「ペイパル」やデータ分析企業「パランティア」の共同創業者であるティールは、当時のフェイスブックにおける初めての外部投資家であり、同社CEOマーク・ザッカーバーグと共に巨大SNSへの成長を導いた。その傍らで、トランプ元大統領が当選した際には政権移行チームのメンバーを務め、私的にはSNSに批判的な立場であることでも知られる。

    米経済誌の指摘「メタから退いたピーター・ティールは極右の政治活動に専念できる」 | 冷え切ったマーク・ザッカーバーグとの関係
  • 精神科医ボリス・シリュルニク「パンデミックを経験した10代の若者は、大人になって慢性的な鬱状態になる」 | 学びの大切な時期を奪われた結果──

    ワクチン接種も広まり、パンデミックも終息を迎えつつあるように思えてしまうが、フランスの精神科医ボリス・シリュルニクは気を緩めてはいけないと警鐘を鳴らす。さらに、今回のパンデミックの代償を払うことになるのは若者たちであり、失ったものを取り戻せない人も出てくるだろうと予想する。 ラ・セーヌ=シュル=メールに佇む精神科医ボリス・シリュルニク(84)の庭付きの家は、まるで天国のようだ。文字どおり4歩先には地中海が広がる。雲一つない10月の朝、世界は完璧に思える。 シリュルニクはホロコーストで両親を亡くした孤児にして、科学者、作家、そしてエマニュエル・マクロン大統領の非公式アドバイザーでもある。 彼の家のなかには、ジークムント・フロイトが持っていた寝椅子や古い剣の複製が飾られている。薄明りに包まれた部屋でシリュルニクは、ナチズムの渦中に送った子供時代や、自身が普及に貢献してきたコンセプト「レジリエン

    精神科医ボリス・シリュルニク「パンデミックを経験した10代の若者は、大人になって慢性的な鬱状態になる」 | 学びの大切な時期を奪われた結果──
  • #147 中国の脅威に対峙する“絶望の香港”と“希望の台湾”─ふたつの記念館から見えた両者の明暗 | 台湾・香港ニュース拾い読み

    2021年9月、台湾ではかつて、テロリストとして指名手配を受けていた台湾独立運動家の旧宅が蔡英文総統の除幕によって記念館として生まれ変わった。一方、香港では、天安門事件の悲劇を伝える世界唯一の記念館が、警察当局によって封鎖・破壊された。ともに、中国という脅威を明確に実感できる施設だが、“命運”はくっきり分かれた。 「台湾独立運動のゴッドファーザー」記念館がオープン 2021年9月20日朝。台湾の蔡英文総統は官邸から、台北市郊外、新北市新荘区の猥雑な下町にたたずむ庶民的なマンションに直行した。国家元首の思いがけない来訪に、マンションや近隣の住民たちは総統を歓呼の声で迎えた。 蔡英文は、マンションの一室に設けられた小さな記念館「史明文物館」の開館セレモニーに臨んだのだ。 ここは、かつて「台湾独立運動のゴッドファーザー」と呼ばれ、蔡英文をして「私の最も重要な精神的支柱」と言わしめた老革命家、史明

    #147 中国の脅威に対峙する“絶望の香港”と“希望の台湾”─ふたつの記念館から見えた両者の明暗 | 台湾・香港ニュース拾い読み
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