国民保護計画に基づく避難実施要領パターンについて、町民への説明と意見交換が行われた=1日夕、久部良多目的集会施設 今年度計画している避難実施要領の概略(与那国町の資料を基に作成) 【与那国】与那国町は1日夕、国民保護計画に基づく武力攻撃予測事態を想定した住民避難についての意見交換会を久部良多目的集会施設で行った。昨年度の要領では空路と海路の2パターンあったが、今年度は空路のみでJTAが就航する福岡空港へ避難する計画となっていることなどが示された。要介護者の移動方法や、家畜・ペットの取り扱いに関する保障などについても新たに説明があった。 避難要領パターンと今後の方向性について概要を把握してもらい、町民から広く意見を聴取することで、より実効性のある避難実施要領の作成に役立てることが目的。 町によると今年度の避難計画では、与那国空港で運航可能な最大機のボーイング738(定員165人)6機を確保し