東京都の豊洲市場(江東区)が開場した場合、市場施設の減価償却費を含めた収支について、都は25日、年間約100億円の赤字になることを明らかにした。築地市場(中央区)からの移転をめぐる問題を検証する市場問題プロジェクトチーム(PT)会議で、都が説明した。 都の試算によると、市場で働く都職員の人件費や施設の減価償却費を含めた総経費は年間で166億円。温度管理などの設備の維持管理費が76億円かかり、築地の約5倍に増える。一方で、都が業者から受け取る施設使用料などの収入は約68億円にとどまるという。 減価償却費は実際の支出を伴わないため、これを除いた場合の赤字額は年27億円となるという。赤字が続けば、一般会計からの税金投入が必要になる可能性もある。PTでは委員から「民間的な発想で経営努力をする余地がある」などの意見が相次いだ。(小林恵士)
<アイスランドの研究チームが、「より多くの時間を教育に費やす傾向にある遺伝子群が1910年から1975年までに減少している」という研究結果を発表した> 科学技術の進歩や文明の発展によって、人類の生活は、より便利で豊かになってきた。それゆえ、ともすると「現代人は、昔に比べて優れた能力を持っている」と思いがちだが、果たして実際はどうなのだろうか。 アイスランドの首都レイキャビクでゲノム(DNAのすべての遺伝情報)の収集・分析を行うdeCODE社の研究チームは、2017年1月、「アイスランドにおいて、より多くの時間を教育に費やす傾向にある遺伝子群が、1910年から1975年までに減少している」との研究結果を、学術雑誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」の電子版 で発表した。 この研究では、1910年から1990年までに生まれたアイスランド人12万9,808名を対象にゲノムを分析。その結果、「学
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