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諏訪東京理科大(茅野市)の市川純章教授(48)が、米国製の水中ロボットカメラを使って諏訪湖底の撮影に挑戦している。昨年夏に始めた当初は泥が巻き上がってうまく撮影できなかったが、カメラに脚を取り付け鮮明な画像、映像が得られるようになった。これまでに浮葉植物のヒシが夏場に繁茂する泥地に生える緑色の水草や、砂や泥地に付着した藻類を撮影。あまり知られていなかった湖底の様子を明らかにしている。 信州大山岳科学研究所(諏訪市)で諏訪湖の水質を研究している宮原裕一准教授(50)は、湖底の様子を詳しく把握できれば、貧酸素状態を軽減するための泥の除去や砂地の造成が効率的になるのではないか―としている。 市川教授は昨年夏に、諏訪湖の水質浄化を目指す地元NPO法人の依頼で湖底を撮影。巻き上げた泥で鮮明な画像が得られなかった。市川教授はロボットカメラが泥などが堆積した湖底に近づきすぎないよう、先端に金属製の網
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