武将・上杉謙信をイメージした検診受診率50%のキャラクター。手に雁(がん)を乗せて、検診に出陣するイメージだ。 がんの早期発見・治療をめざそうと、厚生労働省は9日、「がん検診50%推進本部」を同省内に立ち上げた。検診の受診率について、11年度までにがん対策推進基本計画に掲げる「50%以上」に引き上げるのが目標。「がん検診 愛する家族への贈りもの」をキャッチフレーズに、啓発活動に取り組む。「検診」と響きが同じ、武将・上杉謙信をモデルにしたイメージキャラクターも採用した。 日本の検診受診率は先進国の中でも低く、胃がん、肺がんで約30%にとどまる。