周期12秒を目指し、ハイジの人形を乗せたブランコ実験を見守る亀城小学校の児童たち=愛知県刈谷市逢妻町3丁目 テレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」のオープニングに登場するブランコをイメージした振り子の実験が10日、愛知県刈谷市の逢妻川河川敷であった。高さ45メートルのクレーンに38メートルのロープで巨大ブランコをつり下げてハイジ人形(160センチ)を乗せ、番組と同じ周期12秒の振り子運動が成功した。 実験は同市立亀城小学校5年梅組の31人が中心になった。昨年6月の理科の公開授業以来、体育館の棒にぶら下がって振り子になるなどして実験を続けてきたが、周期は5秒にとどまっていた。今年1月末、橋建設現場の見学会の下見をした担任の鈴木幹子教諭(31)が、大型クレーンを見て実験を思いつき、橋の施工業者が協力して幅50センチ、重さ30キロの鉄製ブランコを作った。 児童たちと鈴木教諭はマネキン人形にフェルト