♪宮さん宮さんお馬の前に ヒラヒラするのは何じやいな トコトンヤレ、トンヤレナ あれは朝敵征伐せよとの 錦の御旗じや知らないか トコトンヤレ、トンヤレナ……♪ ※作詞:品川弥次郎/作曲:大村益次郎「宮さん宮さん」より。 時は幕末、錦の御旗を高く掲げた官軍が、トコトントコトン勇ましく、どこか牧歌的な感じがしなくもない軍楽隊の演奏と共に、東へ東へ進軍します。 そんな官軍の中に、頭に毛のような赤や白などのフサフサをかぶった者たちがおり、あれは一体何かのファッションなのでしょうか。 一軍を率いる武将クラスの者だけがつけていることもあれば、相楽総三(さがら そうぞう)率いる赤報隊(せきほうたい)のように、トレードマークなのか全員がつけている(イメージ)一方で、旧幕府軍はあまりつけているイメージがありません。 そこで今回は、この「幕末の官軍メンバーがよく頭につけている、赤とか白とか黒のフサフサ」につい