タグ

ブックマーク / www.cinra.net (71)

  • ドイツ・ベルリンの先端アートシーンを紹介する企画展『ゼロ年代のベルリン』 | CINRA

    ドイツ・ベルリン発の先端アートを紹介する企画展『ゼロ年代のベルリン ― わたしたちに許された特別な場所の現在(いま)』が、9月23日から東京・清澄白河の東京都現代美術館で開催される。 同展は、日独交流150周年を記念して、ドイツ文化センターとの共催で開催されるもの。1989年のベルリンの壁崩壊後から変化を続け、政治、経済、文化の実験場として世界の注目を集めてきたベルリンでは、世界中から集まってきたアーティスト同士のゆるやかなネットワークが形成され、ジャンルを横断する共同制作や交流が活発に行われている。同展では、そんなベルリンに在住している18組のアーティストの作品を展示し、今最もクールと称されるベルリンのアートシーンを紹介する。 展示内容は、ベルリンのアートを語る上で欠かせないアーティストのヨン・ボックが、同展のために東京を舞台にした新作を制作するほか、日人の父とイギリス人の母をもつサイ

    ドイツ・ベルリンの先端アートシーンを紹介する企画展『ゼロ年代のベルリン』 | CINRA
  • 曇りなき心構え ブライアン・イーノ インタビュー | CINRA

    エクスペリメンタル(実験的)な音楽シーンにおいて、「巨匠」と呼ぶにふさわしい地位を築くブライアン・イーノ。「アンビエントミュージック」のパイオニア的存在であり、デヴィッド・ボウイ、U2などのアルバムプロデュースや、近年ではデヴィッド・バーンとのコラボーレションアルバムなど様々なアーティストとの盛んな交流でも知られる彼が、ニューアルバムを発表した。詩人のリック・ホランドとコラボレーションを行い、「声(ボイス)の可能性」という自身の長年の疑問に対して、ぐっと近づくことができたと語る作。曇りなき言葉の数々からは、デジタルレコーディングの進化を喜び(もちろん、アナログ文化への称賛も忘れることなく)、時には道端で偶然出会った人に朗読を依頼するなどユニークな行動へも屈託なく取り組む、己の好奇心へひたすらに突き進む音楽家の姿を垣間見ることができるだろう。 「くそくらえ…デジタルに突き進もうぜ」と言いた

    曇りなき心構え ブライアン・イーノ インタビュー | CINRA
  • ヤン・シュヴァンクマイエル5年ぶり新作は、夢の中を彷徨う男のラブサスペンス | CINRA

    ヤン・シュヴァンクマイエル新作映画『サヴァイヴィング ライフ ―夢は第二の人生―』が、晩夏から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で公開される。 寝る事だけが楽しみな中年の勤め人・エフジェン。ある日夢の中で出会った若くて美しい女・エフジェニエに再び会うため、彼は夢の操作法に関するを探し出し、自らの意思で夢の世界に入っていく方法を見つける。仕事に行くふりをして毎日夢の中へ出掛けるエフジェンと、その行動を不審に思いはじめるのミラダ。夫の尾行を開始したは、やがて彼の儀式を目撃してしまう。 同作は、動く映像表現としてのシュルレアリスムを確立したチェコのアニメーション作家ヤン・シュヴァンクマイエルの5年ぶり新作。憂な日常を脱出し現実と夢の世界の間を彷徨う男を、ブラックユーモアとともに描いたラブサスペンスだ。77歳を目前にしてもなおアートの最前線にたつ彼の新作には、「夢をみることが

    ヤン・シュヴァンクマイエル5年ぶり新作は、夢の中を彷徨う男のラブサスペンス | CINRA
  • Salyu×小山田圭吾(CORNELIUS)対談 | CINRA

    人に感動を与えるような素晴らしい音楽やアートはたくさんあると思うが、その圧倒的な力によって勇気づけられるような作品には久しぶりに出会った。ポップシンガーのイメージが強いSalyuが、その背後に持っていたラジカルな側面を前面に押し出した新プロジェクト「salyu×salyu」の第1弾として、共同プロデューサーにCORNELIUSこと小山田圭吾を迎えて制作された『s(o)un(d)beams』。この作品が特に素晴らしいのは、ここ最近いろんな意味で「言葉」に注目が集まる音楽が多い中、それをあくまでサウンドとして捉え、何より「声」という楽器を操る「人」そのもののパワーに目を向けさせていること。小山田による曲ごとのリクエストに対し、様々な音域で、声色で、表情で応えるボーカリスト=Salyuのパワーは当にすごいと思う。この作品をライブで体験できる日が、今から楽しみで仕方がない。 時間軸さえも表現のひ

    Salyu×小山田圭吾(CORNELIUS)対談 | CINRA
    gogatsu26
    gogatsu26 2011/04/06
    サルュと猿の惑星・・・
  • 音楽は人を変えられる 砂原良徳インタビュー | CINRA

    傑作『LOVEBEAT』から10年、先行シングル『subliminal』を挟んで、遂に砂原良徳の新作アルバム『liminal』が到着した。『LOVEBEAT』で確立したミニマルで立体的な構造はそのままに、今鳴らされるべき音を鳴らした、孤高の極みのような作品であり、間違いなく2011年を象徴する1枚となるであろう。さて、砂原といえば、その寡作ぶりも手伝って、クールで寡黙なクリエイターというイメージが強かったが、実際に対面した印象はむしろ真逆で、歯に衣着せぬ大胆な発言は「パンク」と言って何ら差し支えないほどの、実に熱い人物だった。音楽にはまだ世の中を変える力がある。それを信じて、砂原は早くも次の作品にととりかかる意欲を見せている。どうやら、次の作品がまた10年後ということはなさそうだ。 次に何をやるかすでに考えなきゃなっていう状態になってる感じですね。 ―『liminal』は実に10年ぶりのア

    音楽は人を変えられる 砂原良徳インタビュー | CINRA
  • 世界最年長の電子音響作家・刀根康尚のライフワークが完成、万葉集4,516首を音響化 | CINRA

    世界最年長の電子音響作家、刀根康尚の新作『ATAK016 MUSICA SIMULACRA』が、日3月9日に渋谷慶一郎のレーベル・ATAKからリリースされた。 刀根は、1960年代を代表する前衛芸術運動「フルクサス」の創設メンバーであり、小杉武久らとの即興音楽集団「グループ・音楽」や、赤瀬川原平らの「ハイレッド・センター」に参加するなど多くの前衛芸術運動に関わってきた。現在はニューヨークに活動拠点を移し、75歳の今も精力的な活動をみせている。 同作は、万葉集を独自のプログラムで音響データに変換した刀根のライフワークであり、4,516首を音響化したコンプリート盤。構想・制作に14年もの年月を費やし、2,000時間を越えるCD-ROMと、渋谷慶一郎の編集による60分の抜粋盤、刀根人執筆による解説ブックレット、さらに直筆のリミテッドサインを収めたスペシャルボックス仕様となっている。また、同作

    世界最年長の電子音響作家・刀根康尚のライフワークが完成、万葉集4,516首を音響化 | CINRA
  • ブラウザ上でミックス自由自在、やくしまる、ASA-CHANG、rei harakamiら音源提供 | CINRA

    Googleのウェブブラウザ「Chrome」を使った新しい音楽コンテンツ『Google Music Mixer』がオープン。同コンテンツに様々なミュージシャンが参加していることがわかった。 『Google Music Mixer』は、4つの異なるパートの動画をChrome上で同時に再生することで、オリジナルバースデーソングをミックスできる新感覚コンテンツ。3つのステップで簡単にミックス音源が制作可能となっている。 使用可能な音源には、やくしまるえつこ、ASA-CHANG、rei harakami、サイトウ"JxJx"ジュン(YOUR SONG IS GOOD)、永井聖一(相対性理論)、Merce Death、Cheru (PoPoyans)、Tuckerらが参加しており、料理人によるチャーハンの音や、ベル、しっぺなどを含む22種類の音源が用意されている。 『Google Music Mix

    ブラウザ上でミックス自由自在、やくしまる、ASA-CHANG、rei harakamiら音源提供 | CINRA
  • 「AKB48」ドキュメンタリー映画の製作総指揮に岩井俊二、特報の公開もスタート | CINRA

    アイドルグループ「AKB48」のドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?』の製作総指揮を岩井俊二が務めることがわかった。 同作は、観客はたったの7人という状態からスタートした弱小アイドルグループが、シングル100万枚を超すまでにブレイクした激動の2010年、その1年間を追ったドキュメンタリー作品。1,000を超える収録テープから、全力で走り続ける彼女たちの現在、そして未来をも描き出す。 製作総指揮は、AKB48のシングル『桜の栞』PVの監督も務めた岩井俊二。監督は佐々木希主演『天使の恋』で長編監督デビューを飾った寒竹ゆりが務める。 日11月19日に同作の公式サイトがリニューアルオープン。また、YouTubeのAKB48公式チャンネル「AKB48 Official Channel!」で

    「AKB48」ドキュメンタリー映画の製作総指揮に岩井俊二、特報の公開もスタート | CINRA
  • 渋谷慶一郎がNHK-FMでエレクトロニカの魅力に迫る、解説に佐々木敦 | CINRA

    音楽家の渋谷慶一郎を番組案内役に迎えたNHK-FM夏期特集番組 『エレクトロニカの世界 ~ 渋谷慶一郎の電子音楽マトリックス』が、8月11日から8月13日まで、深夜0:00から3日間にわたって放送される。 「エレクトロニカ」とは、20世紀末に現れた電子音をメインに用いた音楽スタイルの総称。ひとくちに「電子音楽」といっても、現代音楽、テクノポップ、プログレッシブロックなど、様々なジャンルが存在している。同番組ではそれらを「カッコイイ現代音楽」という視点からとらえた入門編として、トークや演奏を交えながら初心者にもわかりやすく紹介する。 第1回と第2回は、聞き手にロックを始めとして音楽に造詣の深い俳優・高嶋政宏、解説に批評家・佐々木敦を迎え、「電子音楽史50年」代表作品を聴きながら現在進行形の『新しい音楽』の世界へと誘う。第3回は渋谷とサウンドアーティスト「evala」によるライブコンサート公開

    渋谷慶一郎がNHK-FMでエレクトロニカの魅力に迫る、解説に佐々木敦 | CINRA
  • 会田誠が自身史上最多の描写量に挑む直球勝負の展覧会、会田誠展『絵バカ』 | CINRA

    美術家・会田誠の個展『絵バカ』が、5月6日から東京・市ヶ谷のMizuma Art Galleryで開催される。 今回の個展で発表される『灰色の山』は、会田が昨年夏から北京に滞在し制作した横幅7メートルにも及ぶ大作。OA機器と絡み合いながら山積みになったサラリーマンの死体が描かれ、会田の作品史上最多の描写量になるという。同作は、女性の裸体だけを描いた『ジューサーミキサー』など過去の作品とも関連しており、大量のゼロ戦がマンハッタンの上空を行き交う会田の代表作『紐育空爆之図』などの系譜ともいえるだろう。 また同展で会田は、日の美術大学そのものを題材とした「笑撃作」にも挑むという。2005年に作り上げた映像作品『日に潜伏中のビン・ラディンと名乗る男からのビデオ(2005)』などでおバカビデオには定評のある会田だけに、どのような仕上がりになるのか期待が膨らむ。 なお、展覧会名の『絵バカ』とは、平

    会田誠が自身史上最多の描写量に挑む直球勝負の展覧会、会田誠展『絵バカ』 | CINRA
  • 江戸時代の遊郭で生きる少女たちの姿を迫力の組立式壁画で描く、山口藍展『きゆ』 | CINRA

    江戸時代の風俗を下敷きにした作品を発表している山口藍の個展『きゆ』が、2月10日から市ヶ谷のMizuma Art Galleryで開催される。 山口の作品の舞台となるのは、吉原のすぐそばで隠れた商売をしている「とうげのお茶や」。そこで働く10歳前後の9人の少女の生活を、時代考証を基に細かい設定を加え、繊細で明解な描線と色面で表現されている。 同展では、18枚の壁面で室内空間を形成する迫力の組立式壁画「百の花、雪はふりつゝ」を中心に展示。また、パネルを毛布と綿布でくるんだ「ふとんキャンバス」は過去最大サイズの大作と、最小サイズの作品とで構成される。 「きゆ」=「消ゆ」と題された展で、山口は「消失」とその裏にある「存在」を意識して作品を描いたという。繰り返される存在と消失の中で、心の深くに消えない美しさが残るだろう。 山口藍展 『きゆ』 2010年2月10日(水)~3月13日(土) 会場:M

    江戸時代の遊郭で生きる少女たちの姿を迫力の組立式壁画で描く、山口藍展『きゆ』 | CINRA