採用面接では、せっかく素晴らしい素質を持っていても、それを伝えきれずに内定を逃す残念なケースも多いようです。こうしたケースで勝敗を分けるのは、その人の能力ではなく、それを明確に伝える表現力や、「伝えたい」という熱い気持ちです。 今回お話を伺うのは、2011年「働きがいのある会社」調査(従業員50~249名の企業カテゴリ・Great Place to Work(R) Institute Japanが実施)において第3位に選出された、ライフネット生命保険の採用担当、曽和利光さん。同社の選考を含め、これまで採用担当として10,000人近くの学生と関わってきた経験の中で、面接での“ちょっと残念な人”の具体例を教えていただきました。 【その1.成功した結果ばかり話す人】 面接での“エピソード選び”で損をしている人は意外と多いようです。インターハイで何位になった、コンクールで優勝したなど、うまくいった