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ブックマーク / synodos.livedoor.biz (11)

  • SYNODOS JOURNAL : 東京スカイツリーから展望する人口減少時代の「未来都市」像 ――〈タワー的公共性〉と〈ショッピングモール的公共性〉の交錯として 中川大地

    2012/7/108:39 東京スカイツリーから展望する人口減少時代の「未来都市」像 ――〈タワー的公共性〉と〈ショッピングモール的公共性〉の交錯として 中川大地 ■雨のスカイツリー開業と「時空を圧縮したランドスケープ」  2012年5月22日に「東京スカイツリー」が開業して、1ヵ月半以上が経過した。  その開業の日、強い雨風がこの新参タワーの展望塔としての門出に文字通り水を差す中、誘致決定以来の7年間の地元民としてのコミットを元にした著書『東京スカイツリー論』を上梓したばかりだった筆者は、事業者サイドが公表していた事前情報を元に書いた自著での叙述と実際の体験性との違いがどうなっているかを我が身で確かめるべく、初めて付帯施設「東京スカイツリータウン」の敷地に足を踏み入れ、そして地上高350メートルに位置する第一展望台「天望デッキ」へと上った。 ちょうど夕暮れ時、ようやく雨も小降りになって雲

    gogatsu26
    gogatsu26 2012/07/13
    “業平・押上地区におけるオフィス需要を完全に読み誤った賃料設定が災いし、7月現在はスカイツリー事業主の関連企業が付き合い的に契約した以外、ほとんどガラ空きの状態である。”
  • SYNODOS JOURNAL : 震災後の日本社会と若者(1) 小熊英二×古市憲寿

    2012/1/169:46 震災後の日社会と若者(1) 小熊英二×古市憲寿 古市憲寿著『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)刊行記念イベント   ―― 小熊英二・古市憲寿対談 / 2011年11月18日東京堂書店(構成 / 宮崎直子・シノドス編集部) 「3.11で社会は変わった」という言説に根的な疑問を投げかけ、震災後の若者たちの反応は「想定内」だった、と喝破した若き社会学者・古市憲寿さん。人は自分がリアルタイムで経験した事件を過大評価しがちである、と指摘する小熊英二さん。この両者が古市さんの新刊『絶望の国の幸福な若者たち』で提示された「震災後」の論点に検討を加え、「当に震災後に日社会は変わったのか」改めて語ります。はたして今、研究者は何ができるのか——。(東京堂書店HPより) 絶望の国の幸福な若者たち 著者:古市 憲寿 販売元:講談社 (2011-09-06) 販売元:Amazo

    gogatsu26
    gogatsu26 2012/01/22
    "ところが日本では、正規雇用のチャンスを永遠に失い続ける若者と、女性と子育てを終えた主婦が働くので、移民が必要ない。移民なみの条件で働く人たちがいるからです。"
  • SYNODOS JOURNAL : AMP MUSIC、アフリカのインディーズ音楽を世界で販売するという挑戦 梅本優香里

    2011/11/2911:1 AMP MUSICアフリカのインディーズ音楽を世界で販売するという挑戦 梅優香里 ■ アフリカから、世界へ。 「これはフェアな方法だ。だって自分たちの音楽であろうとマイケル・ジャクソンであろうと、同じように並ぶんだろう?」 今年2月、わたしたちはAMP MUSIC(アンプミュージック)という音楽レーベルを立ち上げた。アフリカのインディーズミュージシャンの音楽を、インターネットを通じて、世界中の音楽ファンに届けようというものだ。 彼らのつくる音楽は、人びとがアフリカと聞いて思い浮かべる伝統音楽とは違い、ローカルのいまどきの若者たちが生活のなかで楽しんでいるポップスやヒップホップだ。ナイロビは、周辺の東アフリカ諸国からミュージシャンたちが夢をもって上京してくる音楽集積地で、クラブも音楽スタジオもたくさんあり、新しいアフリカ音楽が生まれる土地である。伝統音楽をベ

  • SYNODOS JOURNAL : プーチン政権再来とその対外政策の展望 廣瀬陽子

    2011/10/1316:21 プーチン政権再来とその対外政策の展望 廣瀬陽子 ■プーチン政権、2012年復活へ     メドヴェージェフ大統領とプーチン首相。現在、ロシアで双頭体制を維持しているふたりのどちらが、2012年の大統領選挙の候補者になるのかという問題は、長いことロシア国内と世界からの注目を集めてきた。そして両氏は、ふたりできちんと話しあい、時期が来たら発表するという見解を表明してきた(もちろん、他の候補者の可能性があってしかるべきだが、現在のロシア政治状況においては、実質的にそれは「ない」と言ってよい)。 メドヴェージェフの大統領就任の時点で、4年後はプーチンが復帰するのではないかという見方が多くなされていたことを考えれば、これはまさに既定路線だといえる。ロシアでは大統領職は連続2期までしかできないが、1期でも間をおけば、ふたたび2期、大統領職に就くことができる。プーチンは

  • SYNODOS JOURNAL : 2020年五輪開催地として立候補したアゼルバイジャンのジレンマ 廣瀬陽子

    2011/9/1410:26 2020年五輪開催地として立候補したアゼルバイジャンのジレンマ 廣瀬陽子 ■2020年五輪開催地争奪戦の開始     今年の9月2日、IOC(国際オリンピック委員会)が、2020年夏季オリンピック・パラリンピック競技大会開催立候補申請都市を発表した。今後は、2012年5月にIOCによる一次選考の結果が発表され、2013年9月7日にアルゼンチンのブエノスアイレスで行われる第125回IOC総会で最終結果が出される予定であるが、申請年が発表されたことで、開催地をめぐる争奪戦がスタートしたと言ってよい。 東京都は2009年に、ブラジル・リオデジャネイロでの開催が決まった2016年の夏季五輪の招致に失敗しているが、今回は、東京の招致がかなり有望だという説もある。その一方で、2018年の冬季五輪が韓国の平昌(ピョンチャン)で開催されることが決定しているため、東アジアで連続

    gogatsu26
    gogatsu26 2011/09/15
  • SYNODOS JOURNAL : そろそろ自転車についてもう少しまじめに考えよう 山口浩

    2011/7/3114:7 そろそろ自転車についてもう少しまじめに考えよう 山口浩 探しても原文が見当たらないので記憶違いかもしれないが、いまは亡き伊丹十三が何かので、自転車を「もっとも高貴な乗り物」と評していたのではなかったかと思う。別に高級な、あるいは高価なものという意味ではなく、田舎道を行くふつうの自転車についての話だったような記憶なので、おそらくは自転車なる乗り物自体がもつ簡素な機能美とか、周囲と調和する感じとか、そういったものを指しての評価だったのではないかと想像する。 個人的にも、自転車という乗り物にはそれなりのシンパシーを感じているつもりだが、いまのところ、それを日常の足としては使っていない。理由はいくつかあるが、もっとも大きいのは、現在の日の状況で、いわゆる「サイクリスト」のグループに入ること自体がいまひとつ気乗りしないからだ。 自転車をめぐる問題は以前からあって、改善

  • SYNODOS JOURNAL : なぜ「利回り100倍定期預金」の満期が待てないのか?――日本の農業・漁業の現実

    2011/7/718:45 なぜ「利回り100倍定期預金」の満期が待てないのか?――日の農業・漁業の現実 7月6日放映の「ニコ生シノドス」レギュラー放送化第2回は、三重大学生物資源学部准教授の勝川俊雄氏と、月刊『農業経営者』副編集長の浅川芳裕氏をゲストに迎え、「農業・漁業が滅びる!?」と題して行われた。 しかし収益性という観点の不在については、漁業のほうがより深刻かもしれない。勝川氏は漁獲枠制限(魚の種別ごとの漁獲を「数」で制限する仕組み。稚魚・幼魚の乱獲を防ぎ、安定した漁業の継続性を増すとされる)のない日のクロマグロ漁業の水揚げの約9割が、収益性の低い0〜1歳の「カツオ大」のマグロであることを「つかみ取りのような乱獲」と表現する。 漁の対象を生後7年経ったクロマグロの漁獲にシフトすることで、漁獲頭数の減少を差し引いてもおよそ100倍の漁獲金額になることを説明すると、司会の飯田泰之(駒

  • SYNODOS JOURNAL : 世界でもっとも危険な原発、アルメニア原発 廣瀬陽子

    2011/5/1312:25 世界でもっとも危険な原発、アルメニア原発 廣瀬陽子 福島第一原子力発電所での事故を受け、世界で、自国の原子力発電所の再チェックと対策強化を進めるとともに、原発計画を見直したり、凍結したりする動きが強まっている。特に、4月26日には、旧ソ連のチェルノブイリ(現在は、ウクライナに位置)原発事故から25周年を迎え、欧州、旧ソ連各地で追悼行事が行われたことも、原発廃止論をさらに勢いづかせた感がある。 しかし「やめたくてもやめられない」事情を抱える国も少なくない。 ◇やめられない「持たざる国」◇ 財政難の旧ソ連諸国は、原発をやめたくてもやめられない懐事情がある。原発は、やはり、コストが抑えられるだけでなく、国際的要因を受けることもなく(ウクライナロシアのガス紛争に象徴されるように、旧ソ連では政治問題にエネルギーカードが切られることが少なくない)、きわめて安定的な電力源

  • SYNODOS JOURNAL : エジプトの反政権デモの旧ソ連諸国への影響 廣瀬陽子

    2011/2/157:0 エジプトの反政権デモの旧ソ連諸国への影響 廣瀬陽子 ◇エジプト反政府デモ〜東欧革命、「色革命」を彷彿?◇ チュニジアの「ジャスミン革命」の影響は、ヨルダンやイエメンにも波及し、そして、1月25日以来エジプト全土に広がっていた反政権運動は、激しい弾圧などもあり趨勢が懸念されていたものの、現地時間の2月10日夜にホスニー・ムバラク大統領が辞任を表明し、ついに民衆側が勝利した。 たとえば、東欧革命がソ連の国力・影響力が低下したことによって発生したのに対し、今回のアラブ諸国での政変はアメリカの国力・影響力が低下したことによって発生したというような分析が見られたり、「色革命」も今回の政変も民衆の力によって発生したというような類似性を指摘する分析がみられたりした。 専門外の筆者はアラブ諸国の政変に関する分析を行う力はないが、東欧革命の中心人物であったヴァーツラフ・ハヴェル元チ

  • SYNODOS JOURNAL : 日本の野菜は“ユニクロ”よりも強い 浅川芳裕

    2011/2/147:0 日の野菜は“ユニクロ”よりも強い 浅川芳裕 ―― 「日料自給率は41%、世界最低レベルだ」という言葉は、農業について語る際の枕詞のようになっていますね。 浅川 脊髄反射のように唱える方がいますが、これは実は大変な誤解を招く表現です。 こう言われると、「実際にべている品のうち、どれだけが国産かの数字」と思っちゃうんですが、ここに大きな落とし穴が潜んでいます。 この指標では、まず輸入・国産問わず、日で流通している全生産物をカロリーに置き換える。ニンジン100グラム当たり何カロリーとかですね。それを人口で割って1日当たりに換算したものを分母に、分子には国産の分をおきます。 ―― まっとうな計算のように見えますが。 浅川 しかし、この指標にはたくさんの問題点があります。まず、我々は流通している生産物を全部べているわけじゃない。べ残しやコンビニの期限切れな

  • SYNODOS JOURNAL : 「バブル」が「バブル」でなかった頃 山口浩

    2010/11/257:0 「バブル」が「バブル」でなかった頃 山口浩 テレビを見ながらツイッターをしている人はけっこう多いらしい。先日テレビ映画「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」(2007年公開)が放映されたが、その後ツイッター上の私のタイムラインは、一時、映画の舞台となったバブル期に関する思い出話で埋め尽くされた。 ◇「地価高騰」としてのバブル◇ 当時そうしたものとはあまり縁もなく過ごしていた、わたしにとっての「バブル」のイメージは、その「語源」により近い。ご存知の方も多いだろうが、この「バブル」は、当時不動産をはじめ、株やゴルフ会員権などに広くみられた資産価格の「バブル」からきていて、元をたどれば18世紀イギリスで起きた投資ブームとその崩壊後の一連の金融スキャンダル、世に言う「南海泡沫事件」(the South Sea Bubble)に由来する。 当時もブームに乗って浮か

    gogatsu26
    gogatsu26 2010/11/25
    確かにあったなーこういうの>『土地を売却すれば「地価高騰を加速させた」と批判され、売却しなければ「土地をためこんでいる」と批判される』
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