AI(人工知能)によるフェイク動画の手法「ディープフェイクス」を使った、ウクライナ大統領のウォロディミル・ゼレンスキー氏の「偽者」動画が3月16日にネットで公開され、フェイスブック、ユーチューブなどが相次いで削除する騒動があった。
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新型コロナウイルスによって、米国人の38%がコロナビールを飲まなくなったわけではない――。 米PR会社によるアンケート調査とその報道が波紋を広げている。 新型コロナウイルスの感染が拡大する2月末、CNNなど米メディア各社は、「38%がコロナビールを買わないと回答」とのネット調査結果を報じた。米PR会社が発表したリリースによるものだった。 各社の報道は、新型コロナウイルスの影響で、消費者が「コロナビール離れ」を起こしたような印象を与えた。 だが、米ハフィントンポストやアトランティックなどの検証によれば、PR会社のリリースでは、「コロナビール離れ」の具体的データも、新型コロナウイルスとの因果関係も明らかにされていなかった。また、コロナビールを飲むのを止めるという人は、これまでコロナビールを飲んでいた人のうちの、わずか4%にすぎなかった。 だが、リリースと報道はネットで拡散し、リリースにあった「
フェイクニュース対策として、昨年末に鳴り物入りで始まった外部メディアとの提携によるファクトチェック。さらに、その結果を反映する仕組みとして、今春からスタートした「警告マーク」。 だが、ファクトチェックを担うメディアからは、フェイスブックが詳細なデータを開示しないことへの不満が噴出。また「警告マーク」についても、専門家から効果を疑問視する指摘が出ていた。 そしてフェイスブックが「警告マーク」取り外しの理由として挙げたのは、まさに「運用」と「効果」の問題だった。 ●ファクトチェックと警告 フェイスブックのニュースフィードを担当するプロダクトデザイナー、ジェフ・スミス氏ら3人は21日、「虚偽情報対策のデザイン」と題した投稿をブログメディア「ミディアム」で公開した。 「1年にわたるテストとそこから学んだこと受けて、私たちはユーザーがフェイスブック上でフェイクニュースを目にした時の、警告の仕方の変更
フェイスブックがコンテンツの扱いを巡って、さらなる騒動を巻き起こした。 発端は、ノルウェーの作家が、ベトナム戦争を象徴する報道写真”ナパーム弾の少女”をフェイスブックに投稿したことだった。 ナパーム弾の爆撃から逃げ惑う裸の少女を捉えたこの写真を、「全裸」を理由にフェイスブックが削除。抗議をしたこの作家のアカウントも停止に。 さらにこの経緯を問題の写真とともに報じたノルウェー最大の新聞「アフテンポステン」や、同国の首相のアーナ・ソールバルグさんのフェイスブック投稿まで、削除されてしまったという。 沸き上がる批判を受け、フェイスブックは結局、削除措置を撤回した。 人間の編集者による「保守派メディア排除」批判、そしてアルゴリズムによるデマの掲示…とフェイスブックのコンテンツ選別を巡るぎこちなさは、これまでも紹介してきた。 ※参照:編集者を解雇したフェイスブック、アルゴリズムがデマをピックアップす
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