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ブックマーク / www.qlifepro.com (36)

  • インフルエンザの方が新型コロナより危険?追跡調査で判明した意外なリスク | QLifePro

    コロナよりもインフルエンザの方が脳への影響が大きい 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)よりもインフルエンザの方が、神経疾患により病院で治療を受ける可能性の高いことが、COVID-19またはインフルエンザにより入院した患者を追跡した新たな研究で明らかになった。米ミシガン大学アナーバー校のBrian Callaghan氏らによるこの研究結果は、「Neurology」に3月20日掲載された。Callaghan氏は、「われわれが予測していた通りの結果ではなかったが、COVID-19で入院しても、インフルエンザで入院した場合と比べて、一般的な神経疾患に対する治療が増えるわけではないことが分かった点では心強い結果だった」と同大学のニュースリリースの中で述べている。 画像提供HealthDay この研究では、世界的な健康に関する研究ネットワーク(TriNetX)のデータを用いて、COVID-1

    インフルエンザの方が新型コロナより危険?追跡調査で判明した意外なリスク | QLifePro
    gogatsu26
    gogatsu26 2024/04/02
    “コロナよりもインフルエンザの方が脳への影響が大きい”
  • ひきこもりの「病的」と「非病的」を区別する評価法を開発-九大 | QLifePro

    「病的ひきこもり」の診断評価基準を日米共同研究で開発し、必要条件を定義 九州大学は2月29日、「病的ひきこもり(pathological social withdrawal:pathological hikikomori)」と「非病的(健康な)ひきこもり」とを区別できるツール「HiDE(Hikikomori Diagnostic Evaluation)」(構造化面接法および自記式スクリーニング票)を開発したと発表した。この研究は、ひきこもり研究ラボ@九州大学(代表:九州大学大学院医学研究院精神病態医学 加藤隆弘准教授)によるもの。研究成果は、「Psychiatry and Clinical Neurosciences」オンライン版に掲載されている。 画像はリリースより (詳細は▼関連リンクからご確認ください) 「社会的ひきこもり(以下、ひきこもり)」は、一般的に社会参加せずに6か月以上自宅

    ひきこもりの「病的」と「非病的」を区別する評価法を開発-九大 | QLifePro
  • 赤ちゃんは「ありのまま」を見る、生後半年までは錯覚が起きないと判明-北大ほか | QLifePro

    眼から入力された個別の情報、どのように1つの知覚として統合されるのか? 北海道大学は12月6日、生後半年未満の乳児では複数の特徴を誤って統合する「misbinding」という錯視現象が生じず、これらの乳児は大人とは異なり、世界をありのままに見ている可能性を示したと発表した。この研究は、同大の大学院文学研究院の鶴見周摩助教(中央大学大学院人文科学研究所)、日女子大学人間社会学部の金沢創教授、中央大学人間社会学部の山口真美教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「Proceedings of Royal Society B」にオンライン掲載されている。 画像はリリースより (詳細は▼関連リンクからご確認ください) ヒトの視覚システムは階層構造になっており、眼から入力された情報は最初に方位や色、動きといった各特徴として個別に分析される。その後、各特徴が1つの情報として統合され、主観的な知覚

    赤ちゃんは「ありのまま」を見る、生後半年までは錯覚が起きないと判明-北大ほか | QLifePro
  • 「最近の成功経験」が行動に関わる脳部位の活動を高めると判明-東京医歯大ほか | QLifePro

    過去の成功経験に由来する報酬への期待が「大脳基底核」の活動に与える影響は? 東京医科歯科大学は9月12日、最近の成功経験が、大脳基底核の黒質や線条体の神経細胞の行動に関わる活動を広範に増強することを突き止めたと発表した。この研究は、同大大学院医歯学総合研究科 細胞生理学分野のアライン・リオス助教、平理一郎准教授、礒村宜和教授の研究グループと、京都大学、福島県立医科大学、アルベルト・アインシュタイン医科大学、愛知医科大学、生理学研究所、玉川大学の研究グループとの共同研究によるもの。研究成果は、「Communications Biology」オンライン版に掲載されている。 画像はリリースより (詳細は▼関連リンクからご確認ください) ヒトを含む動物は過去の行動とその結果の経験を生かして、次に適切な行動を選択することができる。このように、生存のために行動を最適化する仕組みは、脳の大脳基底核が中心

    「最近の成功経験」が行動に関わる脳部位の活動を高めると判明-東京医歯大ほか | QLifePro
  • 近赤外光線免疫療法、その場で効果予測が可能な新技術の開発に成功-名大 | QLifePro

    第5のがん治療として期待される近赤外光線免疫療法 名古屋大学は8月8日、手術・放射線・化学療法・がん免疫療法に続く“第5のがん治療”といわれる近赤外光線免疫療法の効果を予測する新たな画像評価技術開発に成功したと発表した。この研究は、同大大学院医学系研究科・最先端イメージング分析センター/B3ユニットフロンティア長・高等研究院(JST創発的研究支援事業1期生)の佐藤和秀特任講師、同大大学院医学系研究科総合保健学専攻オミックス医療科学の松岡耕平大学院生、佐藤光夫教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「EBioMedicine」にオンライン掲載されている。 画像はリリースより (詳細は▼関連リンクからご確認ください) 光を用いた治療技術は数多く研究されており、その一部は実用化されている。近年では、2011年に米国国立がんセンター・衛生研究所(National Cancer Institut

    近赤外光線免疫療法、その場で効果予測が可能な新技術の開発に成功-名大 | QLifePro
    gogatsu26
    gogatsu26 2023/08/12
    “第5のがん治療として期待される近赤外光線免疫療法 ”
  • 「適度な運動」で高血圧改善の分子メカニズム解明-障害者リハ研ほか | QLifePro

    有酸素運動に多い「上下動」が身体に好影響を与える?臨床試験含め検討 国立障害者リハビリテーションセンターは7月7日、ラットを用いた実験とヒト成人を対象とした臨床試験にて、適度な運動が高血圧改善をもたらすメカニズムを発見したと発表した。この研究は、同センター病院臨床研究開発部の澤田泰宏部長、国立循環器病研究センター、東京大学、東京農工大学、九州大学、国際医療福祉大学、関西学院大学、群馬大学、東北大学、大阪大学大学院医学系研究科、岩井医療財団、新潟医療福祉大学、所沢ハートセンターらの研究グループによるもの。研究成果は、「Nature Biomedical Engineering」に掲載されている。 画像はリリースより (詳細は▼関連リンクからご確認ください) 超高齢社会を迎えた日のみならず、先進諸国において、健康寿命の延伸が喫緊の課題となっている。認知症、うつ病、糖尿病、がんなど多くの、特に

    「適度な運動」で高血圧改善の分子メカニズム解明-障害者リハ研ほか | QLifePro
    gogatsu26
    gogatsu26 2023/07/18
    “有酸素運動に多い「上下動」が身体に好影響を与える?臨床試験含め検討”
  • 糖尿病網膜症検査、「内科から眼科への紹介」に課題がある可能性-NCGMほか | QLifePro

    糖尿病患者の眼底検査の年間実施、2015年度は47% 国立国際医療研究センター(NCGM)は5月26日、「匿名レセプト情報・匿名特定健診等情報データベース」(NDB)を用いて、2017年度に糖尿病薬の定期処方を受けている外来患者の眼科受診割合と眼底検査の実施割合を算出し、糖尿病網膜症のスクリーニング実施のプロセスのうち具体的にどこに課題があるか分析を行い、その結果を発表した。この研究は、同センター研究所糖尿病情報センターの井花庸子医師、杉山雄大室長、東京大学大学院医学系研究科代謝・栄養病態学の山内敏正教授、虎の門病院の門脇孝院長らのグループによるもの。研究成果は、「Journal of Diabetes Investigation」に掲載されている。 画像はリリースより (詳細は▼関連リンクからご確認ください) 糖尿病はインスリンの作用不足により慢性的な高血糖が持続する疾患であり、糖尿病網

    糖尿病網膜症検査、「内科から眼科への紹介」に課題がある可能性-NCGMほか | QLifePro
  • 「白髪」が増えるメカニズム、髪色を作る幹細胞が増えて動けなくなることがその原因? | QLifePro

    白髪が増えるのは毛包の幹細胞に原因がある? 加齢とともに白髪が増えるのは、髪の色を作る幹細胞が毛包の中で「動けなく」なり、機能しなくなるためであることが、新たな動物実験から明らかになった。米ニューヨーク大学(NYU)グロスマン医学部皮膚科・細胞生物学科の伊藤真由美氏らによる研究で、「Nature」に4月19日掲載された。 画像提供HealthDay 毛髪の色は、毛包のバルジ領域に存在するメラニン細胞幹細胞(McSC)によってコントロールされている。毛髪が成長期に入ると、McSCは活性化されて下方へ移動し、毛髪を黒や金などにするメラニン色素を生成するメラノサイト(色素細胞)へと分化し、その色素が取り込まれて毛髪に色が付く。毛髪が白くなるのは、McSCをメラノサイトに分化させるシステムが機能しなくなるためである。今回、伊藤氏らは、このMcSCシステムが機能不全に陥るメカニズムを解明するために、

    「白髪」が増えるメカニズム、髪色を作る幹細胞が増えて動けなくなることがその原因? | QLifePro
  • 脳損傷による脳の空洞をゲルで埋め、脳神経を再構築することに成功-北大 | QLifePro

    脳の空洞をゲルで埋めて細胞の足場を作ることができれば、脳組織は再生するのか? 北海道大学大は2月15日、ハイドロゲル(以下、ゲル)をマウスの脳の欠損部に埋めて、その後に神経幹細胞をゲル内に注入することで、脳組織を再構築させる技術を開発したと発表した。この研究は、同大大学院医学研究院、同大創成研究機構化学反応創成研究拠点(WPI-ICReDD)の田中伸哉教授、同大大学院医学研究院の谷川聖客員研究員、同先端生命科学研究院の龔剣萍教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「Scientific Reports」に掲載されている。 画像はリリースより (詳細は▼関連リンクからご確認ください) 近年、再生医療が発展により軟骨・皮膚・肝臓などさまざまな臓器の再生方法が報告され、医療応用されてきているが、脳は一度大きく損傷すると空洞ができてしまい、細胞が増えるための足場を失うことから、脳の再生は困難と

    脳損傷による脳の空洞をゲルで埋め、脳神経を再構築することに成功-北大 | QLifePro
  • 新型コロナ「複数回」感染者は死亡リスク2倍以上、入院リスクも3倍以上に上昇-米研究 | QLifePro

    COVID-19の感染を繰り返すほど重症化や死亡のリスクが高まる 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染を繰り返すほど、発症時に重症化しやすくなり、死亡リスクも上昇することを示すデータが報告された。米ワシントン大学のZiyad Al-Aly氏らの研究によるもので、詳細は「Nature Medicine」に11月10日掲載された。感染回数が1回の人に比べて複数回感染した人では死亡リスクが2倍以上になり、入院リスクは3倍以上に上昇するという。 画像提供HealthDay パンデミック発生から3年近くになり、既に複数回、COVID-19に罹患した人が増加している。COVID-19に一度かかると免疫力が高まり、感染リスクや発症時の重症化リスクが低下するのではないかと期待する考え方もあるが、実態はよく分かっていない。Al-Aly氏らはこの点について、米国退役軍人省の医療データを用いた解析

    新型コロナ「複数回」感染者は死亡リスク2倍以上、入院リスクも3倍以上に上昇-米研究 | QLifePro
  • 老化による抗腫瘍免疫低下、「スペルミジン」で回復できる可能性-京大ほか | QLifePro

    加齢によるT細胞の免疫力低下とSPD欠乏の関連は未解明だった 京都大学は10月28日、細胞の生存、増殖、ミトコンドリアの機能維持に必須の生体内ポリアミンであるスペルミジン(spermidine:SPD)が、若齢T細胞と比較し老化T細胞において減少し、エネルギー産生や脂肪酸酸化等のミトコンドリア機能の低下の原因になっていることを明らかにしたと発表した。この研究は、同大医学研究科附属がん免疫総合研究センターの庶佑センター長、Fagarasan Sidonia教授(兼:理化学研究所チームリーダー)、茶健司特定准教授、Al-Habsi Muna研究員(兼:National Genetic Center, Oman)、医学研究科の野村紀通准教授、東北大学の松健助教らの研究グループによるもの。研究成果は、「Science」にオンライン掲載されている。 画像はリリースより (詳細は▼関連リンクから

    老化による抗腫瘍免疫低下、「スペルミジン」で回復できる可能性-京大ほか | QLifePro
    gogatsu26
    gogatsu26 2022/10/31
    「スペルミジンという名前の由来を知っていますか?精液みたいな臭いがするからだそうです」via https://chinkokayuirv.blogspot.com/2022/10/blog-post_31.html
  • 男性の寿命が女性より短い理由の1つに「Y染色体の喪失」が関係? | QLifePro

    女性よりも男性の寿命が短いのはY染色体のせい? 女性と比べて男性の寿命が短い理由の解明につながる研究結果がこのほど明らかになった。日、米国、スウェーデンなどの国際共同研究グループは、加齢に伴い血液細胞からY染色体が喪失している男性において、心臓組織の線維化や心不全が起こりやすい可能性があることを示した研究結果を、「Science」7月14日号に発表した。 画像提供HealthDay Y染色体は性染色体の1つで、女性にはX染色体が2つ、男性にはX染色体とY染色体が1つずつあることは多くの人々が知っている。Y染色体には、男性の特性を決定する以外に多くの役割はないと考えられてきた。しかし、近年の研究から、Y染色体には考えられていたよりも多くの遺伝子が含まれていることが明らかになってきた。また、Y染色体の喪失がさまざまな疾患のリスクに関連していることを示した研究結果も報告されている。 加齢に伴い

    男性の寿命が女性より短い理由の1つに「Y染色体の喪失」が関係? | QLifePro
  • 肥満や加齢による妊孕性低下、ミトコンドリア機能改善薬でマウス治療成功-広島大ほか | QLifePro

    加齢に伴う卵巣線維化の発生機序は?肥満でも卵巣線維化は起こる? 広島大学は6月18日、肥満症に伴う卵巣機能の低下が、加齢に伴う卵巣機能低下と同様に卵巣の間質組織が線維化することによって引き起こされること、そして肥満症・加齢によって生じる卵巣線維化が、ミトコンドリアの機能不全に起因していることを突き止めたと発表した。この研究は、同大大学院統合生命科学研究科の梅原崇助教、島田昌之教授、The University of Adelaide(豪州)のRebecca L. Robker教授などの研究グループによるもの。研究成果は、「Science Advances」にオンライン掲載されている。 画像はリリースより (詳細は▼関連リンクからご確認ください) 肥満症は、全世界で増加しているメタボリックシンドローム(生活習慣病)の一つであり、全身の組織機能低下のみならず、女性の卵巣機能低下や不妊症の大きな

    肥満や加齢による妊孕性低下、ミトコンドリア機能改善薬でマウス治療成功-広島大ほか | QLifePro
  • ヒト脳オルガノイドが「意識を持つ」場合の研究上の倫理的枠組みを提案-神戸大ほか | QLifePro

    意識は主観的で直接観察できないため、意識理論を実験的に検証するのは困難 神戸大学は2月17日、ヒト脳オルガノイドがもちうる意識の問題を検討し、ヒト脳オルガノイド研究を進めるうえでの倫理的枠組みを提案したと発表した。この研究は、同大大学院人文学研究科の新川拓哉講師が、埼玉医科大学の林禅之助教、カールトン大学のジョシュア・シェパード准教授、京都大学高等研究院ヒト生物学高等研究拠点(WPI-ASHBi)の澤井努特定助教と共同で行ったもの。研究成果は「Neuroethics」に掲載されている。 近年の幹細胞生物学の飛躍的な進展により、iPS細胞やES細胞といった多能性幹細胞を分化誘導し、生体と類似の構造をもつ三次元脳組織を試験管内で作製する技術が開発されている。このように体外で作製される三次元脳組織を「脳オルガノイド(brain organoid)」と呼ぶ。ヒト脳オルガノイド研究は着実に進歩してお

    ヒト脳オルガノイドが「意識を持つ」場合の研究上の倫理的枠組みを提案-神戸大ほか | QLifePro
    gogatsu26
    gogatsu26 2022/02/21
    “iPS細胞やES細胞といった多能性幹細胞を分化誘導し、生体と類似の構造をもつ三次元脳組織を試験管内で作製する技術が開発されている。このように体外で作製される三次元脳組織を「脳オルガノイド(brain organoid)」”
  • 米陸軍が開発中の「変異株全てに有効な」ワクチン、動物実験での検証結果は? | QLifePro

  • コロナ感染対策により「山形系統のB型インフルエンザウイルス」絶滅の可能性 | QLifePro

  • 手と足の感覚情報処理が脳の中でつながっていることを明らかに、世界初-京大ほか | QLifePro

    化学遺伝学とfMRIを組み合わせた新規手法で、一部の脳活動を止めた際の行動や感覚の変化を調査 京都大学は10月21日、化学遺伝学法という脳活動の操作法と、全脳の活動が見える機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を組み合わせて一部の脳活動をピンポイントで止めて、その時の全脳への影響を見る新規手法を開発し、「手と足の感覚情報処理が、実は脳の中でつながっている」ことを世界で初めて明らかにしたと発表した。この研究は、同大霊長類研究所の高田昌彦教授、井上謙一同助教、量子科学技術研究開発機構の平林敏行主幹研究員、南敬史同グループリーダーらの研究グループによるもの。研究成果は、「Neuron」オンライン版に掲載されている。 画像はリリースより 物を手でつかむ時、ヒトは手の「運動」だけでなく、物に触っている「感覚」を頼りにする。この時、脳では運動野に加えて第一次体性感覚野・手領域が活動し、それが第二次体性感覚

    手と足の感覚情報処理が脳の中でつながっていることを明らかに、世界初-京大ほか | QLifePro
  • 抗菌薬による大腸がんリスク増大、若年者でより強い傾向-ESMO2021報告 | QLifePro

  • ピロリ菌が遺伝性乳がん・卵巣がんと同じ機序で胃がんを引き起こすと判明-東大 | QLifePro

    「ヒット&ラン」型発がんモデルの真偽を検証 東京大学は5月17日、ピロリ菌 CagAがゲノム安定性を司るBRCA1の機能を障害することで、胃上皮細胞のがん化に必要な遺伝子変異の蓄積を誘発することを明らかにしたと発表した。この研究は、同大大学院医学系研究科の畠山昌則教授、紙谷尚子講師らのグループと、同研究科石川俊平教授、牛久哲男教授らとの共同研究によるもの。研究成果は、「Cell Host & Microbe」電子版に掲載されている。 画像はリリースより ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)CagAタンパク質は、細菌の注射針様装置により胃上皮細胞内に注入される。ピロリ菌が感染した細胞(宿主細胞)内に侵入したCagAは発がん性ホスファターゼSHP2と結合しその活性を脱制御する一方、極性制御キナーゼPAR1bとも結合し、その活性を不活化する。CagAによるこれら宿主細胞内標的分子の機能撹乱が胃がん

    ピロリ菌が遺伝性乳がん・卵巣がんと同じ機序で胃がんを引き起こすと判明-東大 | QLifePro
  • 歯周病が高血圧の原因に!?その意外な理由とは | QLifePro

    高血圧予防には歯磨きを 高血圧になりたくなければ、毎日の歯磨きを忘れてはいけないようだ。新たな研究から、重度の歯周病がある人は、高血圧の発症リスクが大幅に高くなる可能性があることが分かった。英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)イーストマン歯科研究所のFrancesco D’Aiuto氏らの研究によるもので、詳細は「Hypertension」に3月29日掲載された。 画像提供HealthDay この研究の対象は、重度の(歯の50%以上に歯肉感染が認められる)歯周病のある成人250人(歯周病群)と、歯周病のない250人(対照群)。年齢中央値は35歳で、女性が52.6%だった。収縮期血圧が140mmHg以上の人の割合は、歯周病群が14%、対照群7%であり、2倍の差が見られた。また、収縮期血圧/拡張期血圧が130/80mmHg以上の場合を高血圧と定義すると、歯周病群の約50%、対照群の約

    歯周病が高血圧の原因に!?その意外な理由とは | QLifePro