6月28日の株主総会でTBS社長を退き、会長に就く武田信二氏(65)が「院政」批判に晒されている。4月の終わりに、突如、在位わずか3年で退陣を表明。「現経営体制を刷新し、若返りを図る。世代交代を加速させる」とカッコよく宣言したが、「やっていることが真逆」(局関係者)との酷評も。 5月11日、TBSが発表した2018年3月期決算は売上高3619億円、営業利益188億円の増収、減益だった。そこで疑問がわくのは、昨年11月1日の業績予想の上方修正。TBSはスポット広告の収入増により、営業利益が200億円から220億円に増えると発表し、株価が高騰した。ところが、そのわずか3カ月後(2月8日)の第3四半期決算発表で「第3四半期に入りスポット広告が伸び悩んでいる」とし、営業利益が220億円から190億円に大幅に減ると、業績予想を下方修正。もちろん株価は急落した。 「わずか数カ月間にスポット広告が数十億