フランスのメーヌ=エ=ロワール県の男性が、Google Street Viewに自分が放尿している写真が掲載されているとしてGoogleを相手取り訴訟を起こした。この写真により、近所の笑いものになっていると原告は主張している。 Reutersの報道によると、原告の男性は自宅の庭にいた際に尿意を覚え、自宅の敷地であったためその場で用を足した。ところが、Google Street Viewがその場面をとらえていた。 そんなシーンが公開されていたらどんな気持ちになるだろう。 Googleは画像の顔部分に処理を施していたものの、近隣の人が見ればそれが誰なのかは一目瞭然であり、精神的苦痛を受けたと男性は主張している。 原告は、慰謝料として1万ユーロの支払を求めている。たとえ画像が抹消されても、一部のコンピュータにはデータが残るだろうし、付近住民の記憶にも残る。この金額でも十分とは言えないだろう。 報