――おふたりは『true tears』『CANAAN』、そして『花咲くいろは』と一緒に仕事をされていますが、お互いにどんな印象をお持ちですか? 堀川: 「岡田さんとは『true tears』からだから、もう4年目になるのかな。僕は本読み(*1)に出席するのは久しぶりで、経験も浅かったので『true tears』では岡田さんや西村(純二)監督を前にして、恥をかきながらいろいろと吸収させてもらうつもりで参加していたんです。ついついシナリオを文字面で追って、頭の中で映像に変換しながら読んでしまうけれど、岡田さんがどういう視点で意見を言うんだろう? と。見ているところが全く違いますからね。でも未だに岡田麿里という脚本家をつかめていない(笑)。性格は、見た目がパワフルなのでそうは思えないかもしれないけれども、影でほかのスタッフにすごく気を使う、チームワークを大切にする人かな」 岡田: 「『CANA