昨年の開催では、浜渦正志さんの「IMERUAT」や、坂本英城さんの「TEKARU」といったバンドを誕生させた『ファンタジー・ロック・フェス』。今年は植松伸夫がソロプロジェクトでの登壇が予定され、開催3回目にしてゲーム音楽ファンにとって見逃せないイベントなのは確実だ。一方、“プログレ”というキーワードも健在。 そこで、今回ファンタジー・ロック・フェス初登場でその音楽的同志である畑亜貴、そして植松伸夫の両者に、自身の音楽とプログレについて、ファンタジー・ロック・フェスの魅力について十二分に語ってもらった。 (全4回) 僕らはお金を出して買って聴いてた(植松) 「これが聴きたかったんだ」って(畑) ――本日はノビヨ師匠と畑亜貴嬢によるプログレ対談を聞かせていただけるということで。 植松・畑 (笑)。 畑 やってもいいんですか?(笑)。 ――ただ、「ファンタジー・ロック・フェス」(以下FRF)を