活弁士 山崎バニラ 本日もにぎにぎしく『視点・論点』をご高覧いただき、まことにありがとうございます。活動写真弁士の山崎バニラでございます。突然ですが、皆さまが現在ご覧になっている映画は音楽も台詞もついていますよね?ところが明治から昭和初期にかけてはまだ音声がついていない無声映画でございました。映像が動くだけでびっくりした時代。「わ!写真が動いた!」というわけで、「活動写真」と呼ばれておりました。この活動写真に全ての登場人物の声をつけ、語り部も担当したのが活動写真弁士。弁士の文化はほぼ日本独特に花開き、全盛期には8千人。しかし現在十数名。私もその中の貴重な一人でございます。本日は無声映画という素晴らしい文化財、そして、現在の活動写真弁士の役割について考えるところをお話いたします。されば絶大なるご喝采のうちに活弁士・山崎バニラの視点・論点、ごゆるりと、ご覧あ~れ~ このように活弁ライブの準備で