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2008年1月9日のブックマーク (7件)

  • 2004-10-29 - 過ぎ去ろうとしない過去

    ドイツは大戦の罪をすべてナチスに被せ、自分たちには罪が無いと思っている。」という言説は、特に日の保守派の口からよく唱えられることである。当にそうなのだろうか。現在のドイツにおける「過去の精算」の一つの例として、id:fenestraeさんが今年の8月1日のワルシャワ蜂起60周年記念での、シュレーダー首相の演説を引用して紹介している。以下孫引きだが、 「私たちは今日ポーランド抵抗軍の男女の犠牲的行為と誇りに深い敬意を表します。63日間もの間ワルシャワの男女の市民がドイツの占領に対し英雄的な必死の抵抗を示しました。彼らはポーランドの自由と尊厳のために戦ったのです。彼らの愛国心はポーランドという国の偉大な歴史の中の輝かしい例であり続けるでしょう。...ポーランドの誇りでありドイツの恥辱であるこの地において私たちは和解と平和を願います...私が生まれ変わった自由で民主的なドイツの首相としてこ

    2004-10-29 - 過ぎ去ろうとしない過去
  • 戦前と戦後の接続において国家の国民の戦後的な再生に流産した日本において「美しい国」が国家と国民の戦後的な再生を志向したという笑えない話 - 地を這う難破船

    ⇒南京否定論のプロパガンダが成功するわけと北風と太陽 - smectic_gの日記 ⇒はてなブックマーク - 南京否定論のプロパガンダが成功するわけと北風と太陽 - smectic_gの日記 んー……。 以下、毎度のごとく、「思想史家」ならざる者の大変に大雑把な議論と断る。 自分も理性では肯定派がもっともな主張をしてるのはわかるんだけど,正直,肯定派が南京大虐殺について書く文章を読んでいると感情的な面で処理できないことが多い. 何で処理できないかを考えるために,身内で悪いことをした人間が出たときを考える(さらに,「落とし前つけろやー」と叫びながら扉をどんどんと叩いてくると).これに対してどう処理するかを考えると, 先ず。「身内意識」の問題、というのが論点として在る。 忘れる.ないしは,責任については無視する 悪いことなどしていないと主張する 悪いことをした人間は身内ではないと定義し直す 悪

    戦前と戦後の接続において国家の国民の戦後的な再生に流産した日本において「美しい国」が国家と国民の戦後的な再生を志向したという笑えない話 - 地を這う難破船
  • 歴史修正主義の手口について - 児童小銃

    表題について書こうと思ったのだけど既に議論されていた。 なにが歴史修正主義の問題なのかが未だに知られてない件 (思いて学ばざれば) 「なにが歴史修正主義の問題なのか」についての私見 (Close to the Wall) 続・「なにが歴史修正主義の問題なのか」についての私見 (Close to the Wall) これらにほとんど付け加える事はないのだけど、自戒の意味も込めて自分の言葉で簡単にまとめておこうと思う。 「議論の捏造」による「足止め効果」 ホロコースト否定論でもそうだし、南京事件否定論でもそうですが、過去に論破された主張をそのまま、あるいは微妙に変形して繰り返す、ということがよくあります。というか、この手の「議論」に遭遇したら8割か9割くらいの確率でそういうループ化した「議論」の一部だと考えて間違いないです、経験上。 こういうのは議論とは言いません。これが議論だというなら全ての

    歴史修正主義の手口について - 児童小銃
    gohshi
    gohshi 2008/01/09
    "否定論の一点突破全面展開はたとえ一点突破に成功しても全面展開のところで陰謀論に頼らざるを得ないという点で元々無理がある"
  • 消耗死と補給について - 非行型愚夫の雑記

    吉田裕による『餓死した英霊たち』評 - Apes! Not Monkeys! はてな別館コメント欄より。 みみずく 2007/03/02 12:26 めでたくwikipediaからはジンギスカンハウスの記述が削除されたようですが、Apemanさんの調査のほうは進んでおられますでしょうか。 せっかくですので、文のほうにもコメントさせていただきます。 主張の方向性には異論ありませんが、主題である消耗死と補給について、戦史を学ぶものから見ると、ちょっと補足したくなる箇所があります。とりとめが無くなるので2点ほど。 消耗死について。古今東西を通して戦死よりも行軍や野営による消耗死のほうが多く、南方戦域での消耗死率も、日史的に異例の割合であっても、世界史的にはありふれた数字です。 補給について。補給には調達・保管・輸送の3側面があり、水・糧・飼葉に関して現地調達は(必要量をまかなえる限りにおい

    消耗死と補給について - 非行型愚夫の雑記
    gohshi
    gohshi 2008/01/09
    なんつーか、どんな真っ当な資料でもアレな人にかかるといくらでも恣意的な読み方ができるもんなんだな
  • 好戦的な子供 - 跡地。

    http://d.hatena.ne.jp/sunafukin99/20071226/1198668287 を読んでとっさに思い浮かんだのが、平林盛人の『わが回顧録』の次の一節。 一番困ったのは私の五女香苗が世田谷池ノ上小学校の一年生であったので、同じクラスの幼い諸君から銘々の慰問文を貰った中に「アノニクイシナヘイヲ」とか稀には「チャンコロヲ」などとある。それに合同で礼状もどうかと思ったので、銘々別々に支那の絵はがきで出した。そして支那兵の憎むべきでないこと、チャンコロ等と呼ぶものでないことを諭しつつお礼状を書くのであるが、一々片仮名でわかるように教えるのは一番苦痛でもあり苦手でもあった。 平林が第十七師団長であったときの話である。 そういえば蓮田善明も次のようなことを書いている。 http://imperialarmy.blog3.fc2.com/blog-entry-93.html

    好戦的な子供 - 跡地。
  • 三輪本への懸念 - Economics Lovers Live

    三輪の予告編の記事は体がでてから読もうと思っててスルーしてましたが、すなふきんさんのブログの記事を読んで三輪に懸念があるんですが、 http://d.hatena.ne.jp/sunafukin99/20071226/1198668287 ここですなふきんさんが引用しているのは三輪先生がある外交官の回想をもとにして当時の言論状況を解説しようとたぶんしている箇所です。 :事変発生以来、新聞雑誌は軍部迎合、政府の強硬姿勢礼賛で一色に塗りつぶされた。「中国膺懲」「断固措置」に対して疑義を挿んだ論説や意見は、爪の垢ほども見当たらなかった。人物評論では、「明日の陸軍を担う」中堅軍人が持てはやされ、民間人や官吏は嘲笑を浴びせられた。・・・・・元来好戦的である上に、言論機関とラジオで鼓舞された国民大衆は意気軒昂、無反省に事変を謳歌した。・・・・暴支膺懲国民大会が人気を呼んだ。: ところで事変という

    三輪本への懸念 - Economics Lovers Live
  • 民主主義の成れの果てとしての太平洋戦争 - すなふきんの雑感日記

    svnseeds’ ghoti!〜三輪 経由付加データ:『計画的戦争準備・軍需動員・経済統制』 著者による紹介文1(書斎の窓に掲載)付加データ:『計画的戦争準備・軍需動員・経済統制』 著者による紹介文2(書斎の窓に掲載)この時期の現象の多くが熱狂的な「国民世論」によって引きずられたものだったということは今日では常識であるが、こうした記述の中には昨今のヒステリックともいえる改革原理主義、あるいは潔癖主義に傾きがちな世論との類似性も見ることができて考えさせられる。私も以前半ば冗談で制限選挙制の導入を提案したことがあるが、大衆世論への無条件の信頼(現在でも見られる世論に必要以上に媚びるあり方、「改革派」という無内容な好意的レッテル貼りなど)がともすれば道を誤らせることもあるということはこの際念を入れて指摘しておきたいと思う。以下付加データ:『計画的戦争準備・軍需動員・経済統制』 著者による紹介

    gohshi
    gohshi 2008/01/09
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