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2008年4月5日のブックマーク (4件)

  • 文芸空間 - 現代思想にとって「東浩紀」とはなにか

    ・とある方とお話をした。その方は、左翼運動や宗教に興味をお持ちのようであった。批評空間派をリスペクトしていたそうである。神の存在と自由の可否などについて私は言及した。左翼運動「NAM」なきあと、ポスト批評空間派の現状はどうなっているのか? 話題は、東浩紀に及んだ ・後日、その人は私のした東の話について、日記に書き記していた。それを読み、反省させられるところがあった。自分は、東の仕事について、うまく伝えられなかったのだなと ・東浩紀以前、批評空間派以前の思想等について、親炙したことがある、ちょっと古い世代の方たち。それらの人々に、東をどう紹介すれば良いのか? 意外に難しい ・日における批評の歴史は以下のようなものである。 小林秀雄→近代文学派→吉隆明→江藤淳→批評空間派→ →東浩紀派→ポスト東派 ↑ 今、ここ ・東は、日における批評史から、マルクス主義を完膚なきまで切断した。戦後最大の

  • 文芸空間 姜尚中トラメガ事件――安田講堂2008年革命

    イタリアの左翼の人、ネグリが、日政府により入国を阻止されるという出来事が2008年3月におこった 一生懸命ネグリを招くために準備していた方たちにとって、さぞかし残念な事態であったろう それで、ネグリが講演する予定だった時間枠で「ネグリさんの来れなかった残念会」のイベントがあるという 東大集合だということで行ってみた 目的地の安田講堂が近づいてくると、じょじょにアジ演説が聞こえてくる 東大の左翼って、民青だよね 民青も、活発にアジテーションやっているもんなんだなー と思っていたら、民青などではない 有名運動家の、早稲田大学の花咲さんだった ちょっ 花咲さん、何やっているんですか! 何年か前におこった事件、早稲田のビラ巻き不当逮捕のことで、大学の対応のことをアジっていた 昔、中核派東大に侵入してビラ巻きしたことで、何かの事件が起こらなかったっけ? 最近は大丈夫なんだな しかし、ぼくもアジへ

  • 「シルクロード史観」をめぐって - 博客 金烏工房

    以前、森安孝夫『興亡の世界史05 シルクロードと唐帝国』を紹介した際に、中央アジア史やイスラム史の立場からの「反シルクロード史観」に対する反論が盛り込まれているのを特徴のひとつとして取り上げました。 このほど発行された『史林』第91巻第2号にて、その「反シルクロード史観」の旗手として槍玉に挙げられていた間野英二氏が「『シルクロード史観』再考 ―森安孝夫氏の批判に関連して―」と題する研究ノートを発表し、森安氏に対して反論を行っています。以下、その要点をまとめてみました。 ○間野氏が主張したのは「反シルクロード史観」と言うよりも「脱シルクロード史観」と言うべきもので、シルクロードやソグド商人の果たした歴史的役割を一定程度認めたうえで、その役割を必要以上に過大視するのはやめようというだけもので、森安氏の言うようなシルクロードの意義を抹殺するといった物騒な議論ではない。 ○オアシス都市の経済を基

    「シルクロード史観」をめぐって - 博客 金烏工房
  • 左翼、右翼、保守主義者 - good2nd

    について、稲葉振一朗『公共性論』に面白いアナロジーがあったのでご紹介。ちょっと長めの引用ですが。 (…)左翼は基的には、凶兆や福音を告げる預言者として現われる、とイメージしたほうがよいでしょう。となれば無神論者よりもその前提たる唯一神教徒こそが左翼のモデルにふさわしい、ということになります。(…) 大雑把に言えば、使徒たる左翼の福音に触れた者は、自らもまた左翼として同道者となるか、懐疑的な保守主義者となるか、あるいは反動形成して右翼となるか、のいずれかでしょう。その結果は左翼の福音戦略の巧拙にはもちろん、福音に触れる側の態度によっても、またその他人々の努力ではどうにもならない環境要因にも規定されるはずです。(…) ということでアナロジーを整理しますと、普通の土着宗教は書の用語法で言えば素朴な共同性であり、唯一神教と無神論とが公共性の地平で勝負を繰り広げているわけです。右翼とは公共性へと

    左翼、右翼、保守主義者 - good2nd
    gohshi
    gohshi 2008/04/05
    ↑ファシズムってのは特定の思想っていうより「現象」じゃないのかな。右翼はもちろん左翼、さらにこの引用の定義する保守でさえファシズム的現象は起こり得る。