長野県中野市と須坂市でブドウが盗まれる事件が相次いで発生し、3人が窃盗容疑などで逮捕された。県警はパトロールを強化するなど警戒を強めている。 【写真特集】新型コロナウイルス いつもと違う8月 県警中野署は8日夜、中野市新野に住むいずれもベトナム国籍の農業実習生、チャン・ティー・リエウ容疑者(32)を強盗致傷容疑で、もう一人(20)を窃盗容疑で逮捕したと発表した。 発表によると、2人は6日午後10時頃、中野市小田中の畑でシャインマスカット5房(時価計約3000円相当)を盗み、リエウ容疑者は現場を目撃して取り押さえようとした所有者の男性の右腕にかみついて軽傷を負わせた疑い。 この畑では数日前にも盗難被害があり、男性が付近で警戒していた。2人は「自分たちで食べるために盗んだ」と供述している。 一方、長野県警須坂署などは9日、新潟県南魚沼市宇津野新田、無職の男(68)を窃盗容疑で逮捕した。発表では