暴力に金の無心など自身に悪影響を及ぼす “毒きょうだい” 「縁を切りたくても切れない」当事者の不安と苦悩…助け合う義務どこまで?
毒家族に苦しむ人々を救う心理学者であり、家族との絶縁を手伝う専門家として全米で知られている。かつてBBM Global NetworkとTune-In Radioで自身のラジオ番組「Dr. Sherrie Show」を主宰していた。講演者、SNSのインフルエンサーとしても知られ、メディアにも頻繁に取り上げられている。 幸せになるには親を捨てるしかなかった 「うちの親、どこかおかしい」「別の家に生まれたかった」毒親サバイバーの過去を持つ家族問題専門の心理学者が語る、生きづらさを引き起こす「親子関係の問題」の最善の解決策とその後に生じる問題、心の痛みの解消法。 バックナンバー一覧 【心の核の傷が表れた感情】 ■自分は出来そこないだ。 ■親や他の家族から愛される資格がない。 ■自分は変で、ぱかで、いらない人間で、お荷物で、孤独で、醜くて…(以下省略)。 ■自分には悪いところが多すぎるか、いいとこ
家族は「他者」の集まり 今回は、最も身近な他者である「家族」についてお話ししたいと思います。まず大きな前提として、実は家族はそれほど均質的ではありません。しかし家族は均質的であるという考え方がありますね。これはまったく間違った考えです。 家族が均質的ではないのは誰もが知っているはずです。 親族の集まりで必ず揉め事があるのはそのためです。親族の集まりで揉める理由の1つは、家族は均質的だという私たちの思い込みです。でも叔父さんは同質ではないとわかったりする。今ドイツでは叔父さんたちの中に陰謀論者がいることが発覚して騒ぎになったりします。だから、家族はそれほど均質的ではないのです。 しかし明らかに、少なくとも家族はより深い何かを共有しているという考え方がある。そしてもちろん、家族内には社会にない親密さがあります。家族という私生活や親密さと社会全体という公共空間には当然、違いがあります。しかし実際
妻は誘われるがまま男の車に乗って… 私は行政書士をしながら男女問題研究家として活動しており、これまで何千件という離婚などの男女トラブルの相談を受けてきます。 かつては夫の不倫に悩んだ妻が相談に来るというケースがほとんどだったのですが、最近はそれが逆転。妻の不倫に頭を抱えた夫が駆け込んでくるというパターンが年々急増しているのです。 「相手の先生にも妻子がいるのに信じられませんよ!」と憤るのは横川慎太郎さん(仮名、38歳)。慎太郎さんもそんな妻の不倫に頭を抱えている一人です。 妻(36歳)の職業は看護師です。 妻がある患者への対応で「本当にこれで良かったのか」と落ち込んでいた時に、心配してくれたのは同じ職場の医師の男性。妻は誘われるがまま男性の車に乗り、男性の家に入り、体を許してしまったそうなのです。 もともと妻は自分のペースを乱されることを嫌うタイプでした。 たとえば、家での朝食のときのこと
少年の名は、ビョルン・アンドレセン。“世界一の美少年”として輝いた彼の人生は、大人たちによって性的に搾取され続けた。そこに導いたのは、子どもへの愛情不在の家族、両親、そして祖母の業。 2019年、世界中でヒットした『ミッドサマー』。本編が終わると各国の観客席で次々に小さなどよめきが起きた。劇中、頭の白髪と髭を長く伸ばし、グロテスクな死を迎える気味の悪い老人。それを演じた役者の名前が、50年前、映画史に残る伝説の美少年タッジオを演じた15歳の男の子と同じだったからだ。 そのどよめきは、1971年5月23日、カンヌ国際映画祭『ベニスに死す』上映時のレッドカーペットに少年が登場した時のため息交じりのどよめきとは、まったく異なるものだった。
「殺人ピエロ」と呼ばれた男 「クソ喰らえ!」 将来ある33人の若者を殺害した罪で処刑された、ジョン・ウェイン・ゲイシーの最期の言葉だ。彼は非常に残忍な方法で青少年たちを性的に虐待し、殺していった。 極悪な殺人事件を繰り返した彼だが、表の顔は社会的に成功を収めたビジネスマンであり、地域活動にも熱心な一面を見せていた。平時には子どもを楽しませるためにピエロの仮装をすることもあったため、「キラー・クラウン(殺人ピエロ)」と呼ばれ、ホラー映画『IT』に登場するペニーワイズのモデルとも言われている。 地域の名士と連続殺人犯。そのような彼の二面性は、どのようにして生まれたのか? 父親から見捨てられた幼少期 1942年3月17日、ジョン・ウェイン・ゲイシーはイリノイ州シカゴで生まれた。父のスタンリー・ゲイシーは、自分の技術に誇りを持った叩き上げの熟練自動車修理工だった。彼は家族に対して高圧的で、暴力を振
おおたわ史絵さん(左)と中野信子さん(撮影/写真部・掛祥葉子) 母を捨てるということ――。 この言葉に、ぎょっとする人がいるかもしれない。捨てるという選択肢があったのかとハッとする人もいるかもしれない。どう感じるかは、人によって大きくわかれるだろう。この言葉は、医師であり、テレビコメンテーターとしても活躍するおおたわ史絵さんによる新刊のタイトルだ。 麻薬性の鎮痛剤に依存した母。医師である父が薬を与え、本人も元看護師なので自分で注射を打つことができたため、あっという間に深刻化した。腕は注射痕だらけで、注射器が家のあちこちに転がっていた。娘に対しては、成績が伸びないと暴言を浴びせる。体罰を加える。おおたわさんの子ども時代は、それが日常だった。本書は、実母との関係を断ち切りたくとも、断ち切れずにいた、おおたわさんの、長きにわたる葛藤の記録である。 本の発売を記念して、おおたわさんと、脳科学者の中
どちらもかわいい自分の子どもなのに……。息子ばかりかわいいのはなぜ?(写真はイメージ)【写真:写真AC】 良くないとは分かりながら、きょうだいの「えこひいき」をしてしまう。そんな悩みを抱えるママを直撃しました。娘に比べて、過剰なほど息子へ愛情を抱いてしまうというその女性。育児にはさまざまなストレスがつきものですが、こうした整理のつかない自身の心の状況も、大きなストレスとなっているようです。 ◇ ◇ ◇ 息子がかわいくて仕方がない! 新潟県在住の早川倫美さん(仮名・38歳)は、27歳の時に上司から勧められ、現在のご主人とお見合い結婚しました。その後、とんとん拍子で長女・長男の2人の子どもに恵まれ、ごく「普通の生活」を送ってきたと話す倫美さんですが、実は悩みがあるそうです。それは、どうしても、どうやっても「長男くん、めっちゃかわいい、めっちゃ好き」と、盲目的に息子を愛してしまっていることなのだ
アメリカでは最近、心理学の研究から、子ども自身の人間性の形成に家庭教育の在り方が重要なカギを握っており、その後の人生を大きく左右するという考え方がある。アメリカのビジネス・ウェブサイト「Business Insider」は、ここ数年間の研究に基づいて、成功した子どもたちの親が持つ10の共通点をまとめた。 1、子どもに家事を手伝わせる スタンフォード大学に勤務し、「How to Raise an Adult」の著者でもあるジュリー・リスコット・ヘームズ(Julie Lythcott-Haims)氏は、「ゴミ捨てや洗濯といった家事を通して、子どもは生活とは何かを理解していく」「小さいときから家事の手伝いをすることは豊かな同情心を育むことにつながる。気乗りしないことに根気強く取り組むという経験は、子どもに優れた協調性を植え付け、責任感の強い大人に成長させる」と話している。 2、子どもを多くの人と
キャリコネニュースTOP 時事ニュース 社会 「専業主婦の母親に働いて欲しかった?」という投稿に 「小さい頃は良かったけど世間ズレしていく」など反響相次ぐ 1980年以降、共働き世帯は年々増加し、1997年には共働き世帯数が専業主婦世帯数を上回りました。単純にいえば、現在23歳より若い世代は、両親が共働きで育った人のほうが多いということです。そんな中、ガールズちゃんねるに2月中旬、「専業主婦の母親に働いて欲しかった人いますか?」というトピックが立ちました。 トピ主は、一般的に「親が共働きで寂しかった子供」しか取り上げられないことが不満な様子。自身の母親について、 「暇さえあれば親族の悪口や近所の噂話、『私だって仕事すれば出世できた』云々の根拠のないタラレバ話や『専業主婦ってだけで馬鹿にされる!』等の愚痴ばかりで、そんなに文句ばかり言うなら働けば?と思っていました」 と明かします。ないものね
「お母さんのことが好き」 男性がこんな言葉を口走ったものなら、“マザコン”と認定され、女性から敬遠されてしまう悪条件の筆頭格だった……はず。 ところが最近では、坂口健太郎やHey! Say! JUMPの山田涼介、BOYS AND MENの平松賢人をはじめ、堂々と“ママ好き”“お母さんと仲よし”を公言する男性芸能人も増えている。マザコン=マイナスイメージ、そんな考え方は時代錯誤になっているのかも!? 嫌悪感を象徴した「アレクサ息子」 「お母さんと一緒に原宿に出かけたりしても、全然恥ずかしくないですよ」 こう話すのは、男性アイドルグループ「B2takes!!」のメンバーであり、元おニャン子クラブの渡辺美奈代を母に持つ矢島愛弥。美奈代とバラエティー番組で共演した際、母親との超がつくほどの仲よしぶりが話題を呼んだ“ママ好き男子”のひとりだ。 「いまどきの子は、男女問わず家族と仲がよいと思います。女
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赤ちゃんの命は大変頼りなくか弱いものです。そうした命は医者や親によって守られるべきです。ところが、生まれる前の胎児の命は必ずしも100%守られているとは言えず、障害を負った命は見放されてしまうことがあります。 私が赤ちゃんの命の重さについて深く考えるようになったきっかけは、医師になってわりとすぐの頃に起きた出来事にありました。 関東地方の田舎で双子の赤ちゃんが生まれました。第1子は死産でした。第2子は生きて生まれましたが、腹壁破裂という先天性の奇形がありました。おへそのすぐ脇にあなが開いていて、そこからすべての小腸が体外に飛び出していたのです。もちろん緊急手術が必要です。放置すればたちまち感染が起きますし、外に出た小腸からどんどん体温が奪われますので赤ちゃんは低体温になります。何十枚ものガーゼでくるまれた赤ちゃんは救急車で深夜、私が勤めていた大学病院の小児外科に搬送されてきました。 体外に
『僕たちは愛されることを教わってきたはずだったのに』インタビュー第2回 「母親を嫌い」って言えないのはなぜ? 家族のカタチはなんだっていい 「運命の人は必ずいる」「さえない私だけれど、恋をすれば輝ける」「セックスをしてキレイになる」……。恋愛をめぐる話でよく聞くフレーズやメッセージなのではないでしょうか? さすがに白馬の王子さまが迎えに来るとは思ってはいないけれど、運命の人ならいるかもしれないと心のどこかで信じちゃっている部分も……。 AV監督で恋愛に関する著書も多い二村ヒトシさんが『僕たちは愛されることを教わってきたはずだったのに』(角川書店)をこのたび上梓しました。乙女の恋愛バイブルとして君臨してきた「少女マンガ」が発してきたメッセージに「それって本当?」「むしろ恋のルールに縛られて苦しくなってない?」と鋭く切り込んでいます。 「愛されること」や「恋愛のトリセツ」は少女マンガで学んでき
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