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「毒親」は“いる”のではなく“なる”もの <おおたわ史絵×中野信子対談> | AERA dot. (アエラドット)
おおたわ史絵さん(左)と中野信子さん(撮影/写真部・掛祥葉子)この記事の写真をすべて見る 母を捨て... おおたわ史絵さん(左)と中野信子さん(撮影/写真部・掛祥葉子)この記事の写真をすべて見る 母を捨てるということ――。 この言葉に、ぎょっとする人がいるかもしれない。捨てるという選択肢があったのかとハッとする人もいるかもしれない。どう感じるかは、人によって大きくわかれるだろう。この言葉は、医師であり、テレビコメンテーターとしても活躍するおおたわ史絵さんによる新刊のタイトルだ。 麻薬性の鎮痛剤に依存した母。医師である父が薬を与え、本人も元看護師なので自分で注射を打つことができたため、あっという間に深刻化した。腕は注射痕だらけで、注射器が家のあちこちに転がっていた。娘に対しては、成績が伸びないと暴言を浴びせる。体罰を加える。おおたわさんの子ども時代は、それが日常だった。本書は、実母との関係を断ち切りたくとも、断ち切れずにいた、おおたわさんの、長きにわたる葛藤の記録である。 本の発売を記念して、お
2020/10/08 リンク