20年以上前に大ヒットを記録したゲームソフトのリメイク作品が、2020年のゲーム業界を賑わせることになった。 スクウェア・エニックス・ホールディングス(スクエニHD)から2020年4月に発売されたソフト「ファイナルファンタジーⅦ REMAKE(FFⅦリメイク)」が、発売から4カ月足らずで全世界の累計販売本数500万本超(パッケージ・ダウンロード販売の合計)のヒットを記録した。 ファイナルファンタジーは30年以上の歴史がある人気シリーズ。中でも今回リメイクされた原作「ファイナルファンタジーⅦ(FFⅦ)」は、シリーズの金字塔ともいえる作品だ。壮大な物語や魅力的なキャラクター、初代のプレイステーション(PS)における最先端技術が駆使された映像が話題となり、PSの販売台数増にも貢献。1997年の発売から世界累計販売本数は1280万本以上に達する。 売れ行きの観測はネガティブだった 同シリーズは日本
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