過熱するW杯商戦2010年6月8日 虹の国からブブゼラへ 南アフリカ、いま(2) 長田雅子交差点で国旗などを売る若者たち高級ショッピングモールで売られる、ファショナブルなブブゼラ「バファナバファナ」ブランドの赤ワインFIFAの圧力で取り止めになったkulula.comの広告。インターネットで広まり、却って宣伝効果が高まった サッカーワールドカップ(W杯)開幕を目前にして、南アフリカではW杯商戦が熱く繰り広げられている。 前回、「いかにも安っぽい」とご紹介したブブゼラ。敵の戦意を削ぎ、戦略をかく乱することから、南アナショナルチーム「バファナバファナ」の「秘密兵器」「12人目の選手」とその名声(悪名?)が世界に高まったためか、高級ショッピングモールでも販売されるようになった。場所柄と店の格にふさわしく、南アの国旗が描かれたW杯特別仕様や、ビーズ作りの豪華版などが店頭を飾る。 世界不況の影響をモ