母シーザリオ、父キングカメハメハという良血・グローブシアターが26日、東京ジャンプステークス(J・GIII)に出走します。 元々は平地での走りを改善するために始めた障害練習でしたが、あまりのセンスの良さからスカウトされて障害転向が決まりました。そのスカウトの主は高田潤騎手。「光るモノがあった」というグローブシアターは期待通り、障害初戦を勝利で飾りますが、一方で集中しきれない性格がレースで災いすることも。そこで陣営はブリンカー着用や逃げの戦法など、あの手この手で集中力を維持させ能力を発揮させようと試みます。 普段、何気なく見ている障害レースに隠されたたくさんの「工夫」を高田騎手が語ってくださいました。 (取材・構成:大恵陽子) ※このインタビューは電話取材で行いました 集中力が増す!? 障害練習の効果とは ──良血・グローブシアターが4月3日の三木ホースランドパークジャンプステークスを勝利。