2009年7月10日のブックマーク (2件)

  • 「畑違い」のGoogle OSへの不安と疑問

    Googleは先ごろ、OS事業への参入を決定したと発表した。この記事を書いている時点では、Microsoftはコメントを出していない。だが気になることと言えば、Microsoftの人たちの脳裏にどんな思いがよぎっているのだろうかということくらいだ(わたしの想像では、それなりの笑いが起きているだろう)。 ソフトウェアビジネスで何度も遭遇する問題の1つに、専門外の事業に手を広げようとする企業の問題がある。ソフトウェアの世界ではよく見られる問題だ。ソフトウェア事業を手掛けていない企業が、独自ソフトの自社開発に乗り出すことはままある。わたしはかつて、通信業界向けのソフトを提供する企業で働いていたことがある。その会社は大手の通信企業(世間で名の知られた企業)から依頼を受けてソフトを開発していた。顧客の通信企業はお金を投じて社内でソフトを開発することも可能だったが、そうはしなかった。彼らの業はソフト

    「畑違い」のGoogle OSへの不安と疑問
  • 日本では県知事の手腕は、ほとんど関係ない - 大前研一のニュースのポイント

    23日、自民党の古賀誠選挙対策委員長は、宮崎県庁で東国原英夫県知事に同党からの衆院選出馬を要請した。 これに対し東国原知事は、党の総裁候補として衆院選を戦うことを条件に提示。与野党の内外に波紋を広げている。 最初に東国原知事の発言を聞いたときには、元芸能人らしい冗談かと思ったが、気だと言うのだからさすがの私も驚いた。ただ、ここには大きく2つの誤解・問題点があると私は感じる。 まず1つには、おそらく安倍元首相、福田前首相、麻生首相といった面々と自分を比較して、彼らよりも自分の方ができると思っているという点だ。 残念なことに比較対象として考えるには、最近の日の首相ではレベルが低すぎる。彼らと比較してみたところで、東国原知事が首相の職責に耐えうるかというのは全くの別問題だ。 首相になるということは、国を預かるということだ。例えば、東国原知事は日の外交・通貨の発行といった分野において、具体的

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