大阪-和歌山間を結ぶ阪和自動車道の海南東ICを降り、内陸部へ向かって車を走らせること約20分のところに「鶴梅 ゆず」や「鶴梅 完熟にごり梅酒」などの製造元である平和酒造さんがあります。 弊店がこのメーカーさんと取引を始めたのは2005年の春のことです。 当時、焼酎ブームと並行して需要が増加しつつあった梅酒でしたが、その時点では市場に出回っていた商品で私を満足させてくれるものは皆無に等しいほどでした。 私も含めて関西で生まれ育った者にとって、梅の最高品種といえば『南高梅』。 その『南高梅』を原料にした素晴らしい梅酒を造っているメーカーはないものか、と私は密かに探しておりました。 そんなある日、地元のとあるお寿司屋さんで飲んだ「紀州乃七年」(メーカー終売)のレベルの高さに感動! 翌日すぐに製造元の平和酒造さんへ電話を入れて同商品を数ケース発注したころ、早速その次の日に同社社長の息子さんであり、