この記事は LAPRAS アドベントカレンダー 2021 の 1 日目の記事です。 LAPRAS 入社後に行ってきたライブラリアップデート周りの取り組みについてまとめてみました。 経緯 プロダクトが成長して機能が豊富になると、必然的に依存ライブラリが増加し、各ライブラリのアップデートへの追従に苦労しがちですよね。 自分が入社した当時の LAPRAS でもその課題がありました。 当時のライブラリアップデートまわりの環境は、セキュリティアラートに関連する PR のみが定期的に作られ、その PR のレビューも気づいた者がベストエフォートで行うというもので特に何か明文化されたルールはありませんでした。 ライブラリアップデートが遅れると、以下のような問題があります。 セキュリティリスクの増加 新機能が使えないというモチベーションの低下 より大きなライブラリ・FW(例: Vue, Django 等)の