オーストラリアのシドニー西部の店で、イスラム教徒の女性向けの水着「ブルキニ」を披露するイスラム教徒のモデルたち(2016年8月19日撮影)。(c)AFP/SAEED KHAN 【8月25日 AFP】イスラム教徒の女性向けの水着「ブルキニ」がフランスの一部自治体で禁止されたことで、全身を覆うこの水着に対する注目度がにわかに高まり、売り上げも伸びている──。ブルキニの生みの親とされる女性デザイナーがAFPの取材に、そんな皮肉な現象が起きていると明かした。ブームを支えているのはイスラム教徒ではない女性たちだという。 多数の死者を出したイスラム過激派による一連の攻撃で緊張が高まるフランスでは、南東部の15の町でブルキニが禁止され、その是非をめぐって大論争が巻き起こっている。 「ブルキニ(burkini、burqini)」という名称の商標権を主張し、10年以上前に自身初のイスラム教徒の女性向け水着を