市長と市議会の対立に端を発した鹿児島県阿久根市の出直し市長選は24日告示される。立候補を表明しているのは、2度の不信任決議を受けて失職した前市長・竹原信一氏(50)、反市長派が擁立した元国土交通省職員・田中勇一氏(56)、金物店経営・砂畑実氏(79)の3人。職員給与削減などを前面に出す竹原氏流「改革」への評価を最大の争点に、活発な前哨戦を繰り広げている。投開票は31日。 (5月21日)[全文へ]
市長と市議会の対立に端を発した鹿児島県阿久根市の出直し市長選は24日告示される。立候補を表明しているのは、2度の不信任決議を受けて失職した前市長・竹原信一氏(50)、反市長派が擁立した元国土交通省職員・田中勇一氏(56)、金物店経営・砂畑実氏(79)の3人。職員給与削減などを前面に出す竹原氏流「改革」への評価を最大の争点に、活発な前哨戦を繰り広げている。投開票は31日。 (5月21日)[全文へ]
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が、ブログ(日記形式のホームページ)に書き込んだ障害者の出生を否定するような内容に抗議が止まらず、市役所の業務に支障が出始めている。職員人件費の張り紙をはがした職員を懲戒免職にした問題では、裁判所が市の抗告を棄却して職員を職場に復帰させるよう判断。市長を支持してきた市民からも責任を問う声が漏れた。 「高度医療が障害者を生き残らせている」との持論を展開した竹原市長のブログが報じられた3日から、7日昼までに市役所に寄せられた抗議は約250件に上った。 市総務課によると、電話やメールなどで、ほとんどが「市長は辞めるべきだ」といった内容。「市長を止められない職員も同罪。市長と職員を殺す」と脅迫する電話もあったが、市長の判断で県警への被害届の提出は見送られたという。市長は抗議件数を公表しないよう職員に指示した。ある職員は「この時期は新年度予算の編成作業で忙しいの
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