明治維新から第二次世界大戦までの日本の株式市場は一言で言えば、いわば黎明期で、たび重なる恐慌、さらには軍部の台頭による軍事統制による支配があり、苦難・受難の時代だったと言えます。 日本の証券取引の起源 17世紀末、大阪・堂島での米の先物取引が日本での証券取引の起源です。 日本での証券取引は欧米とは全く違う形で始まりました。17世紀末、大阪・堂島において米を扱う商人たちの間で自然発生的に米の先物取引(米会所)が行なわれるようになり、これが日本の証券取引の起源とされております。 しかし当時の日本は民間の資本蓄積が不十分な上に、戦争や大規模プロジェクトがなかったことから資金の集約を可能とする株式・債券などの証券システムが発達することはありませんでした。 日本初の証券発行 日本初の証券発行は1870年、明治政府がロンドン市場で起債した国債です。 日本における本格的な証券市場の歴史は明治維新とともに
(写真=PIXTA) 投資をする際に欠かせないのが証券会社です。投資に慣れてくると、当然のように存在する証券会社ですが、そもそもそのビジネスの内容や歴史について知っているでしょうか。 証券会社のビジネスの仕組み 証券会社といえば、株式の注文の取り次ぎをおこなっているイメージが強いと思います。しかし、実際には証券会社はさまざまな業務を行っています。 ● 委託売買(ブローカー)業務 おそらく一番なじみがあるのが、この委託売買の業務でしょう。投資家から株式や債券などの売買注文を受けた証券会社が、市場へ取り次ぎます。その際に投資家から受け取る委託手数料が証券会社の収益の柱の一つとなっています。 ● 自己売買(ディーラー)業務 証券会社は投資家のお金を集め、注文を取り次ぐだけでなく、証券会社の自己資金で自ら株や債券などを売買します。この証券会社の自己売買の利益次第で、証券会社の決算にも大きな影響がで
2018年の予想 皆さま新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。 さて、早速本年の予想をしていきたいと思います。 まず、インターネットメディアから。昨年までは、アルゴリズム、アルゴリズムと、アルゴリズムでユーザーを引きつけて来ていましたが、次第にコンテンツの時代に移り変わっていっているのは、明らかです。今年は、コンテツの戦いが本格的に始まります。そして、それは動画だし、音声です。そして、去年一年ほどはメディア運営は安定していたと思いますが、今年からはネットメディアの入れ替わりが起きていくと思います。 メディアの分野で私が感じているのは、年代による接触メディアの分断です。ここまで分断されてくると、もはや年代べつに別の空間で生きているようなものだなと思っています。 次に、仮想通貨の分野。まず、今年大きいのは、Bitcoin へのオフチェーンでのトランザクション、
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