街は異様な雰囲気だった。覆面をかぶり、所属部隊を示す紀章もつけていない「謎」の兵士たちがあちこちでにらみをきかせる。 2014年3月。ウクライナ領であるはずのクリミア半島に突如、正体不明の軍隊が現れ、街は騒然としていた。彼らに守られるように、一部の住民たちは公然とクリミアの独立を路上で叫んでいた。
街は異様な雰囲気だった。覆面をかぶり、所属部隊を示す紀章もつけていない「謎」の兵士たちがあちこちでにらみをきかせる。 2014年3月。ウクライナ領であるはずのクリミア半島に突如、正体不明の軍隊が現れ、街は騒然としていた。彼らに守られるように、一部の住民たちは公然とクリミアの独立を路上で叫んでいた。
テレビと同じ番組をインターネットで流すNHKの「常時同時配信」が、総務省の容認姿勢で実現に向けて大きく動き出すことになった。NHKは当面、テレビを持たずにスマートフォンやパソコンだけで視聴する世帯からは受信料を徴収しない方針だ。しかし、将来的にはネットのみの世帯に対する受信料新設で財源の拡大をもくろんでおり、肥大化による民業圧迫が懸念される。 「受信料制度との整合性やネット空間で果たす役割といった論点について、まずはNHK自身が構想を明らかにし、国民、視聴者に丁寧に説明して理解を得ることが必要だ」 日本民間放送連盟の会長に6月に就任した日本テレビの大久保好男社長は、NHKの同時配信についてこう牽制(けんせい)している。 NHKは同時配信の開始時、テレビを保有して既に受信契約を結んでいる世帯については、スマホやパソコンを「2台目、3台目のテレビ」として扱い、追加負担なしで利用できるようにする
「〇〇川が氾濫危険水位になった」 2018年7月6日午前、教室に防災速報が鳴り響く中、授業が続いた。大学が休講を判断したのは、近くを通る阪急電車が運休してから。「運休してから、休講と言われても」と、ツイッター上などで、休講判断に疑問の声が相次いだ。 【画像あり】大学はなぜ避難勧告の中、休講にしなかったのか 「記録的な大雨」の中、なぜ大学は授業を続けたのか。学生は授業に行くかどうか、どう判断すれば良いか。 2018年7月6日、大阪大学の1限目(午前8時50分~午前10時20分)、30人ほどの学生たちは教室にいた。学生たちの携帯には「〇〇川が氾濫危険水位に」「〇〇に避難所を開設」という速報が表示される。学生の中には、「近所の川が……」という人もいた。 大阪府豊中市にある大阪豊中キャンパスで講義をしていた谷口真由美・大阪国際大学准教授はこう振り返る。 当日は未明から防災速報アラームが次々と鳴り、
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