小説を書くにあたって意外と面倒なのが、小説には様々な細かい作法が存在する事です。 例えば、行頭に全角スペースを入れたり、会話文の閉じ括弧の前に句点(。)を入れてはいけなかったり。人間が気をつけて書いても、どうしたってケアレスミスをしてしまいます。 プログラマがコードを書く時は、ケアレスミスを防ぐために自動でテストをするようにします。日本語の文章だって同じように「自動テスト」で問題がないか確認できるはずです。 そこで自動化できないかと考え調べたところ、azu さんが作られている textlint で近い事ができそうだったのですが、残念ながら既存の対応規則(ルール)では日本の小説向けの細かい作法というのはチェックできないようでした。 というわけで、いっそ自作してしまえの DIY の精神で textlint 向けの規則を作ってみました。 github.com これを利用する事で、以下のような小説
![textlint で小説の作法を検証するための規則を作った - もなでぃっく](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/131d1b878989c08b4b3836c2b1834785a7bc6bb9/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fi%2Fio-monad%2F20160227%2F20160227034117.png)