雑談である。昨年の日本版ニューズウィーク12・14号のカバーは「ニッポンを誤訳するアメリカ」というものだった。話は映画『SAYURI』に寄せて書かれたもので、リードには「芸者を演じるのは中国人女優、せりふは英語。話題作『SAYURI』が映すハリウッドの誤解と偏見の元凶に迫る」とある。記事の英語版はネットに見あたらないようだが、あるだろうか。で、この記事だが、日本通のデーナ・ルイス女史も加わっているせいか、読めたもんにはなっている。もう一つ釣りを引用する。 いよいよ日米で同時公開される映画『SAYURI』が描くのは 中国人女優が英語のせりふで芸者を演じる、ファンタジーとしての日本 文化を「意訳」するハリウッドの手法はステレオタイプを助長し 日本への誤解やアジア文化の混同をさらにアメリカ人の間に広めかねない そうはいっても、日本文化を広く米人に理解させようとしても無理は無理。となると逆に、相手