ブックマーク / www.news-postseven.com (58)

  • 内臓脂肪を減らす薬『アライ』を40代女性ライターが体験 2日目夜にトイレで異変、“油漏れ”の心配も

    “禁断のダイエット”として昨年来、糖尿病薬ダイエットが話題になっている中、4月8日、日で初めて「内臓脂肪を減らす薬」が薬局の店頭に並ぶ。これは、やせられない悩みを永遠に抱える私たちにとって福音となるのか、それとも──。 3月4日、大正製薬が、内臓脂肪と腹囲を減らす効果が期待できる市販薬「アライ」の発売を発表。国内では初の「内臓脂肪を減らす薬」で、“日で初めてのやせる市販薬”として瞬く間に注目が集まった。今年2月には、肥満症薬、いわゆる糖尿病薬の一種であるGLP-1受容体作動薬「ウゴービ」が発売されたが、メカニズムや効果効能はまったく別物だという。医療ジャーナリストの木原洋美さんが解説する。 「GLP-1はインスリンの分泌を促し血糖値をコントロールおよび脂肪を分解する効果があります。小腸のほか、胃腸や脳にも働きかけ欲を抑える作用もあるため“体重が減る”と注目されました。 アライは消化管

    内臓脂肪を減らす薬『アライ』を40代女性ライターが体験 2日目夜にトイレで異変、“油漏れ”の心配も
  • 【外交予測座談会】台湾侵攻より先に尖閣諸島の現状変更がなされる危険 日本に残された対抗手段は

    峯村:すでに昨年11月、尖閣の領海に、76mm砲を搭載した海警の船が侵入しました。それ自体が明らかな「現状変更」ですが、日政府は何も手を打たなかった。 細谷:中国の巨大な艦船に尖閣領海を包囲されると、海保の船が東シナ海に入れなくなります。無理やり入ろうとする海保の船が、海警の船と衝突して沈没するかもしれない。中国はまず尖閣を獲り、じわじわと影響工作をしてから台湾や沖縄の奪取を目指すのではないか。 小泉:そうなる前に尖閣の防御を固める必要があります。2015年に中国は南シナ海の南沙諸島(スプラトリー諸島)の暗礁をいきなり埋め立てて人工島を作りましたよね。日も同じように尖閣の周辺を埋め立てて巨大滑走路を作り、基地化するのはどうでしょう? 峯村:おっしゃる通り、実効支配の強化は国有化より有効です。ただし中国は「尖閣は現状維持がレッドライン」と主張し、日が尖閣に人工構築物を建てようものなら、

    【外交予測座談会】台湾侵攻より先に尖閣諸島の現状変更がなされる危険 日本に残された対抗手段は
  • 松本人志の発言が波紋 「BPO」が放送業界の“思想警察”化、リアクション芸人は苦境に

    視聴者を楽しませるための“攻めた演出”とコンプライアンスの狭間で、テレビ界が揺れている。そんな過渡期に存在感を増しているのが“放送倫理の番人”BPOだ。テレビ局はなぜこれほどこの組織に脅えているのだろうか。【全3回の第1回】 ダウンタウン松人志の発言がテレビ界に波紋を広げている。 5月15日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)は、急死したお笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さんの芸をまとめたVTRを流し、その死を悼んだ。そこで松は、言葉を詰まらせながらこう投げかけた。 「ダチョウ倶楽部の芸とかお笑いがテレビではやりづらくなってて。そういう思いとかジレンマとか、“痛みを伴う笑い”がダメと言われてしまうと、熱湯風呂とか熱々おでんとかもできない。僕はあの芸が有害なんてちっとも思わないし、それだけが理由とは思わないですけど、“BPOさん、どうお考えですかね?”と、ちょっと思いますね」

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  • 吉田拓郎「僕に残された時間は少ない」ラストアルバムで小田和正と歴史的コラボ

    1970年代にフォーク界を席巻し、その後も日音楽シーンで活躍し続けてきたカリスマ・吉田拓郎(76才)が、有終の美を飾ろうとしている。そこに立ち会い支えるのは、最愛のと唯一無二の友人。ラストアルバムに秘められた52年間の思いとは──。 突然の発表に、ファンはうれしさと寂しさの両方を一気に味わった。 「発売日は2022年6月29日です。来なら、発売は秋の予定でレコード会社とも話していたのですが、無理をまた言わせてもらいまして」 4月8日、吉田拓郎が自身のラジオ番組『吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)で、アルバムの発売日が前倒しになったことを明かした。 8年ぶりとなる待望のアルバムだが、吉田はかねて、このアルバムをもって音楽活動に終止符を打つことを表明している。つまり、“引退”が早まったことになり、ファンは複雑な心境だという。なぜ吉田はリタイアを急いだのだろうか──

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  • 秋篠宮家、職員が定着しにくい状態が常態化 萎縮がミスを招く悪循環

    4月9日、悠仁さまが筑波大学附属高校(筑附高)に入学することになり、新たな節目を迎えられる秋篠宮家。“立派な天皇”を育て上げなければならない立場の紀子さまが周囲に求めるハードルは必然的に高くなる一方で、その懸命さが「職場としての秋篠宮家」に暗い影を落としている。 皇嗣家である秋篠宮家を支える職員を「皇嗣職」と呼ぶ。2019年、御代がわりにともなって秋篠宮家で働く職員は、それまでの約20名から51名に増員された。皇嗣職の中でも、ご一家の公務の調整や報道対応、身の回りの品々の準備や私的な交際まで幅広く対応する職員を「宮務官」と呼ぶ。しかし、人員繰りには苦労がともなう。 「異動の際には宮内庁の他部署や中央官庁から人員を回しますが、秋篠宮家の担当になることに後ろ向きな人間も多い。慢性的ななり手不足のため、都道府県の職員や民間企業などにまで範囲を広げて、なんとか人員を確保しようとしている。 この1年

    秋篠宮家、職員が定着しにくい状態が常態化 萎縮がミスを招く悪循環
  • プーチン氏の不自然な動作、言い間違え CIAが分析した“本当の病状”

    「彼は3年前とは別人になってしまった。頑固で孤立している」──ロシアによるウクライナ侵攻前の2月7日、プーチン氏と会談した仏・マクロン大統領は会談後、側近にそう語ったという。 ロシア・プーチン大統領の“変化”を訝しがる声は多い。ウクライナ侵攻後は、複数の米メディアが「米情報機関がプーチン氏の精神状態の分析を急いでいる」と報じた。 米中央情報局(CIA)のバーンズ長官も、ウクライナ侵攻を決めたプーチン氏の精神状態を3月8日の米下院公聴会で問われ、「異議を唱えたり疑問を投げかけたりする人から隔離されている」「時間の経過とともに考え方が凝り固まり、意見できる側近が減り、扱うのが極端に難しくなっている」などと発言した。 プーチン氏の異変が意識され始めたのは、侵攻開始目前の2月21日に行なわれたテレビ演説だった。約1時間にわたり、時に身振りを交え、時に感情をあらわにしながら「米国やNATOは我々の懸

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  • 蓮舫議員、長男が元自民議員と養子縁組 夫、母、子供まで離れ“家族崩壊”も

    まさに「溺愛」だった。母親は、アイドルの息子のライブでペンライトを振り、ドラマの撮影現場にまで押しかけた。「子供は私のすべて」と公言して憚らず、テレビで何度も母子密着をアピールした。だが、息子が選んだのは、「母親と親子の縁を切ること」だった──。 2004年に当時の民主党から参院選に出馬して当選し、数少ない女性議員として脚光を浴びてきた蓮舫参議院議員(54才)。彼女は1997年に双子を出産しており、双子の姉とともにたっぷり愛情を注がれて育ったのが長男の村田琳(24才)だ。 母親と同じく幼稚園から青山学院に通い、高校はイギリスに留学した琳は、身長175cmのイケメンに育ち、「VOYZ BOY」という40人以上の男性アイドルグループのメンバーとして活動。2019年7月には大泉洋主演のドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)で俳優デビューも果たしている。 蓮舫氏は、琳が出演するライブに足を運び、

    蓮舫議員、長男が元自民議員と養子縁組 夫、母、子供まで離れ“家族崩壊”も
  • 上白石萌音と10歳の浜辺美波を見出した2011年東宝シンデレラの慧眼

    NHK朝ドラ『おかえりモネ』の物語は、10月29日の最終回に向けて佳境を迎えている。11月からは昭和から令和まで3つの時代でラジオ英語講座とともに歩んだ“3世代のヒロイン”の物語である『カムカムエヴリバディ』が放送開始。その初代ヒロイン・橘安子を演じるのが、女優の上白石萌音(23)だ。朝ドラだけでなくNHK大河ドラマ『青天を衝け』に出演しているほか、歌手としても活動中。9月25日には初のエッセイ『いろいろ』(NHK出版)を発売するなど、まさに「旬」の女優である。 上白石が芸能界デビューしたのは2011年。今年でちょうど芸歴10年になる。デビューのきっかけとなったのは、現在の所属事務所「東宝芸能」が実施する「東宝シンデレラオーディション」で4万4120人の中から「審査員特別賞」を受賞したことだった。 1984年に東宝創立50周年記念イベントとして始まった「東宝シンデレラ」は、オスカープロモ

    上白石萌音と10歳の浜辺美波を見出した2011年東宝シンデレラの慧眼
  • ワクチン接種者と偽薬接種者の死亡率が同じ ファイザー公表データの意味

    ワクチン接種後の健康被害がやっと救済される──。厚生労働省の審査会は8月19日、新型コロナワクチンの接種後にアナフィラキシーなどの健康被害を訴えた29人に対し、医療費や医療手当の補償を決定した。29人のうち28人が女性で、平均年齢は43才だった。 国が新型コロナワクチンの副反応の救済を認めるのは初めてだ。しかし、ワクチン接種後に亡くなった約1000人は、「ワクチンとの因果関係は不明」とされたままだ(8月24日現在)。 また、日に先んじてイスラエルやアメリカなどが「3回目接種」を行うなどワクチンをめぐる話題はいまだ尽きない。 そんな中、製造元の1つである米ファイザー社が7月28日に公表した英語の研究論文が静かに波紋を広げている。 その研究には世界各国の4万人以上が参加。ファイザー製ワクチンの2回目接種から最大6か月間に及ぶ大規模な追跡調査を行った。 その結果、ワクチン接種によって発症を防げ

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  • 60代女性記者「私がDaiGoの動画を1年前から見なくなった理由」

    生活保護や路上生活者への差別的発言で炎上したメンタリストのDaiGo。そのYouTubeチャンネルの視聴者でもあり、自身も困窮した経験を持つ、女性セブンの名物アラ還ライター“オバ記者”こと野原広子は、この問題をどう見たのか。 * * * この夏、東京五輪関係でいろんな人が失墜したり、株を落としたりした。開会式の音楽担当だったミュージシャンの小山田圭吾(52才)、ショーディレクターだった元芸人の小林賢太郎(48才)、演出統括だった佐々木宏(66才)……ドミノのように辞任・解任が相次いだ。 いまさらながら不思議だけど、五輪という国家事業の最大セレモニー「開会式」を発注するときに、責任ある人が前もって彼ら人と話をする機会がなかったのかしら。 最低限の“身体検査”をしておけば、私ごときオバちゃんまでが、彼らの名前や、とんでもない過去や所業を知ることはなかったのよね。 で、最近もう1人首を傾げたの

    60代女性記者「私がDaiGoの動画を1年前から見なくなった理由」
  • 五輪スポンサーに雁首揃える大新聞6社に「開催賛成か」直撃

    『週刊ポスト』(5月24日発売号)が、東京オリンピック・パラリンピックの是非を考える貴重なデータを公表している。スポンサーとなった71社の企業を対象にアンケートを実施し、1、7月開催に賛成か、2、開催の場合は無観客にすべきと思うか、3、有観客で開催の場合、社員に会場での観戦を推奨するか、という3つの質問を投げかけた。国民の7割、8割が反対する巨大イベントを3720億円もの協賛金で支えている彼らには、「なぜ五輪を後押ししているのか」を答える義務がある。 実は、こんな当たり前の報道が他メディアでできないことこそが日の重大事なのだ。その理由は簡単だ。世界のどこでも、これまでの五輪ではあり得ないことだったが、今回は国内の大手新聞社すべてが五輪スポンサーに名を連ねているからである。五輪には莫大な税金が投入され、環境負荷や国民負担も伴う。開催の是非はもちろん、開催方法や予算の執行状況などを国民が監視

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  • 日本の音楽シーンは宝の山 70~80年代シティポップが世界でブーム

    世界的人気の松原みきの『真夜中のドア~stay with me』。ポニーキャニオン『パッケージ・オーダー・プロジェクト(POP)』で復刻。2ndシングル『愛はエネルギー』、2ndアルバム『Who Are You?』も予約受付中 インターネットの無料動画サイトや、サブスクリプション型音楽配信サービスの普及・浸透を背景に、日のシティポップがアジアや英語圏でも評価され、世界中で人気となっている。 「最近は、海外のユーザーも日の若者も、スマホなどを通じて、サブスクで音楽を聴いています。サブスクは、定額料金を支払えば、一定期間、数百万曲が聴き放題になるサービスです。歌手や作家には、基的に再生回数に応じて利益還元される仕組みです」 と、音楽ジャーナリストの柴那典さんは解説する。 特に、松原みきの『真夜中のドア~stay with me』(1979年リリース)は、インドネシアの女性YouTuber

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  • BTSを侮辱する“風刺画”騒動 米メディアはグラミー賞を猛批判

    音楽界の最高栄誉とされる第63回グラミー賞にノミネートされながらも、受賞を逃した韓国の人気アイドルグループ「BTS(防弾少年団)」。授賞式の余韻に浸る間もなく、BTSに対する人種差別的な風刺画騒動が勃発したことで、SNSなどで抗議が殺到するなど全米で波紋を呼んでいる。騒動の影響やARMY(BTSファンの呼称)の反応について、ソウル在住のKDDI総合研究所特別研究員・趙章恩さんがリポートする。 * * * 3月14日に行われた今年のグラミー賞授賞式で、韓国人歌手として初めて「最優秀ポップデュオ/グループパフォーマンス部門」にノミネートされながらも、惜しくも受賞を逃したBTS。授賞式ではノミネート曲『Dynamite』の単独パフォーマンスを見事に披露し、改めてその存在感を世界に轟かせたものの、同部門を受賞したのはレディー・ガガとアリアナ・グランデの『Rain On Me』だった。 BTSは、い

    BTSを侮辱する“風刺画”騒動 米メディアはグラミー賞を猛批判
  • 山下達郎&竹内まりや夫妻 38年目の異変「卒婚ってどう?」

    発表から何年たっても色あせない音楽を生み出し続けている山下達郎(67才)、竹内まりや(65才)夫。彼らの夫婦生活は今年で38年。いつまでも変わらない関係に見えるふたりの間にも少しずつ変化があって──。 《大親友なんです》。ほとんどメディアに出ず、私生活は謎のベールに包まれていた竹内まりやが、明かした夫・山下達郎との間柄に関係者はギョッとした。 11月18日、1978年のデビュー以来初となる映像作品『souvenir the movie~MARIYA TAKEUCHI Theater Live〜』が発売された。これまで一度も映像作品を発売してこなかっただけに、レコードショップでは多くの人が「竹内まりや」の名前を前にして、足を止めている。冒頭の言葉は、そのDVDに収録されたインタビューで語られたものだ。愛する夫から、なんでも話せる親友へ── 一方の山下もまた心の動きがあったようだ。 「2か月

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  • 京大教授「日本人はコロナを克服。年末に終焉」説の論拠

    「日の奇跡」──世界各国は日の新型コロナウイルスの感染者数や重症者数、死者数の少なさに困惑し、「ファクターX」を探していた。しかし、ある1人の専門家によって、その謎は解かれた。もはや「新しい日常」は必要ないのかもしれない。 「世界中で新型コロナウイルスのワクチン開発が進んでいますが、すでに日人はワクチンを打っているのと同じ状態にあります。いま、無症状の陽性者が増えているのも、彼らは“自らの免疫ですでに新型コロナに打ち克っている人たち”なんです」 そう語るのは、京都大学大学院特定教授の上久保靖彦さんだ。小池百合子都知事が9月4日、「感染者数が再び増加に転じないよう厳重な警戒が必要」と発言するなど新型コロナ脅威論は根強い。だが上久保さんは、「新型コロナの脅威は終わった」と断言する。 第二波の被害は第一波を上回る──それがこれまでの感染症の常識だった。1918年に日を襲ったスペインかぜで

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  • 安倍首相がもう一人の祖父「安倍寛」のことを口にしない理由

    祖父は「昭和の妖怪」と呼ばれた岸信介・元首相、父は「政界のプリンス」こと安倍晋太郎──。安倍晋三・首相(65)の華麗な血脈はつとに有名だ。しかしその一方で、父方の祖父である「安倍寛(かん)」の名が語られることは少ない。その「もうひとりの祖父」は、戦時中に反戦・反骨を貫いた政治家だった。なぜ安倍首相は祖父・寛について沈黙を貫くのか。父・晋太郎の番記者だったジャーナリストの野上忠興氏が、豊富な証言から読み解く。(文中敬称略) * * * 総理大臣・安倍晋三の地元、山口県下関市の北部に、日海に浮かぶ風光明媚な角島(つのしま)がある。今年3月に合併のため廃校になった角島小学校の旧校長室に、その肖像写真は今も飾られている。 〈材木商 安倍寛氏〉写真の人物は晋三の父方の祖父にあたる寛だ。小学校のホームページには、こんな説明がある。 〈なぜ、安倍氏の写真が角島小学校にあるかというと、焼失した初代の学校

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  • 沢田研二、志村けんさん代役で出した3つの条件と糖尿病告白

    番直前に、静かに瞼を閉じるんです。しばらくして彼が目をゆっくり開くと、そこにいるのは別人なんです。凄まじい集中力でした…」(映画会社関係者) 新型コロナの影響で、映画『キネマの神様』の撮影は超厳戒態勢で進んでいる。通常より距離を取ったスタッフの中心にいるのは、沢田研二(72才)だ。彼の険しい表情がはりつめた現場の緊張感をいっそう高めていく。その様子は、「真剣勝負」という言葉がふさわしい。 『キネマの神様』は、松竹映画100周年記念作品。人気作家・原田マハの小説を原作とし、山田洋次監督(88才)がメガホンを取る。主演には、志村けんさん(享年70)と菅田将暉(27才)が起用され、志村さんにとっては、初の映画主演作になるはずだった。 主人公は、ギャンブルにのめり込み、や娘に心配をかけてばかりのどうしようもない父親で、彼にとってギャンブルと同じくらい愛を注いでいるのが映画だ。ストーリーは、そ

    沢田研二、志村けんさん代役で出した3つの条件と糖尿病告白
  • 三浦半島で謎の異臭 「南海トラフ地震の予兆か」と地震学者

    だけでなく世界中の地震観測データを日々分析し、微弱な震動や噴火等から「来る大地震」を予測してきた著名な地震研究家から、誌・週刊ポスト記者に緊急メールが届いた。神奈川県の三浦半島で、巨大地震の兆候が現われたのだという。 「変な匂いがあたりに充満している」 6月4日、三浦市や横須賀市で、異臭を訴える119番通報が夜8時から2時間ほどの間に150件以上寄せられた。 「“ゴムが焼けるような匂いがする”という声が多かった。気分が悪くなり緊急搬送された方も1人おられます。火災の危険があるかどうかを調べたのですが、結果として都市ガスの漏れなどは検知されず、原因不明のまま調査は終わっています」(横須賀市消防局指令課) この異臭について「巨大地震の前兆の可能性がある」と警鐘を鳴らすのが、立命館大学環太平洋文明研究センター特任教授で地震学者の高橋学氏だ。 地形変動や気候変動の知見から20年以上にわたり地

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  • 薬師丸ひろ子、事実婚夫と地方移住 両親は近所の別荘暮らし

    感染リスクに怯えながら電車に揺られ、密集するスーパーで買い物──ここ最近、そんな「3密」な都会暮らしを避け、地方暮らしを希望する人が増えてきているという。そんな憧れの生活を、薬師丸ひろ子(56才)はすでに送っていた。トップ女優の意外な素顔。 東京から車で2時間。落葉広葉樹に囲まれたその土地は、一年を通じて豊かな四季を感じられる。 6月上旬、都内が30℃を超える真夏日でも、その地の最高気温は20℃ちょっと。新緑が目に眩しい昼下がり、色とりどりの別荘が点在する林間の小道を、向こうから男女ふたりが、ほどよい距離で並んで歩いてきた。 その女性は、現在放送中のNHK連続テレビ小説『エール』で、ヒロイン・音(二階堂ふみ)の母親・関内光子を好演する薬師丸ひろ子(56才)だった。 「薬師丸さんは2013年に大ヒットした『あまちゃん』に次ぐ2度目の朝ドラ出演を楽しんでいるようです。歌手になるという夢を持つヒ

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  • 雅子さま 感染者や医療従事者に向け、前代未聞のお言葉発表

    《医療現場で働かれる皆さんには、危険も伴う大変重い任務を担ってこられました。皆さんの懸命な医療活動は、多くの患者さんの命を救ってこられたものと思います》 5月21日、雅子さま(56才)のお言葉が宮内庁のホームページにて公開された。日赤十字社(以下、日赤)幹部から新型コロナウイルスについて「ご進講」を受けられたときのものだ。 「非公式の場での雅子さまのご発言が発表されるのは、前代未聞のこと。平成時代を含め、ご進講でのお言葉が公にされたことは過去には一度もありませんでした」(皇室ジャーナリスト) ご進講当日、雅子さまはお言葉の書かれたメモを手に持たれ、読み上げられたという。 「そもそもご進講とは、その道の専門家から両陛下や皇族方が講義を受けられるものであり、ご意見を表明される場ではありません。それでも、新型コロナの治療に奔走する医療現場に関して、雅子さまはどうしても伝えたいことがおありだった

    雅子さま 感染者や医療従事者に向け、前代未聞のお言葉発表