売れっ子音楽プロデューサーが本気で選んだ 2016年のベスト10 蔦谷好位置、いしわたり淳治、tofubeatsの3人が選んだ注目のベスト3を発表!
コンテンツ産業で新潮流が起きている。データ通信速度の高速化やデジタル編集技術の急激な進歩で、コンテンツの発信と受信が誰でも手軽にできるようになった。個人レベルを含めて新規参入者による新しいビジネスモデルが台頭する一方、既存のメディアは変革を迫られる。「アーン、アッポーペン」――。ヒョウ柄衣装にパンチパーマの男が、珍妙な歌で踊る「PPAP」の世界的なフィーバーが止まらない。この1分8秒の動画が投
こんなつぶやきを見た。 宮台真司先生がピコ太郎を見て、「これまで自分はあらゆるサブカル現象は瞬時に理解できたし、社会学的に説明することできたが、これだけは理解できない。何がおもしろいのか分からない」と敗北感に打ちひしがれていた。— 竹熊健太郎《一直線》 (@kentaro666) 2016年10月31日 このご発言がほんとか嘘か、誇張なのかそのままなのか、真偽は不明だけれど、そこは宮台先生に甘えさせていただいて、「社会学の視点でわからない」というわかりやすいボールをみんなに投げてくださったのだととらえよう。そして、その知的なキャッチボールの球をおそれおおくも受け止めさせていただいて、「言語学の視点から」、「PPAP」がどういうふうにおもしろいのかを説明してみるよ。 あ、言語学研究室に所属してたけど、ほとんど授業出てないからそんなに言語学プロパーではないよ。 ・音韻論音声学的視点 まず、PP
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