2017年5月16日のブックマーク (3件)

  • てんとう虫のはね 折り畳みの様子を解明 | NHKニュース

    てんとう虫が飛ぶときに使う「後ろばね」と呼ばれる薄いはねが固いはねの下で折り畳まれる様子を解明することに、東京大学の研究者らが初めて成功し、研究グループは、開閉や伸縮が必要な工業製品などへの応用につながる成果だとしています。 その結果、ナナホシテントウは、飛ぶときに使った後ろばねを、さやばねと腹部を動かして体の形に合わせて大きく2か所で折り畳み、およそ3分の1の大きさにしていることがわかったということです。 さらに、微細な構造を調べる「マイクロCTスキャナー」を使って後ろばねの構造を調べたところ、はねの縁には2のテープ状のバネのような構造が見られ、これが一気に伸びることで、はねがスムーズに広がっていることがわかりました。 昆虫のはねは、単純な構造にもかかわらず、小さく折り畳まれた状態から一瞬で大きく広げられることから、開閉や伸縮が必要な工業製品などへの折り畳み方の応用が期待されています。

    てんとう虫のはね 折り畳みの様子を解明 | NHKニュース
  • 屠殺場で働く

    病院に独特のにおいがあるように、屠殺場にも、独特の生暖かい血のにおいが漂っている。空気には常に鉄分が含まれており、漂泊してもにおいは消えない。 出勤初日に辞めてしまったり、震えあがって逃げ帰る新人が絶えない、という噂を耳にしたことがあるかもしれない。しかし、大勢は仕事の内容をよく理解している。生活のために命を奪う過酷な仕事だが、屠殺場の同僚たちは誠実な人間ばかりだ。私は、イングランド北西部の湖水地方で育ったから、生まれてからずっと狩りをしてきたし、自分の農場でも動物を屠殺していた。仕事は朝4時半から昼の2時まで。早く始まり早く終わるので、私には合っている。 屠殺場は、クリーンゾーンとダーティーゾーンという、ふたつの区域に分けられる。動物はまずダーティーゾーンに運ばれ、用に加工される。ここでは流れ作業により、内臓、毛、皮が取り除かれる。 最初は電気ショックだ。昔は、家畜銃で牛を屠殺していた

    屠殺場で働く
  • 生き残るため人間に進化を強いられた。人為的進化を遂げた10種の生物|カラパイア

    この画像を大きなサイズで見る 進化は今も起きている。物連鎖が存在する生物界では、ある種が進化すると他の生物もやはり進化を迫られることがある。さもなければ絶滅だ。 そのほかにも人間が世界中で与えている環境への影響ゆえに、進化して生き延びようとした生物がいる。人為的進化と言われる現象だ。 ここで紹介する生物は、ホモ・サピエンスが支配する世界を生存するために進化した種だ。 10. ゾウ(突然変異により牙がなくなる) この画像を大きなサイズで見る 陸上では最大の動物であるゾウも象牙目当ての密猟者には敵わない。100年前からゾウの保護を目的とした法律が施行されてきたが、野生での個体数は激減した。この脅威と戦うために、ゾウは象牙を捨てるという進化を遂げた。 1969年、ザンビアに生息するゾウで象牙が成長しない突然変異種は10.5パーセントであったが、1989年までには38.2パーセントにまで上昇。象

    生き残るため人間に進化を強いられた。人為的進化を遂げた10種の生物|カラパイア