ブックマーク / www.cnn.co.jp (50)

  • CNN.co.jp : 馬の色覚で新研究、オレンジを緑と認識 英大学 - (1/2)

    (CNN) 馬は人間と異なる色覚を持ち、オレンジ色が緑色に見えている――英国の大学がこのほど、そうした研究結果を明らかにした。馬の安全確保という観点から、競馬場の設備の塗装などを再考する動きにつながる可能性もある。 競馬の一種である障害競走では、コースに設置される横木並びにそれらを飛び越えるための踏切板がオレンジ色に塗られている。騎手が視認しやすくするための配色だ。 しかし英エクセター大学のマーティン・スティーブンス教授が主導した今回の研究によると、馬はオレンジ色を緑色と認識していることが分かった。これは上記の設備が、馬の目には周囲の芝の緑に溶け込んで見えていることを意味する。 同大学の研究者らは、障害物の色を白や黄色に変えて実験を行った。これらの色の変更で馬の視認能力が必ずしも高まったわけではないが、跳躍の仕方には変化が見られたという。 スティーブンス教授によると、視細胞の1つの錐体(す

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  • CNN.co.jp : ネアンデルタール人の子ども、巨大な鳥に食べられていた ポーランド

    (CNN) ポーランドで数年前に発見された同国最古の人骨は、巨大な鳥の餌にされたネアンデルタール人の子どもの骨だったことが、人類学研究チームの調査で明らかになった。ポーランド科学・高等教育省が発表した。 見つかったのは長さ1センチほどの手の指の骨2で、5~7歳のネアンデルタール人の子どもの骨だったと推定される。発見時は動物の骨と一緒になっていたことから、人骨と判明したのは今年に入ってからだった。 年代は11万5000年前と特定された。それまでポーランドで見つかった人骨の中では、約5万2000年前のものが最古とされていた。 指の骨の表面は、多数の穴で覆われていた。研究者はこれについて、「大きな鳥の消化器官を通過した結果だった」と解説する。子どもは鳥に襲われて身体の一部をべられた可能性も、死後に鳥の餌になった可能性もあるという。保存状態が悪かったため、DNA鑑定はできなかった。 骨は数十年

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  • 死んだ子どもに寄り添う母シャチ、「追悼」2週間を超す 太平洋

    (CNN) 太平洋東部で死んだ子どもを追悼しているとみられる母シャチが、子どもの死後2週間以上が経過した今も死骸に寄り添って泳ぎ続けていることが分かった。当局が明らかにした。 米海洋大気局(NOAA)で西海岸地域を担当するマイケル・ミルスタイン氏は「見ていると胸が張り裂けそうだ」と語る。こうした「追悼」ともみえる行動は以前にも観察されているが、今回のような長期にわたるケースは異例だという。 母シャチと子どもの死骸が最後に確認されたのは9日午後。子どもの生後17日が経過していた。子どもは生まれて数時間で死んだ。 母シャチはカナダや米北西部沿岸の海域で、海底に沈んでいこうとする死骸を繰り返し水面に押し上げている。 シャチは高度に社会的な動物であり、母シャチの属する群れはカナダ・バンクーバーに近い海域で10日午後に目撃された。 同じ群れにいる別のメスのシャチも弱った様子で、感染症対策で抗生物質が

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  • スノーケリング中の一家、漁業用ロープに絡まったサメを救出

    (CNN) 米ハワイ州でこのほど、スノーケリングを楽しんでいた一家が、体長約6メートルのジンベエザメの頭部に巻き付いていた漁業用のロープを切って救出する出来事があった。ロープは太くて重く、数週間にわたりサメの体にい込んでいた。 一家がサメを発見したのは先月29日。ラナイ島カウノル沖でスノーケリングをしていた時のことだった。カプア・カウェロさんと夫のジョビー・ローラーさんはどちらも生物学者で、サメの様子がおかしいことに気づいた。 カウェロさんはCNN提携局のKHNLに、「私たちが何をすべきなのか、何が『クレアナ』なのか時間をかけて考えていた」と話す。クレアナはハワイの言葉で、人と人が関わるものとの間との互恵的な関係を指す。 ハワイ土地自然資源局によると、この若いジンベイザメは7月11日に最初に発見され、からまったロープで弱ってきていた。 カウェロさんは「必ずしもこの種の行動が推奨されるわけ

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  • サメをベビーカーで誘拐、容疑者逮捕で無事保護 米水族館

    (CNN) 米テキサス州サンアントニオの水族館で、飼育していたネコザメが盗まれる事件が起きた。容疑者は盗んだサメをベビーカーに乗せて連れ去っていたが、警察に見つかって逮捕され、サメはこのほど、無事に水族館へ戻った。 盗まれたのは体長約40センチのメスのカリフォルニアネコザメで、スタッフの間では「ミス・ヘレン」と呼ばれて親しまれていた。 事件が起きたのは7月28日。水族館によると、容疑者は1時間以上も水槽の周辺を行ったり来たりしながら機会をうかがっていたといい、計画的な犯行だったとみられる。 通報を受けた警察は30日、大量の海洋生物を飼育していた男の自宅を捜索した。この男のガレージや自宅の中は、水族館そのもののような状態だったといい、盗まれたサメも無事だった。 水族館が公表した防犯カメラの映像には、男2人と女1人が乳児を連れてベビーカーを押しながら館内を歩き回る様子が映っていた。タッチプール

    サメをベビーカーで誘拐、容疑者逮捕で無事保護 米水族館
  • ジャガーが脱走、アルパカなど6頭が襲われ死ぬ 米動物園

    展示スペースからジャガーが逃げ出し、アルパカなどが殺された/Audubon Nature Institute (CNN) 米南部ニューオーリンズのオーデュボン動物園で14日、ジャガーが展示スペースから逃げ出し、園内のアルパカなど6頭の動物が襲われて死んだ。 動物園によると、脱出したジャガーは「バレロ」と名付けられた3歳の雄。同日午前7時ごろに職員が外にいるのを発見した。 バレロに襲われたアルパカ4頭とエミュー1頭、キツネ1頭が死んだ。 園の責任者は記者会見で、獣医チームがバレロに鎮静剤を投与して捕獲し、展示スペースに戻したと語った。職員らにけがはなかったという。 動物園は14日を休園としたが、15日には営業を再開。同責任者は「ここにいる動物たちは私たちが毎日世話をしている」「職員チームに追悼の時間を設けるため、きょう1日は休園とした」と述べた。 動物園は再発防止のため、ジャガーが逃げ出した

    ジャガーが脱走、アルパカなど6頭が襲われ死ぬ 米動物園
  • 北極圏の海氷に謎の穴、NASAも原因分からず

    (CNN) 北極圏に浮かぶ海氷の上に、正体不明の3つの穴が空いている様子が観測され、米航空宇宙局(NASA)の科学者が「こんなものは今まで見たことがない」と首をひねっている。 写真は北極海に近いボーフォート海の上空から、NASAの研究チームが撮影した。同研究チームは毎年、北極と南極の様子を上空から観測しているが、今回撮影された画像には、氷に空いた3つの穴が写っていた。 このうち中央の穴の左側には「波上の模様」があり、画像の右側には「フィンガーラフティング(指状のしあがり)」と呼ばれる現象が観測できる。NASAによると、フィンガーラフティングは氷の塊同士が衝突し、結合部分が重なり合ってのし上がる現象をいう。 しかし氷に穴が空いた原因は分かっていない。NASAの研究者は、「穴の近くにフィンガーリフティングがあって、ほとんど雪に覆われていないことを示す灰色をしていることからも、ここが氷の薄い部分

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  • 古代ローマの「地獄の門」、動物が死ぬ謎を解明

    (CNN) 2000年前の観光者がこぞって訪れたヒエラポリスの神殿。ギリシャ・ローマ様式の神殿の下にある洞窟はかつて地下世界への入り口とされ、人々は鳥や雄牛などの動物が死んでいくのを畏敬の念とともに眺めた。この「地獄の門」の謎が解けたと研究者のチームがこのほど発表した。 現代のトルコに位置するこの洞窟は、冥界の神プルートにちなんで「プルトニウム」と名付けられた。「死の息」を吐き出しており、一帯に近づいた場合、いけにえの動物を先導する聖職者以外のあらゆるものが死ぬと考えられていた。 しかしハーディー・プファンツ氏ら火山学者で構成される研究チームはこのほど学術誌「アーキオロジカル・アンド・アンソロポロジカル・サイエンシズ」で、現場の奥深くにある地表の亀裂から高濃度の二酸化炭素(CO2)が放出されており、死に至る場合もあるとの論文を発表。携帯式のガス分析装置を使用し、CO2濃度が洞窟の入り口では

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  • 遺伝子工学で鶏卵からがん治療薬成分、日本のチームが成功

    (CNN) ニワトリに遺伝子工学の技術を使い、多発性硬化症(MS)やがんの治療に使われるたんぱく質「インターフェロンβ(ベータ)」を豊富に含んだ卵を産ませることに、日の研究チームがこのほど成功した。これまで非常に高価だった治療薬を、はるかに安く作れるようになる可能性がある。 国立の産業技術総合研究所(AIST)と農業・品産業技術総合研究機構、バイオ研究関連の専門商社「コスモ・バイオ」の共同チームが現在、学会発表の準備を進めている。 インターフェロンβの生産には従来、大規模な無菌施設が必要とされてきた。このためコスモ・バイオによると、現在の価格は1マイクログラム(100万分の1グラム)あたり300~1000ドル(約3万3000~11万円)に上る。例えばMSの治療は30マイクログラムの投与から始まり、さらに追加されていく。 同社の報道担当者によれば、新たな技術が実用化された場合、がん治療薬

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  • 新種のハチ、ハリポタの悪役にちなみ「マルフォイ」と命名 NZ

    (CNN) ニュージーランドで発見された新種のハチが、「ハリー・ポッター」シリーズの物語に登場する悪役のルシウス・マルフォイにちなんで、「Lusius malfoyi」と命名された。 新種のルシウス・マルフォイはワスプと呼ばれるハチの仲間で、人を刺すことも、集団で生息することもない。ニュージーランドではこの種を含め、推定3000種の昆虫が発見された。 10歳の時に初めてハリー・ポッターの小説を読んだというオークランド大学の研究者トム・サンダーズ氏は、「ワスプは悪者と思われているが、実際にはワスプの種の大部分は、人間から見ると無害または益虫だ。ちょうどルシウス・マルフォイが、ヴォルデモート卿の一味を離脱して許されたように。だからワスプも興味深く大切な生き物としての評判を取り戻すため、人々に大目に見てほしい」と語る。 J・K・ローリングの小説に悪役として登場するルシウス・マルフォイは、ドラコ・

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  • 新種の大ネズミ「ビカ」、ソロモン諸島で発見

    (CNN) 南太平洋のソロモン諸島で新種の大ネズミが発見されたとして、米国などの研究チームが27日の学会誌に発表した。地元住民の間では「ビカ」と呼ばれ、古くから口承で伝えらていたが、現在は絶滅の危機に瀕していて、今回見つかったのは1匹だけだという。 研究チームはソロモン諸島のバングヌ島でビカを目撃し、画像などを掲載した。体重は900グラム前後、体長は約45センチ。リスとポッサムの中間のような姿をしていて、大きな後ろ足で木の枝を伝って歩き回る。熱帯雨林の樹木に生息し、伝承によれば、2の前歯でココナツの殻を破って穴を開けることができる。 研究チームを率いるフィールド博物館(米シカゴ)の研究員ティローン・レバリー氏は、2010年に初めてバングヌ島を訪れた時にビカのうさわを聞き、何度も同島に通って調査を続けていた。ビカの生息地は森林伐採によって失われつつあり、捜索は時間との闘いだった。 極端に高

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  • 「第6の絶滅期」到来、想定よりも深刻か 動物の減少広範に

    (CNN) 地球上で生息数や生息地が急激に減っている動物は、絶滅の危険が指摘されている希少動物に限らず、従来考えられていたよりはるかに多いことが、新たに発表された研究で明らかになった。 メキシコ国立自治大学の生態学者、ヘラルド・カバジョス教授や米スタンフォード大学の生物学者、ポール・エーリック教授らのチームが10日、米科学アカデミー紀要(PNAS)の最新号に論文を発表した。 チームの研究によると、陸上にすむ哺乳(ほにゅう)類や鳥類、両生類、爬虫(はちゅう)類合わせて2万7600種類のうち、実に3分の1近くの生息数、生息地が減少していることが分かった。 さらに、なじみの深い哺乳類177種類に注目すると、その全てが1900~2015年の間に生息地の3割以上を失い、4割余りが生息地の8割以上を失っていた。 地球には過去5回の大量絶滅時代があったとされる。科学者らは第6の絶滅時代が迫っていると警告

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  • 3Dプリンターで卵巣を作成、マウスが出産に成功 米研究

    (CNN) 米国の研究チームが3Dプリンターで作製した人工卵巣をメスのマウスに移植して受精させ、出産させることに成功したとして、16日の科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。いずれは人の不妊治療への応用が期待されている。 米ノースウェスタン大学フェインバーグ医学校などの研究チームは、99%水分素材のヒドロゲルと少量のポリマーを使って、3Dプリンターで人工卵巣を作製。卵子の元となる卵胞をこの人工卵巣に入れて、卵巣を摘出されたマウスに移植した。 卵胞は人工卵巣の中で育ち、やがて排卵に成功。マウスがオスと交尾して受精卵ができ、少なくとも2匹の子どもが生まれた。 研究チームのテリーザ・ウッドラフ氏はこの成果を「再生医療のための生物工学の聖杯」と位置付け、がん治療のために妊娠できなくなった女性の生殖機能を復活させる手段になると期待する。 実用化のめどは立っていないものの、5年以内に人間に

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  • サメがオスなしで繁殖、つがいと引き離され3年 豪水族館

    (CNN) オーストラリア・クイーンズランド州の水族館で飼育されているメスのトラフザメが、つがいだったオスと引き離されてから3年後に単独で生んだ卵が孵化(ふか)したことが18日までにわかった。クイーンズランド大学の研究者が科学誌に発表した論文で明らかにした。 こうした無性繁殖は孤立した生物が生き延びるための繁殖戦略で、サメやエイ、爬虫類(はちゅうるい)などの脊椎(せきつい)動物でこれまでにも確認されている。しかし過去につがいのオスがいたメスのサメで確認されたのは初めて。 脊椎動物が有性繁殖と無性繁殖を切り替えた事例が確認されたのは、トビエイとヘビの1種ボアコンストリクターに続いてこれで3例目だという。いずれも飼育下での繁殖だった。 オスなしで子どもが生まれたのは同州タウンズビルのリーフHQ水族館で飼育されているトラフザメの「レオニー」。2006年から12年まではつがいのオスがいて、このオス

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  • 新種のガ、「ドナルドトランピ」と命名 頭の「金髪」にちなみ

    (CNN) 米カリフォルニア州などで発見された新種のガが、20日に就任する米国の次期大統領にちなんで「ネオパルパ・ドナルドトランピ」と命名された。頭に金髪を載せたような姿がトランプ氏にそっくりなことに由来するという。 新種のガはカリフォルニア州とメキシコ北部で見つかった。頭部に黄色がかったとさかのような毛が生え、公開された写真の姿はカリスマ的態度さえ漂うように見える。 発見した生物学者のバズリック・ナザリ氏は、「頭部のこのフサフサも、米国とメキシコに生息することも、生息地のあやうさからも、次期大統領にちなんで命名する以外に選択肢はなかった」と語る。 今回の命名には種の保全に対する認識を高めてもらう狙いもあるという。「米国内にもまだ未発見の絶滅危惧種がいて、生息地が脅かされ、保護を必要としている。アルファ分類学の重要性に関心を持ってもらい、北米の生物多様性においてあまり注目されない微小動物の

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  • 米国生まれのパンダ、中国で苦難 言葉通じず「偏食」も

    (CNN) 中国共産党の機関紙「人民日報」は10日までに、米ジョージア州アトランタの動物園で生まれ、今年11月3日に四川省成都にあるジャイアントパンダ繁殖研究所に移送された双子の2頭が中国での飼育環境に慣れず、担当者がしつけに苦労していると報じた。 米国産ビスケットを偏し、飼育員による四川語での指図も無視しているという。 この2頭は3歳の「メイルン」と「メイファン」。同研究所の繁殖担当者は同紙に、最大の懸念は2頭が米国で慣れ親しんでいたビスケットへの執着と指摘。この偏を変えるため、ビスケットに他の餌を混入させて与える努力を行っているという。

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  • 事件の証拠の「豊胸インプラント」、実はクラゲ 豪

    (CNN) オーストラリア北東部クイーンズランド州の海岸地帯の警察は3日までに、男性が殺人事件や溺死(できし)の証拠かもしれないとして届け出た豊胸インプラントとみられる物体が、実はクラゲの死骸だったと発表した。 同州サンシャインコーストのマルーチドール警察の声明によれば、男性は先週、「袋状の標識のついた物体」を警察署に持参。豊胸インプラントの可能性があり、殺人事件や溺死の証拠かもしれないとの推測を示していた。警察は「全力を挙げて」対応したという。 その後、謎の物体が単なる死んだクラゲであったことが確認された。警察は声明で、「そうではないかと疑っていたものが捜査で明らかになった!」と述べた。 始まる前に終わった犯罪ドラマの一つと言えるかもしれない。 Evidence presented at Maroochydore Station smelt fishy from the start, r

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  • 豪警察、逮捕した女のバッグからコアラの赤ちゃん発見

    (CNN) オーストラリアのブリスベンでこのほど、警察が逮捕した女のバッグからコアラの赤ちゃんが見つかる出来事があった。 クイーンズランド州警察は6日、巡回中に50歳の女を呼び止めて職務質問し、「未解決の事件にかかわっている」として逮捕した。逮捕する際、何か申告することがあるかどうか女に尋ねたところ、女はファスナーのついたキャンバス地のバッグを手渡し、コアラが中にいると警官に告げた。 警官らが耳を疑いつつバッグを開けると中から生後6か月、体重1.5キロのオスのコアラが出てきたという。女は前夜にコアラを見つけ、保護する目的で持ち歩いていたと説明。警察は現在この件についての真偽を確認している。 コアラは豪州の動物保護当局に引き渡された。脱水症状がみられるものの「体調は良好」で、間もなく飼育担当者の下に送られるという。 コアラにはアルフレッドという名前が付けられた。

    豪警察、逮捕した女のバッグからコアラの赤ちゃん発見
  • 違法データを見つけ出せ、米警察の「ポルノ探知犬」<1> 驚異の嗅覚で捜索の切り札に

    米ユタ州オグデン(CNN) 米ユタ州ウィーバー郡の保安官事務所。机の間を歩いてきた警察犬は同僚からセレブのような歓迎を受けた。「おいポルノ犬が来たぞ!」――違法ポルノの記憶媒体を匂いで探知することができる「ポルノ犬」は、同保安官事務所の最新兵器だ。 コンビを組むキャメロン・ハートマン捜査官によると、この犬は黒のラブラドールレトリバーで、収容施設から2度にわたり保護された。同氏は5月末に犬を引き取り、「URL」(発音は「アール」)と命名。職務内容にふさわしい名前を与えた。 URLの仕事は、電子的な記憶媒体の匂いを嗅ぎ当てることだ。こうした警察犬は全米でも20数頭以下しかおらず、USBメモリーやメモリーカード、携帯電話、タブレットといった機器に特有の化学物質を探知できる。 これらの警察犬は、機器内に電子的な証拠が存在するかを捜査官に知らせることはできないものの、人間であれば見逃してしまうような

    違法データを見つけ出せ、米警察の「ポルノ探知犬」<1> 驚異の嗅覚で捜索の切り札に
  • サンゴの天敵ミノカサゴ、駆除ロボット開発へ 「ルンバ」応用

    (CNN) 米沿岸で1980年代から繁殖するようになった外来魚のミノカサゴ。美しいサンゴ礁をわずか数週間で荒廃させ、在来魚も次々に餌にして、米ロードアイランド州から南米ベネズエラにかけての大西洋に面した一帯で被害を拡大させてきた。 ミノカサゴは物連鎖の頂点に位置していて天敵は存在せず、繁殖力が強く順応性も高い。これまでのところ、繁殖をい止める手段は確立されていなかった。 しかし、その対策の決め手となるかもしれない駆除ロボットの開発が進んでいる。 きっかけは、米ロボットメーカー、アイロボットのコリン・アングル最高経営責任者(CEO)がバミューダ諸島で地元の保護団体から、ミノカサゴの被害について伝え聞いたことだった。 駆除ロボットの開発を持ちかけられ、資金提供の申し出も受けたアングル氏は、帰国するとすぐに非営利組織(NGO)のRISEを創設。ロボット掃除機「ルンバ」のために開発した遠隔操作

    サンゴの天敵ミノカサゴ、駆除ロボット開発へ 「ルンバ」応用