マーケティングや事業開発の話の中で「価値」の話になると、えてして「新しい価値をお客さんに提供したい」とかいう話になりますが、新しいかどうかはお客さんには関係ないということを理解するのも大事。 「新しさ」が価値だと思ってしまうのは、提供者側視点に過ぎない。 「価値提案」というのは、 value proposition = to propose what you can do for customers to get more gain / less pain ということである。 また、ここで理解しておくべきことは、「価値」というものは「提案」することはできても「提供」することはできない、ということ。 「提供」できるのは「価値」ではなく、(昨今のservice dominant logic的な文脈的な意味での)「サービス」なのである。 “プロダクトの時代からサービスの時代へ”、ということが理解