作ってみるまで気づかないことも 食事を人に作ってもらっていたり、外食がちだったりすると気づかないことが結構ある。 たとえば、日本には「一見簡単そうだが、いざ作ってみると意外とめんどくさい料理」がものすごい数ある、ということだ。 焼く、茹でる、蒸す、煮る、炙る、〆る、漬け込む…。世界には、さまざまな調理法があるが、日本の家庭料理は特に、多岐にわたる調理法が使われる特色があるように感じる。 そしてレシピの数だけ、「面倒くささ」があるのも事実だ。 その面倒くささは均質的なものではなく、下ごしらえ、本調理、そして後片付けと、それぞれ「めんどくさいポイント」が異なるのが、料理のやっかいなところでもある。 そこで、料理好きの友人やベテラン主婦、家族に聞き取り調査を重ね、自分でもチャレンジした上で、「一見簡単そうだが、いざ作ってみると意外とめんどくさい料理」について考えてみた。